仏歯寺。
その名の通り仏陀の歯が祀られているお寺。
スリランカ仏教の聖地として崇められる仏歯寺は
スリランカきっての観光地としても名高い寺院。
キャンディに滞在するなら
大抵の観光客は真っ先に見学するところなのだけど・・・
すでに三日が経過している私たち。
仏歯寺見学をここまで引っ張っていたのは
それなりの理由があるのです〜(^o^)v
仏歯寺では1日3回、プージャーと呼ばれる礼拝時間に
仏歯が奉納されている部屋の扉が開く。
といっても、仏陀の歯そのものを拝めるわけではないのだけど
その時間に参拝する人々が多い。
プージャーの時刻は、午前5時半、午前9時半、午後6時半。
せっかくなら
観光客の少ない=熱心なスリランカ仏教徒が多い時刻に見学しよう!
というわけで、街灯もなく足元もおぼつかない暗闇の中
やってきました仏歯寺へ。
観光客用のチケット売店はガラガラだけど
スリランカの人々は続々とやってくる。
どこかエキゾッチックな太鼓の音に導かれるごとく・・・
参拝に訪れる人の列、列、列!!!
この奥に仏歯が納められている部屋がある。
お花やごはん(白米)といった供物を手に
押すな押すなと詰めよる人々の熱気がとにかくすごい。
手からこぼれた花びらやごはんつぶで
そこらじゅう、床がネチネチとしてるけど
そんなことは皆まったくお構いなしだ。
仏歯の部屋の参拝を終えて
記事の最初の写真に写る八角形のお堂の中に入ってみた。
ここは参拝客もぐっと減り、落ち着いた空間。
お坊さんに促されるまま、手渡されたお花を手向けた。
じつはここ、図書館。
ヤシの葉に書かれたという貴重な写本も飾られていた。
現代に残る仏歯寺はすっかり外部を覆われていて
全貌を拝むことはできないのだけれど
その壮麗さは細部にもよく表れている。
同じ仏教寺院といっても
日本のお寺とはちょっと違った空気が流れているのだけど・・・
この釣鐘を見たら、やっぱお寺だよね〜って実感(^ ^)
外はすっかり夜が明け
1時間と聞いていた開扉時間もすっかり回ってしまったけれど
参拝に訪れる人はまだまだ後を絶たない。
それにしても、なんて信仰心の篤い人々なんだろう。
同じ仏教徒とは到底思えない熱心さに圧倒されっぱなしだ。
団体観光客も多く訪れる9時半や、18時半の回では
味わえない異世界観たっぷりの早朝に来てみてよかったな。
とはいえ、早起きですっかりクタクタの私たち。
宿に帰って朝食をとったらバタンキュー💤
午後はジャナカさんちでお昼をごちそうになる約束!
楽しみだなぁ〜♪
シンハラ語でありがとうは「イストゥーティ」
今日も読んでくれてありがとう♪ イストゥーティ\(^o^)/