10〜12世紀の昔
シンハラ王朝の首都があったポロンナルワには
広範囲に渡り遺跡群が残っている。
主な見所だけでもその距離は6キロにも及ぶ・・・
若者の(?)私たちでも、さすがにこの炎天下
これだけの範囲を自転車で回るのはキビシイと
ここではトゥクトゥクを半日チャーターすることに。
ポロンナルワもまた
遺跡とはいえ未だに信仰の対象となる聖地でもあるので
裸足で見学しなければいけない箇所がいくつかある。
これがシンドイんだな〜(+_+)
でも身体にはすっごくよさそう。
いまにも踊り出しそうな
躍動感溢れるレリーフがあちこちに。
これこれ!なんだと思う?
近づいてみると・・・
文字らしきものがみえる。
こたえは石の本!!!
こ〜んなに大きいんだよw(゚0 ゚)w
トゥーパーラーマというお堂にて・・・
なんとはなしに仏像に手を合わせていたら
お堂の番をしている男性が照明を消して
とても感動的な光景を見せてくれた♪
どうやら仏教徒にだけの特別サービス(?)らしい。
こちらの壁↓は宮殿跡。
いまは3階の壁までしか残ってないけれど
その昔はなんと!7階建てだったというからオドロキだ👀
かなり大きなダーガバ(仏塔)もいくつも残る。
ポロンナルワの遺跡群のなかでも一番の目玉は
この巨大な石像たち。
左の立像を見てごらん?
腕を組んでちょっと変わったポーズだろう?
あれはね、仏陀がちょっとリラックスしてるんだ。
耳をみてごらん?
ほ〜ら、片耳が長くだら〜んと垂れているだろう(^_^)
横になっている仏陀は涅槃像だよ。
涅槃(ニルヴァーナ)に入っているか否かの違いは
足元を見れば一目瞭然なんだ。
ほら、右足と左足がちょっとだけずれているだろう?
これが涅槃に入っている証拠だよ。
聖職者と思しき男性がそう説明してくれた。
修復中の足場に囲われているけれど・・・
全面にびっしりとレリーフが残るこの建物は
遺跡群のなかでも最北端に位置するティワンカ・ピリマゲ寺院。
この寺院の内部でも仏像に手を合わせていたら、お線香を手渡されて
仏教徒のみ立ち入りが許されるという秘密の(?)スペースに案内された。
ふだん仏教徒であることをあまり意識していない私たちだけれど
このときばかりは不思議と神聖な心持ちに。。。
半日、たっぷりじっくりポロンナルワの遺跡を堪能したところで
トゥクトゥクの運ちゃんから驚きの情報を入手した私たち。
運ちゃん:明日どこに行くつもりなの?
私たち:明日はダンブッラに移動するよ〜。
運ちゃん:明日はスリランカの新年だからバスはみんな休みだよ!
移動するならタクシーかトゥクトゥクしかないだろうけど
運ちゃんたちも大体みんな休むから
移動するのは厳しいんじゃないかな?
私たち:!!!Σ( ̄□ ̄;)
宿に戻り、オーナー家族に訪ねて同じ回答・・・
(だったらなぜチェックイン時に教えてくれないのか?
とも思ったけれどいまさら言っても後の祭り)
さぁて、どうしよう???
ダンブッラまでバスで行けば二人でも300円程度。
一方、タクシーより安いトゥクトゥクを使ったとしても
5000円以上はかかる気配。
悩んだ結果、既に確定している今晩の一泊分を無駄にしてでも
まだまだその方が安くあがるので、大慌てで荷物をまとめ
ローカルバスに飛び乗りダンブッラへと移動💨
夕刻、ダンブッラの宿に着くと・・・
明日は新年だからお店はみんな休みだよ!
食事もできないだろうから
今日のうちに買い置きしておいたほうがいいよっ!!!
宿の人に促され、一息つく間もないまま
これまた大慌てで買い出しに出かけた💨💨💨
あ〜ツカレターーー(; ̄‥ ̄)=3
大晦日に観光なんてするもんじゃない?!
シンハラ語でありがとうは「イストゥーティ」
今日も読んでくれてありがとう♪ イストゥーティ\(^o^)/