今日は1日Anuradhapuraアヌラーダプラ観光。
ここは約2500年前につくられたスリランカ最古の街。
だからいくつも重要な仏教の古い遺跡や寺院があり、
ユネスコの世界遺産にも登録されてる。
そして、それらの遺跡や寺院は広い範囲で点在してるので
全てを見て廻るにはトゥクトゥクに乗るか
自転車を借りた方がいいらしい。
オレたちは若者だから(?)、当然自転車を選択。👊
早速宿で自転車をレンタルしてみると、ちょっと驚かされた。w(゚0 ゚)w
なんと日本のママチャリだったのだ!
写真を取り忘れちゃったのが残念なところだけど、
オレたちが借りた自転車は
100%日本から持って来たと思われるママチャリ。
元持ち主の名前こそないものの、日本語の説明書きや
自転車防犯登録とか自転車店のステッカーが貼ってあったりした。
恐らく日本で乗られなくなった自転車を
スリランカに運んで来たんだろうね。
久しぶりのママチャリ。
まさかスリランカで日本のママチャリに乗ることになるとは…
そんなことを考えながら最初の目的地である
ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバへ向かった。
ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバに到着~~~🎵
でっかいね~!ダーガバっていうのは仏塔のことで、
こういうものが仏教の聖地の一つであるアヌラーダプラには沢山ある。
ちなみに、スリランカは敬虔な仏教国だ。
だから(?)寺院等の仏教の建物や敷地に入るときは
絶対に裸足にならなくてはならいない。
そういった所はとても神聖な場所だからだ。
小さくてちょっとわかりにくいけど、これは裸足の少女。
こんな感じでみんな裸足でお参りをしてる。
ちなみにこの寺院に行ったのは朝10時ぐらいだったんだけど、
スリランカの強い日差しによって熱せられた敷石は半端なく熱い!
オレたちにとっては相当しんどい温度。
でもスリランカの人々は涼しい顔をして裸足で歩いてる。
この人達めっちゃ強い!
続いてトゥーパーラーマ・ダーガバ。
アヌラーダプラ最古の仏塔なんだそうな。
ここには仏陀の右鎖骨が奉納されてるらしい。
お次は涅槃像があるアバヤギリ・ダーガバ。
お~涅槃像だ!
う~ん仏教の国に来たな~~~って実感するね。
それにしてもスリランカは暑い。ι(´Д`υ)
暑いだけじゃなくて、まるで日本の(東京の?)夏のような湿度がきっつい。
久々の蒸し暑さに汗がダラダラ流れ落ちる。
今日のアヌラーダプラ巡りはまだまだ長丁場だし、
ちょっと日陰で一休みをすることにした。
そしたら、この寺院に来ていた地元の小学生に囲まれた!
学校で英語を習っているのか、片言の英語で話しかけてくる。
いいね~その積極性!!
反対にオレたちが片言のシンハラ語で話しかけると、
発音を直されたりして…
オイオイ厳し~な~~~(笑)
その次は立派なムーンストーンがあるクイーンズ・パビリオン。
ムーンストーンとは半円形の敷石で、ここから先が
非常に神聖な場所であるということを示す大事なものだ。
ここまできれいな彫刻が残っていることは少ないけど、
スリランカの寺院には大抵これがある。
ムーンストーン以外にも階段に彫られたレリーフもスゴい。
これは様々な神様の彫刻。
今にも動き出しそう。
こちらはラトゥナ・プラサーダという宮殿跡にあるガードストーン。
スリランカで最も美しいガードストーンと呼ばれてるらしい。
下の写真はラトゥナ・プラサーダとは別の場所にあった
ガードストーンとムーンストーン。
ムーンストーンの両サイドには日本の神社の狛犬みたいな感じで
大抵このようなガードストーンがある。
そして場合に寄っては階段の部分に象のレリーフがあったりもする。
こっちはクッタム・ポクナという沐浴場。
パッと見、一つにしか見えないけど実は奥にもう一つ沐浴場がある。
沐浴場には5つ頭のコブラの彫刻があった。
コブラは水の神様的な存在らしい。
そしてこれはスリー・マハー菩提樹。
これは仏陀が悟りを開いたことで有名な
インドのブッダガヤにある菩提樹の
分け木が大きく育ったと言われてるものだ。
菩提樹の下で多くの人がお祈りをしていたのが印象的だったね。
最後に行ったのはイスルムニヤ精舎。別名ロック・テンプル。
ここは巨大な岩のたもとにある本殿の涅槃像と
寺院内にある博物館に展示されてる王族や神々のレリーフが有名。
そしてこの寺院の岩がこれまたスゴい。
ロック(岩)・テンプルって呼ばれてるのは伊達じゃないね。
こんな絶妙なバランスで岩の上に岩が乗ってる
すぐ下をくぐって頂上まで向かうのだ。
上に乗っかてる岩は、特に何かで支えられてるわけじゃない。
あくまで自然な状態。
なんでこんな風に岩が岩の上に乗っかるんだろう?
自然ってすごい!
寺院の奥に御神木っぽい木があったので行ってみると、
地元の老夫婦に声をかけられた。
しかも片言の日本語で!
どうやら旦那さんは以前日本の会社で働いてたことがあるらしく、
スリランカに電線を張る仕事をしてたそうな。
「自分たちがスリランカに初めて電線を張ったんだよ!」
彼は誇らしげに言ってた。
数十年も前の話らしいけど、一緒に電線を張った仲間である
日本人の名前を何人も覚えてる旦那さん。
なんだかちょっと感動したね。
ちょっと話をした後、彼らに蓮の花を手渡された。
「せっかくだから、菩提樹(御神木)にこの花を供えて行ってくれないか?」
白と紫の蓮の花。
オレたちが花を供えてお祈りをしていたら、
旦那さんがオレたちの旅の安全を祈ってくれた。
オレたちなんてただの通りすがりの旅人なのに、
なんと有り難いことだろう。
スリランカの人達は本当にあったかいね。
いや~それにしても、アヌラーダプラ巡りは暑くて大変だった。
スリランカは赤道に近いから
ある程度の高温多湿には覚悟をしてたけど、
こんなに湿度が高くて蒸し暑いとは!!
それに加えて、途中でチャリがパンクしたのがきつかったな~~~ ○| ̄|_
明日行くのはミヒンタレー。
そこは1800段以上の階段を上らなくちゃいけないみたいだし…
オレたち大丈夫か???
シンハラ語でありがとうは「イストゥーティ」
今日も読んでくれてありがとう♪ イストゥーティ\(^o^)/