前回の記事の通り
昨晩はアドリアーノさんと一緒に夜のリオを歩いてきた。
アドリアーノさん宅のテラスからの夜景。
矢印の先、一際明るいところ。
クローズアップしてみると分かるかな?
じつはここ。
リオのカーニバルのメイン会場となるあの場所。
これを見られただけでもなんとなく
リオにやって来た感が高まる(笑)
彼の家があるサンタ・テレサ地区。
写真では人気のないように見えるけど
地元の人たちが集うローカルな雰囲気の飲み屋がいくつもあり
そんなに危険な感じはしない。
屋台で売っていたキービ。
指さし会話帳にも載ってたブラジル名物のひとつ。
でも、キービ(キビ)という訳(やく)しかなくて
一体どんな食べ物なのかがわからない。。。
キービってなんなの〜?と尋ねると
あれ、イランとか行ってきたんだよね?知らないの?
とアドリアーノさん。
キービはアラブ・イスラム系の移民が
ブラジルに持ち込んだ食べ物だよ。
う〜〜〜〜ん。。。(悩む私たち)
もしかして!!!
あれ、あれじゃない?!
そう・・・ブラジルのキービって
クルド伝統の料理『イチリーキョフテ』のことだ!!!
さっすが移民の国、ブラジル。
食も奥が深いわ〜。
起伏の多いサンタ・テレサ地区。
じつはつい近年までトラム(路面電車)が通っていた
ポルトガルはリスボンを彷彿とさせる街並なのだけど・・・
名物のトラムは大事故をきっかけに廃止されてしまったという。
あの壁画に描かれているのが
その事故で亡くなった運転士なんだ。
彼はとっても優しい人柄でみんなに好かれていたんだ。
そんな彼を忍んで
そしてトラムの復活を願って、あの絵が描かれたのさ。
どこかのバーで演奏されているボサノヴァが耳をかすめる。
ボサノヴァ、日本では人気なんだってね?
と不思議そうなアドリアーノさん。
ブラジル人といえど
彼のような年代にはいまいちヒットしないのかな?
そんな彼も前回の記事にあるような
ビートの利いたブラジル北東部の音楽にはノリノリだった♪
よ〜し、せっかくだからリオ名物のアレが見られる道を通ろう!
というアドリアーノさんに続き、グロリアの辺りに下りてきたら
いました!!!
露出たっぷりの衣装(?)で道端に立つお姉さん。
ではなくて、正しくは元お兄さんの方々。
つまり・・・というわけです(;゚∀゚)
(さっすがにカメラは向けられず💦)
このカリオカ水道橋を中心に
グロリア(GLORIA)地区からラパ(LAPA)地区にかけてが
夜のリオが盛り上がりをみせるエリア。
路上やライブハウスのような場所のあちこちで
さまざまなジャンルの音楽が演奏され
思い思いの動きで踊ったり、お酒を酌み交わす人々の様子は
生き生きハツラツとしていて
夜のリオという物々しそうなイメージを覆させられる。
とはいえ、ここはブラジル。
当然、細心の注意は最大限必要!
それでも、この辺り(とくにラパ地区)は
(週末というのもあったのかもしれないけれど)
昼間の方が軒並店が閉まり
ゴーストタウンのように殺伐としていたというのもあり
至るところに警察官が巡回している夜中の方が
むしろ日中より安全なのでは?
という印象すらもってしまったけれど・・・(^_^;)
断じて!!!
夜のリオに繰り出すのを勧めているわけではありません。
誤解なきよう。
友人の案内なしには知ることのなかった世界。
リオのナイトライフをお届けいたしました(^ ^)
ポルトガル語でありがとう(女性がいうとき)は「オブリガーダ」
今日も読んでくれてありがとう♪ オブリガーダ\(^o^)/