この日はラパスから西へ約70km離れた場所にある
ティワナク遺跡に行ってきた。✌️
朝の8時過ぎ、宿までガイドさんが迎えに来てくれた。
オレたちの前にすでに何人か車に乗ってたけど、
その後同じようにピックアップを繰り返した。
最終的にはブラジル人3人、オーストラリア人1人、
アメリカ人1人、フランス人3人、スペイン人1人、
ウルグアイ人2人、オレたち2人、ガイドとドライバーの合計15人で
トヨタのハイエースに乗って遺跡を目指した。
こないだまでいたウユニはランクルばっかだったけど、
ここラパスを走るワゴン車の9割はハイエースだね。
トヨタすげーな!!
ここがティワナク遺跡の入口だ~💨💨💨
最初に遺跡の中にある博物館でティワナクの文明や歴史についてお勉強。
館内が写真撮影NGなのは残念だったけど、展示は結構面白かった。
ガイドの説明(スペイン語&英語)があったからある理解できたものの、
もし展示してあるものを見るだけだったら
ほとんどわかんなかっただろうな〜〜〜
いや〜ガイドさまさまだね。 (^ω^人)
それにしても毎度のことだけど、社会の先生をやってたのに
知らないことが多すぎでまいるね。(苦笑)
でも、そういう知らなかったことを知る為に
旅に出てるのだから、まぁ良しとしておこう。(。-д-。)ゞ
それから、何かしら困った時やわからない時には
スペイン人やウルグアイ人、ブラジル人に聞いて助けてもらった。
英語圏の人達よりなんとな~く温かいんだよね、彼らの方が。💠
博物館見学の後はメインの遺跡巡りに出発。
これは遺跡の見取り図。立体的でとてもわかりやすい。
これを見てたウチの嫁が右上にある目印を見つけ、
あれ?これって世界遺産のマークだよね?
ティワナク遺跡って世界遺産なの?と、のたまった。
おいおい!知らなかったんかい~? ヾ(-_-*)
ボリビアで世界遺産っていったらここティワナクは外せないだろ~
って言ったら、嫁さん石になってた。
だけどね、別にいいんだよ。世界遺産かどうかなんて。
これからもどんどん増えてくし。(笑)
オレたちが見たいモノを見るのさ~~~!👊
そんな無知なオレたちのために(?)ガイドさんが色々説明してくれる。
ティワナク文明が始まったのは紀元前1580年だそうで、
しかも未発掘の場所がまだまだ沢山あるから
未だに解明されてない謎も多いんだって。
オレ、ここがインカよりも
前の時代の遺跡だってことぐらいしか知らなかったよ~
これは遺跡の一部の石壁なんだけど、
石がキレイに削り出されててビックリ。 w(゚0 ゚)w
見てよ、この直線と直角!
ちなみに色が濃い方がオリジナルの石で、
白っぽい方が現代人が復元した石。
よ~く見ると白い石の方がビミョーにデコボコなんだよね。
道具が揃った現代の方が真っすぐに出来ないなんて!
「なんで?」ってガイドに質問したら、
「何でだろうね?」って言われた。(笑)
こういうガイドさん、たまんないね。(笑×2)
お次は太陽の門。☀️
門の上部には細かいレリーフが残ってた。
これにはティワナクの暦が表現されてるんだって。
真ん中の神様(ピラコチャ神というらしい)を囲うように
48の戦士たちが描かれ、これが48週を表してるんだような。
ようするにティワナクの暦は48週間だったらしい。
続いてモノリートと呼ばれる巨大な石像。
石像には全身に細かい彫刻が施してある。
そして刻まれた全ての彫刻には、それぞれ意味があって面白い。
例えば、ズボンというかパンツの部分には◯(丸)が364個掘られてる。
これはティワナクの暦が1年=364日だったことを示してるんだって。
48週で364日っていうのがどういう計算にになるのかチンプンカンプン。
スペイン語&英語力不足のため理解できなかった。💦
頑張れ、オレ!!
こっちはピラミッドの隣にある半地下の神殿。
この半地下神殿の壁には多くの顔が彫られている。
いろんな表情があって面白かったけど、
風化が進んでしまっているものも多かったのが残念。⤵
修復や保存に向けて努力をしているようではあるけれど、
恐らく資金不足なんだろうと思われる。😖
ティワナクのことを知りたくてWikipediaを見てみたら、
「入場料は10US$するが、破壊がすさまじく、めぼしいものはない。」
なんてことが書いてあった。
確かにこの遺跡、過去にはピラミッドの石材等を
線路の枕木がわりに使っちゃってた…なんてこともあったらしいし、
スペインの植民地時代に破壊されてしまった部分も少なくはない。
けれど、それでも素晴らしいものが沢山残ってるのは事実!
もしボリビアに行くことがあったらぜひ見てほしいな~と思う。
一見の価値はあります!! \(^o^)/
これは、ラパスに戻る帰り道。
遠くに雪が積もった山々が見えた。(行きの時にも見えてたんだけど。)
ラパスの周りには6000m級の山々が沢山あって本当にキレイ。
ラパスからほんのちょっと足を伸ばせば、
そういった山々に行ける(登れる)みたい。
いつかそういうとこも行ってみたいね。 ヽ(*´∀`)/
夕方にはラパスに到着した。
これまた知らなかったんだけど、ラパスはフォルクローレの本場らしい。
だから夜はフォルクローレのお店に行こうと思ってたんだけど、
演奏が始まるのは8時過ぎでお腹が減って耐えられない…😵
さらには、その店の料理がかなり高めだったこともあり
先に別の店で夕飯を食べることにした。
向ったのは昨日も食べに行って美味しかったお店。 ( ̄ー+ ̄)
40ボリビアーノ(約600円)でスープにメイン、デザートも食べられる。
しかも地元の食材であるキヌアやチョクロ(とうもろこし)、
リャマ、トゥルーチャ(鱒)等が食べられるから面白いし、
味も良かったし申し分なし。
このお店『THE COLONIAL POT』はおススメだね!
住所はCalle Linares 906だよ〜
夜8時、バッチリ食事をとってフォルクローレのお店へ。
中に入ると演奏が始まった。🎵
これはサンポーニャっていうアンデスっぽい響きがする民族楽器。
一つの筒がひとつの音で、なんだかハーモニカみたい。
他にもチャランゴやギター、
ドラムが加わって、アンデスミュージック全開!
ダンサーも入ってきた!
このお店はボリビアの幾つかの民族の踊りを披露するのが売りみたいで、
ダンサーが何度も衣装を変えて出て来た。
どれも個性的で楽しかったね!
あ~それにしても充実した一日だったな~!!