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フェネル地区と日曜モスク

トルコ

先日知り合ったチリ人のルイスさんと。
店先で向かい合う男性二人
スパイス屋の前で食談義中の二人。

金角湾沿いに歩いていく。
海岸で撮影する三人
私たちの後ろにいる男の子・・・
公園で上半身裸の子供三人と歩く男性
そう。彼らはただいま水遊び中。

東京よりも人口の多いイスタンブール。
そんな大都市の中心部だというのに
まだまだ、こんなのどかな光景が・・・

そして、これもイスタンブールらしい風景のひとつ。
公園の芝生に落ちているひまわりの種のカス
じゃ〜ん!ひまわりの種の殻(食べかす)。
水辺に特に多く見られる・・・気がする。

今日目指すのはFENER(フェネル)と呼ばれる地区。
ギリシャ史に詳しいルイスさんによると
かつてオスマン帝国の時代には
ギリシャ人をはじめとする外国人が居住する地区だったそう。
建物の間に洗濯物が干されている通り
細くて急な勾配の坂道を登っていく。
急勾配の通りの先に見える海
振り返ると金角湾がわずかに覗く。
両脇に古い建物が並ぶ石畳の坂道
下町風情の街並に顔を出す煉瓦造りの建物は
かつてのギリシャ人学校。
古い木造建物がある通り
異人街らしさがいまは殆ど残っていないね〜と
ルイスさんは少し残念そうにしていたけれど
イスタンブールはじめトルコ各地を巡ってきた私には
服装や醸し出す雰囲気など
この辺りに住む人たちに独特の空気が感じられた。

それが興味深くて少し調べてみたら
こんな表記があった。
「ここフェネルには、因習的な家父長制を守って
暮らしている人たちがいます。」

そのためなのか・・・
他の地区の人たちよりもイスラム色の強い出で立ちの人が
男女問わず多い気がした。

骨董屋の店頭。
骨董屋のトランクに入って眠る猫
商品の上でのびのびお昼寝中。
猫に優しい国トルコならではの光景。
蔦が絡まる壁がある煉瓦造りの家
フェネル地区。
歴史的な街並のなかに生活感溢れていて
なかなか魅力的な街並。

個人的にはかなりツボだったけど
私たちが散策中、建物の上から
水風船を投げ落とされるという出来事もあった。

子どもたちのいたずらではあるようだけど
たしかにちょっと寂れた雰囲気のある地区なので
ひとり歩きや時間帯には注意がいりそうだ。

地元のおじさんたちに道を聞きながら
次に訪れたのはファティ・モスク(Fatih Cami)。
白い壁と青い屋根のモスク
日曜だからか、家族連れの姿が目に付く。

モスクのなかで思い思いに過ごす人々。
赤い絨毯のモスク内部
お祈りする人。
モスク内で座る女性たち
のんびり寛ぐ人。
写真はないけど、横になって寝てる人もかなりの数。
モスク内で立っている男性と走る子供
そして、走り回って遊ぶ子どもたち。

時間帯(礼拝外の時間)にもよるけれど
モスクのなかって、思っているほど厳しくない。
というか、けっこう緩かったり・・・
イランみたいに男女きっちり別れていたりするとかえって
なかではかなり自由に過ごしてたりするから面白い。

ルイスさんとの会話は基本スペイン語、
そしてたまにイタリア語なのだけど
彼は言語に非常に関心が高いらしく
「これはイタリア語でなんていうの?」とよく尋ねてくる。

私たちのようなイタリア語力で人に教えるなんて・・・と
こちらが気恥ずかしくなってしまうのだけど
彼にしてみたら、折角イタリア語を知っている人といるのだから
お喋りついでに少し教わっちゃおう!的感覚らしい。

それはイタリア語に収まらず
「(看板を指さして)あの単語なんて意味?」
「今日(きょう)ってトルコ語でなんていうの?」と
トルコ語についてまでも、どんどん質問してくる。

あの単語は・・・たしか歴史って意味だったから
あれは歴史的=伝統的な料理のレストランってことだよ!

今日(きょう)はトルコ語で「ブギュン」
ブが「この」でギュンが「日」だから
「この日=今日」でブギュンになるんだよ♪

そうこう答えているうちに、
こちらも頭の奥底にしまわれていたトルコ語を
引き出しから引っぱりだされて、かなり頭の体操になった。

それにしても、ルイスさんの言語に対する積極性には脱帽!
私たちもがんばろ〜っo(^-^)o

イスタンブール下町散策、続きます〜♪

トルコ語でありがとうは「テシェッキュレル」
今日も読んでくれてありがとう♪ テシェッキュレル\(^o^)/

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