昨日からの雨がまだ降り続くイスタンブール。
屋根もあるしと、向かったのはエジプシャンバザール。
通称スパイスバザールと呼ばれるこの市場。
スパイス屋さんがズラッと軒を連ねて・・・
ないな?アレレ?(^∇^;)
なんか想像以上に土産物市場化してた。
スパイスを売ってるお店も専門店って感じじゃなくて
その他土産物各種取り揃えております的な店構え。
でも一歩外に出たらガラッと空気が変わった!
エジプシャンバザールの周囲は昔ながらの問屋街。
日用品、食器、アクセサリー、籠製品等々
雨天にも関わらず買い物に来た地元客でごった返してる。
バザール付近にはスパイスはじめチーズなど食料品のお店も。
安いよ、安いよ!的な威勢のいいダミ声も聞こえてきて…
やっぱ市場はこうこなくっちゃ(((o(*゚▽゚*)o)))
なんだ、あの円盤みたいの〜?
あ、これってもしかしてキュネフェかも?
本日のおやつ、即決♪
代表的トルコデザートのひとつキュネフェは
カダイフ(パリパリの極細パスタのようなもの)に
チーズを挟んで薄っぺらく焼いたもの。
ほら、チーズ入ってるでしょ。
トルコのお菓子ってどれもホント美味しくてキケン(笑)
問屋街の片隅に発見した小さな入口を登ると…
小さいけれどタイルの美しさは折り紙付きという
リュスティム・パシャ・ジャーミィ。
これがイズニックタイルか。。。
青いタイル、なんかポルトガルのアズレージョみたい〜。
なんてふと浮かんだけど・・・
そっか、アズレージョの方がイスラムの影響を受けてるんだっけ。
いろいろと巡ってくると、それまでは点と点だった土地が
こんなふうに意外なところで繋がるからオモシロイ(´・∀・`)
ちなみに、街中ではスカーフなしの女性も多いトルコだけど
ジャーミィ(モスク)に入場するときはもちろん
観光客もほっかむり必須です(フードで代用可)。
初モスクに感動の勢いでもうひとつ
橋のたもとにあるランドマーク的モスク、イェニ・ジャーミィへ。
威風堂々の中庭。
うっわー、こいつはまたすげぇや〜と夫。
いつの間にやら信者さんが集まりだして
1日に5回あるという礼拝が始まった。
信者さんと一般人エリアには境界があって
礼拝中でも問題ない様子だったので、そのまま静かに見学。
「アッラー、ほにゃらら…」とお経のように暗誦する声が響く中
一斉に揃ってお辞儀をしたり座って額を床につけたりする姿を
ただただじっと見つめていた。
礼拝が始まっていても、あとから続々と人々が集まってくるし
初めからいた人は、自分の礼拝(決められた回数があるよう)が終わると
まだお経(?)を暗誦する声は続いていてもさっさと帰る。
そのマイペースさに見ているこっちが一瞬えっ?!ってなる。
1日5回の礼拝は「みんなで一斉にする」ことに
もうちょっと重きがあるかと思っていたけど違ったみたい。。。
今日は貴重な体験ができたね〜、と帰り道。
雨凌ぎにと、二層構造になっているガラタ橋の下の
レストラン街を通ったら、さぁ大変!
前に立ちふさがって両手を広げて通せんぼされたり
日本語で「オチマシタヨー」と地面を指差し
気をひいて立ち止まらせようとしたり
そんなしつこい客引きのオンパレードで前に進めない!!!
そんなんされたらゼッタイ店に入る訳ないってば ┐(´〜` ;)┌
そっちがそうくるならこっちもやったるで!と
途中からは他の観光客グループに紛れて歩く作戦に。
ってそんな偉そうにいうほどの作戦でもないケド・・・
これが大成功〜〜〜(^o^)v
それが彼らのお仕事って分かっちゃいるけど
一人二人じゃなくってさ、揃いも揃ってやられると
さすがにこっちも荒んでくるよ。
と、そんなとき。。。
トラム乗り場で出遭ったスペイン女性の二人組と
久しぶりのスペイン語でのお喋り。
懐かしのラテンノリにすっかり癒されたぁ〜(*´ω`*)
なんて、ホッとしたのも束の間
トラム内でスリ事件が発生したらしく
下り際、地元民らしき年配の女性と
若い女の子二人組が取っ組み合いの大げんか!!!
いっや〜ホント気抜けないわ、トルコ。。。(;゚∀゚)