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イスラム色が濃い〜コンヤ

トルコ

今滞在してるコンヤKonyaは、昔トルコにあった
ルーム・セルジューク朝の首都だった街だ。
また、ルーミーという人物によって開かれた
イスラム教の一派メヴレヴィー教団の本拠地だったこともあり、
コンヤはトルコの中でもイスラム色が強い街なんだそうな。(^o^)/

確かに、街を歩いてると沢山モスクがある。
広場に建つモスク
大きいモスクはそれほど多くはないけれど、
イスタンブールで見てきたモスクよりも古い時代のモスクが多いみたいだね。
モスクと尖塔
モスクって建てられた時代によって様々な特徴があるから、
それを見比べるのもなかなか面白い。💡

ここはもともとメドレセ(イスラム教の学校みたいな場所)だったところで、
今はインジェ・ミナーレ博物館という博物館になってる。
コンヤにはモスクだけではなくて、このようなメドレセも多い。
四角い正面のモスクと塔
この建物の正面とミナーレ(尖塔)に施されてた彫刻はとても素晴らしかったね。

ところで、ここのミナーレって尖ってないじゃん?なんでだろ〜〜〜?
どうやら昔はモスクなどにあるミナーレと同様に尖ってたらしいんだけど、
ここに雷が落ちて1/3の大きさになってしまったんだって。⚡
額に入ったモスクの絵
↑これが昔の様子を描いた図。(ちょっと見えにくいけど勘弁ね。)
なるほどね〜〜〜(´・∀・`)

こちらはカラタイ博物館。
入り口の門に装飾が施されたモスク
ここも昔は神学校だった場所だ。

ここは中の天井がスゴかった!
青いタイルのモスクの天井
青いタイルの美しさはもちろんのこと、
ターキッシュトライアングルという
細い三角形を組み合わせたデザインは感動もの。

一見丸く見える天井のドームは、
実は正二十四角形だったりと非常に芸が細かい!
青いタイルで装飾された正二十四角形のドーム天井
ドーム全体を写真に収めることがどうしてもできないのが悔しいね。

この日最後のイスラム建築はアラアッディン・モスク。
入り口に木製の屋根がある石造りのモスク
13世紀に建てられた、結構古いモスクだ。

ここのモスク、中が面白い。
古代ローマやビザンツ時代の建物などから持ってきた柱が
そのままモスクの天井を支える柱として使われてる。
古代ローマの柱を使ったモスク内部のアーチ
しかも全体が微妙に傾いてる。😞
正直なところ、ちょっと心配。(苦笑)
トルコは日本と同様に地震が少なくないからね。

ところで…
以前トルコで大きな地震が起き、多数の死者が出たとか多くの建物が
倒壊したっていうような話がニュースになったことがあった。
地震が起きて人が死んだり建物が壊れちゃうのは残念なことだ。
しかしオレは、地震が起こることはある意味しょうがないと思うんだよね。
何故なら、地震とは天災で誰にも止めようがないから。

けれど地震が起きて沢山の人が亡くなったり建物が壊れちゃうのは、
それって人災なんじゃないかな?って思っちゃうんだ。
例えばトルコには、「こりゃ倒壊しても不思議じゃないな…」って
感じるような建物がやたらと多いんだよね。💦

古くてボロボロな建物は言うまでもないけど、
新しく今建設中っていう建物でさえも明らかに柱や壁が薄い。
これじゃあちょっと強い地震が起きたらすぐに崩れちゃうよ。😵

そんなトルコの建築物を見てたら、日本の素晴らしい
耐震技術を有効活用できればいいのにねっていう気持ちになった。
そういえば先日、日本とトルコの企業が協力し作り上げた
イスタンブールの海底地下トンネルが開通したことが話題になってたよね。
トンネルだけじゃなくて他の建物でも協力してやってほしいもんだ。

ところが今、日本の政府がトルコに売り込もうとしてるものの中には、
信じられないことに『原発』があるんだ。

なんで今?
他の国に日本の原発はスゴいんですって売り込む前に
日本で今起きてる原発の問題を解決しろよ!😠

なんか違うと思うんだよね。
おかしくないかい?

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