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ジャーミィ好きとスイーツ好きにはもってこい!エディルネ

トルコ
〜エディルネでみつけたヘルヴァ〜

これ↓何に見えます???
四角い大きな塊のようなお菓子とそれを切るナイフ
ウインドウの向こうの私たちの熱い視線を感じたご主人。
手招きして試食させてくれました。

ホロホロと崩れる食感。
胡麻のようなアーモンドのような芳ばしさに
ほっくりとした甘さ。
同じものではないんだけれど
もっと粉っぽくなるとマカオの杏仁餅に近くもある。

あ〜、でももっと似てるもの
前にどこかで食べた気が・・・
そうそう、スペインのあのお菓子トゥロン(※)だ!

これはね、HELVA(エルヴァ)だよ。とご主人。
お砂糖使ってるの?と夫が尋ねると
これこれ、と店内に並んでいた瓶のラベルを見せてくれた。
(エルヴァはエディルネ訛りの読み方で
トルコ一般ではヘルヴァと発音するそうなので以下ヘルヴァで統一)

あーーーっ、てんさい!やっぱね〜(´・∀・`)と私たち。
液状なので一見蜂蜜のようにもみえるけど、これはてんさい(甜菜)糖。
ここトルコのスイーツには
てんさい糖使用のものが多いことが最近わかってきた。
だから、しっかり甘いけど甘過ぎない素朴な味になるんだね。
トルコのお菓子店の外観
このお店、商品はウィンドウに並ぶヘルヴァのみにも関わらず
私たちが覗き初めてからお喋りして購入して去るまでの間
入れ替わりお客さんがやってくるという繁盛ぶり✌
トルコスイーツ好きは要チェックだよ〜!
場所はこの三角屋根が連なる建物がある通り。
商店が並ぶトルコの通り
そして同じ通りにまったく別のヘルヴァを発見👀
お菓子が並ぶショーケース
これ↑。写真上のパック詰めの黄色い物体。

もともとはその下の丸いお菓子を買いに寄ったんだけど
この黄色い物体は何???と興味津々の私たちに
ハイヨ!とご主人が試食用のスプーンに取って差し出してくれました。
ん???ヨーグルトっぽい味を感じるゾ?(´・ω・`)

これなんて言うの???と紙に書いてもらったら
ペイニル・ヘルヴァ(PEYNIR HELVA)
その名もトルコ語でチーズのへルヴァ。
そっか、ヨーグルトっぽい酸味はチーズか。。。

でも、さっきのヘルヴァと見た目が全然違うよー w(゚0 ゚)w
へルヴァ・・・なかなか奥の深いお菓子だ。
紫色の看板のトルコのお菓子屋
こちらお店も取り扱い商品は、チーズのへルヴァと
ウィンドウの丸いお菓子(+α)の専門店。
丸いお菓子は胡麻ペースト風のソースが付いてこれも美味♪

※スペインのトゥロンは二種類。
まずは、硬めのトゥロン・デ・アリカンテ。
日本では仏語のヌガーの呼び名で知られているお菓子。
アーモンドなどのナッツやドライフルーツを
を砂糖や蜂蜜等でガッチガチに固めたあのお菓子。
ちなみに伊語ではトッローネ。

そして、同記事前述のへルヴァと良く似ているのが
柔らかめのトゥロン・デ・ヒホーナ。
きな粉を思わせる風味が懐かしい、歯にも優しいトゥロン(笑)
この二つがあまりにも似ていたので
その関係性を調べたところ・・・

アラブ文化圏のお菓子であるへルヴァが
イスラム支配下にあったスペインに伝わりトゥロンとなり
ヌガー(仏)、トッローネ(伊)として欧州に広まったそう。

一方、伊トッローネが欧州ヌガーの元祖説もあるけれど
スペイン勢力下にあったナポリが
イタリアにおけるトッローネのルーツらしいので
個人的にはトゥロン→トッローネ説を支持。

さらにはこのトゥロン、スペイン植民地だった
ペルーやフィリピンにまで伝わっているんだって!

いろんな土地を訪れているうちに
思わぬところで世界がどんどん繋がっていくこの感覚が
たまらないんだよね〜(^_^)

ただし、ペルーやフィリピンに伝わったトゥロンは
名は同じでもまったく別物になっちゃったみたいだけどね。

ここだけの話・・・
スイーツネタで文章長過ぎーーー👊と
夫からまさかのダメ出し
しかし、我ながら長過ぎだね〜💦

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