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歴史的隠し財宝とイスラム起源の小さな街

スペイン

今朝もベレンさんとの勉強会からスタート。
チョコラテのカップとデザートとノートが乗ったテーブル
今日のお題は「シ」と「ツ」、「ン」と「ソ」の違い。
これは、イタリアの友人アレックスにも以前説明したっけ。
外国の人にとっては難関みたいだね。。。

その後はフェリックスのクルマで
彼の生まれ故郷VILLENA(ヴィジェーナ)へ。
スペインのカラフルな田舎町
カラフルな家々が軒を連ねるとてもカワイイ街並。
城遺跡の一部
でもその昔はこのお城とその周囲はジプシーの居住地だったとか。

じつはこの小さな街に
ヨーロッパ史上、一二を争うほど貴重な歴史遺産があるという。

それがこの金銀財宝✨
(この棚、見学時以外は扉が固く締められてます!)
博物館の陳列棚
なんと!!!
紀元前千年、つまり三千年以上も前の「純金」の品々が
写真上部の素焼きの瓶(カメ)にぎっしり詰まって発見されたんだって👀
ひとつで500グラム(もちろん純金)もするブレスレットもある(*゚o゚)ノ

その周囲には建物やお墓らしき遺構がまったくなく…
どうやら大昔の富豪の隠し財産が
そのまま土中で3千年も眠っていたのでは?と見られているそう。

これだけの量の純金ってだけでもオドロキだけど
近くでみると、その細工のこまやかさに驚嘆させられる。

ヴィジェーナからさらにクルマを走らせること10分。
次なる目的地は、これまたお城の街BIAR(ビアル)。
ここで、この街に住むフェリックスの友人達と合流!
遠くに城が見える道
この辺り一帯、ホントにお城が多い。
お城街道というとドイツやフランスを連想しがちだったけど
スペインにもこんなにいっぱいあったなんて
恥ずかしながら、全然知らなかった。

スペインのこの地域(バレンシア・アリカンテ地方)のお城の特徴は
ムーア人(イスラム教徒)に起源を持つものが少なくないということ。
ここビアルも、もともとはムスリム(イスラム教徒)の街。
その名残のひとつがこの教会。
石造りの教会
もとはメスキータ(モスク)だったこの教会はメッカを向いて建っている。

お城を中心にぐるぐると螺旋状に道が続いているのも
ムスリム(イスラム教徒)の街の特徴なんだって。
石畳の階段の道
写真じゃちょっとわかりにくいけど
こちら(階段下)側の道はぐる〜っと街を囲んで
階段の上にある道に続いてる。

教会の向きや、街のなりたちなど
自分たちだけで観光していたら気づかないようなことも
友人達からいろいろと教えてもらえて、とってもありがたい♪

アルコイの街の話題でも紹介したお祭り
MOROS Y CRISTIANOS(ムーア人とキリスト教徒)は
この地域のほとんどの街で開催されている有名なお祭り。
ムーア人(イスラム教徒)とキリスト教徒の戦いの歴史が
このお祭りを通して現代に語り継がれている。

そうそう!このお祭り、街の人々にとっては
参加すること自体が一種のステイタスになっているらしく
借金してまでこのお祭りに参加する人も少なくないとか w(゚0 ゚)w
(衣装も豪華だし参加費用が相当掛かるらしい)

お城から見下ろす街並。
城から見下ろす石造りの町並
遠方にソーラーパネル畑(?)が広がっている。
じつはこの地域、スペイン最大規模のソーラーパネル畑がいくつもある。
こういうとこ、ちょっと感心。

城砦の脇を歩く三人

日が暮れた石造りの町
教会前に戻った頃にはすっかり日が暮れていた。

スペインの街って、夜になると別世界。
まるで映画のセットの中に迷い込んでしまったみたい(*´ω`*)


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