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スペイン南部の古城のある町

スペイン

今日はカスタージャCastallaという町に行った。
この町にはとても古い城がある。

この城、普段は閉まってて中は見学できない。😵
前もってアポが必要なんだって。
だから先日、フェリックスはオレたちのために
この町の観光案内所に連絡をとり見学できるように頼んどいてくれていた。✌️

普段はある程度まとまった人数じゃなければ
城の見学は出来ないらしいんだけど、
日本から来たオレたちのために特別に城を開け、
案内までしてくれるということらしい。 w(゚0 ゚)w
こんなVIP待遇を受けちゃっていいのかな〜?(笑)

ところがその町に出発する直前、フェリックスに急用が入ってしまい
約束の時間に遅刻してしまったのだ~😞

ヤバい!オレたちたった3人のために城を見せてくれると言うのに…
焦るオレたち。車をとばすフェリックス!
車のスピードメーター
制限速度を余裕で超える時速160km!!🚗

待ち合わせの時間には間に合わなかったものの、
約束の場所にどうにか到着。💧
ところが、案内係のアンドレスさんは
オレたちが遅れたことを全く気にしてない様子。
よかった~~~!さすがは遅れることが当然な国の人々!!
こういう時には本当に助かる。(笑)
こんな感じで城の見学が始まった。目指すは丘の上の城。

城への道をどんどん進む。💨💨💨
石畳の道
この城も丘の上に建っているから、坂道を登らなければならない。
基本的に城ってのは戦争に負けちゃいけないものだから、
そう簡単には攻め落とせない高い所にあるのが鉄則。👊

やっと城の入口が見えてきた。
石造りの城の一部
この城は周辺にある他の城と同様、様々な支配者が城の持ち主となったため、
様々な建築様式が組み合わさっている。
例えば、手前の四角い部分は最初にイスラム教徒が作った部分。

丸い部分は後でキリスト教徒が建て増しした部分。
城砦の一部にいる二人
城の細かい説明をアンドレスさんが英語でしてくれたんだけど、
俺たちにとっては今までで一番聞き取りやすい英語で、ホントに助かった。

城の中には幾つも部屋があった。
ここは城の最上部にある秘密の部屋。
ゆえに、こんなに入口が狭い。
石壁の中の小さな入り口を通る男性
フェリックスは身長170cmぐらいなんだけど、結構かがまないと通れない。

これは城壁。正面にあるのは見張り台。
城壁の見張り台
この城からは近くの町はもちろんのこと、周囲の山まで見渡せる。
山の切れ間からは、なんとアリカンテの近く海(地中海だよ!)も見えたよ。👀

この城の歴史は古く、11世紀に建てられ始めた。
しかし、城が城として使われなくなってからは城壁や城の一部の石が
建築資材として持ち去られたため、この城は廃墟のようになっていたんだって。
それを修復し現在に至るという経緯があるので、
城には古いオリジナルの部分と最近直された新しい部分がある。

赤いレンガがその境目。下がオリジナルで、上が修復した部分。
赤煉瓦の線が見える城壁の一部
修復した部分も可能な限り建築当時と同じ材料と方法で直しているから、
パッと見はどこが古くてどこが新しいのかわからなくなってる。
そのため、その境目がわかるようにこういう工夫をしているんだってさ。

いや~、今回も勉強になりました。
男女四人の集合写真
しかも見学はオレたち3人だけで、城は完全に貸し切り状態。
ありがとう!アンドレスさん(左端)!!😃


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