今日はまずシナゴーグ(ユダヤ教徒の礼拝所)へ。
外は何の変哲もない教会っぽいけど…
当然だけどキリスト教ともイスラム教とも異なる内装。
中は博物館にもなってて、ユダヤ人の歴史や習慣が解説されていた。
これはこれはユダヤの言葉(ヘブライ語)が刻まれた石。
どっち側が上なのか解説を見なけりゃわからない。
そして全く読めない。(笑)
その後は、街を囲う城壁やタホ川にかかる橋を歩いて見て回った。
タホ川は街に沿って流れてて、城のお堀みたいな役割をしてる。
だからトレドは天然の要塞とも言える。
これはそのタホ川を渡るために作られた橋で、最初に作ったのは古代ローマ人。
今でこそトレドに行くための橋はいくつもあるけど、
昔はこれ一つしかなかったんだって。
街に入るための門&城壁のほんの一部。
この門、結構高さがあるのに登れちゃう。
城壁の上も歩けるようになってる。✌
でも柵や手すりのような物は一切なく、簡単に下に落っこちれちゃう。
もちろん落ちたくないからムリはしない。(笑)
そして最後に行ったのはMuseo de Santa Cruzサンタ・クルス博物館。
ここには、この地域周辺で発見された遺物や
この土地に縁のある絵画等が展示されてる。💡
これは古代ローマのきれいなモザイク画。
こんなにカラフルなのは見たことない。
橋にしろモザイクにしろ、古代ローマ人ってのはマジでスゴいね。
そんでもって、中を見学してたらこの絵を見つけた。
エル・グレコの『聖衣剥奪』という作品。
あれ?これって昨日、大聖堂でも見たよ??
こっちが大聖堂にあった『聖衣剥奪』なんだけど…
何で2つもあるんだ〜 (・ ・?)
学芸員の人に聞いてみたら、大聖堂にあるのがオリジナルで
ここにあるのはエル・グレコ本人(と弟子?)によるコピーという話だった。
他にも何枚かあるみたい。ビックリだね。 w(゚0 ゚)w
ちなみにこれらはフラッシュなしなら撮影OKだったよ〜
ところでこの博物館、エル・グレコのコーナーにあるべき絵がない。
彼の絵が壁に掛かってるはずの場所に小さなメモがあって、
「現在、大阪と東京に貸し出し中」的なことが書かれた。😞
トレド滞在も今日で終わり。明日はマドリードに行くよ!