今日もフェリックスとイビ周辺の町に行ってみた。😃
まずはアルコイという町の近くの山の上にあるフォントロジャFont Rojaへ。
フォントロジャは直訳すると、Roja=赤い、Font=泉、なんだよね。
ちなみにrojaはスペイン語だと「ロハ」って発音する。
ロジャはバレンシア語の発音。ん〜奥が深いぜ!
これがその赤い泉。
でも出てくる水はフツウのお水。
何で赤い泉なの?ってフェリックスに聞いたけど、
彼も理由はわからないって言ってた。 ┐(´〜` ;)┌
まぁそんなもんだよね。(笑)
そのあとアルコイAlcoyの町へ。
フェリックスは大学生の時この町に住んでたんだって。
ここは市庁舎前の広場。
スペインの各都市では、キリスト教徒とイスラム教徒の戦いの祭りが
行われているらしいんだけど、アルコイの祭りは一番規模が大きいんだとさ。✌
ここがその祭りのメインの会場になるんだって。
ここは別の広場。
床に敷きつめられた石の模様がきれいだね。
その後行ったのは、町の防空壕跡。
中は当時の様子を再現してたり、
攻撃をうけた町のこと等がわかる展示があった。
スペインでは1930年代後半に内戦があった。
結果としてはフランコ率いる右派の勝利で終わるのだが、
この内戦ではフランコを指示するドイツやイタリアが
反フランコの陣営を攻撃したため、多くの市民も巻き添えになっている。
ピカソの有名な絵「ゲルニカ」はその時の悲惨さを描いたものだ。😖
内戦があったことは知ってたし、
スペインの大都市が爆撃の標的になったのも少しは知ってたけど、
こんな小さな町であるアルコイまで爆撃されてたとは知らなかった。
アルコイにはこんな感じの防空壕いくつも残っているんだって。
フェリックスは4年間ここに住んでたけど来たのは初めてだって言ってた。
多分アルコイを訪れる多くの人がこの防空壕を見に来ないだろうし、
悲しいけど存在も知らないのだろう。
彼だけじゃなく、誰もがこの町の中で一番先に行きたいとは思わないだろう。
でもこういうものをしっかり遺し、
事実を後世に伝えていくことはとても重要なことだと強く思う。👊
フェリックスとはその後、
戦争の悲惨さや日本が空襲をうけたことなどを話したりした。
あまりに深い話をしてしまったので、
町のお菓子屋さんでおやつを買って一休み。
この店のお菓子がめっちゃ美味しかったよ〜〜〜 \(^o^)/
家に帰ってからはパエリアの残りを活用しオムライスを作ってみた。
完璧なる日本とスペインのコラボ!?
フェリックスも気に入ったみたいだし、オレたちも大満足!!
あ〜平和っていいな…