本日の目的地は、メキシコ国立人類学博物館。
ここにはマヤやアステカをはじめとするメキシコ古代文明の
発掘品の数々が展示されている。
なんといっても目玉はコレ!
太陽の石「アステカカレンダー」
直径3.7mもある一枚岩に彫り込まれた詳細なモチーフは
アステカ人の暦を表している。
一枚岩というだけあってかなりの厚みがある。
巨石文明遺跡をみるたび思う疑問だけど
一体どうやって運んだんだろうね(・ ・?)
マヤ文明の部屋の見どころはパレンケの王墓。
この巨大な棺(実物大復元)は圧巻w(゚0 ゚)w
遺体が収められていたのは真ん中の赤い部分。
あとの周りは全部岩。どんだけぶ厚い棺なんだー?!
蓋の大きさと厚みもハンパない!
これは実際に見てみるとマジで驚くよー。
こちらはテオティワカンのケツァルコアトル神殿を再現したもの。
館内に神殿再現しちゃうというスケールの大きさ(*゚o゚)
これがあのオルメカ文明の巨大人頭像。
なんてでっかい顔なんだ〜(@ω@)
それにしても館内は想像以上の充実ぶり!
しっかり見学しようとしたら丸一日でも厳しいくらい。。。
途中でへばった夫が先へ先へと進んで私を牽引しようとするけれど
私は私でどこか気になる収蔵品ばかりでなかなか先に進めない(^∇^;)
ノリノリなテオティワカン人↑やおとぼけ爺さん↓まで
どこかユーモラスなんだよね〜(^ ^)
人種的に近いからか、人物像の顔立ちが身近に感じられるし
沖縄のシーサーのようなモチーフもあったりで
どこかでみたような懐かしさが漂うものも多い。
1階にある古代文明の展示を一通り見終わると、もう夕方5時前。
でも外は雷が轟き滝のような豪雨(;゚∀゚)
二人とももうヘトヘトだけど、外に出るにも出られない。。。
ということで、しばらくベンチで休み
2階にあるメキシコの民族文化の展示も見てきた。
メキシコを代表する民族工芸品、生命の樹や
小さな小さなビーズでびっしり覆われたジャガーの置物。
南米でも思ったけど、インディヘナの人達って
どうしてこんなに器用でアーティスティックなんだろう〜。
すべての展示室に足を運び、ようやく退館したころには
雨も少し弱まって最寄りの地下鉄駅までなんとか歩けたけど
ほんと、メキシコシティ雨降り過ぎ〜(>_<)
メキシコ名物のあのトンガリ帽(ソンブレロ)って
じつは雨よけの笠なんじゃない?って本気で思いたくなるよ。
まるで梅雨時の日本みたいに
靴屋さんにカラフルなオシャレ長靴が並んでるのをみて
はじめは驚いたけど、ここ数日滞在してそのワケがよくわかった。
またしても宿で仕入れた日本語のガイド本には
雨季でも猛烈なスコールが短時間降るだけで
しばし待てば必ず上がるとあったけど。。。
今日も断続的に一日中降り続いてたよ、しかもどっさりと(^_^;)
これじゃ〜長靴欲しくなるって。
しかも、3月末の東京みたいな肌寒さ。
地元の人ほど厚着しててコート姿も結構見かける。
太陽!サボテン!なメキシコのイメージが一変したよ。
休憩中に話したシティ在住のメキシコ女性の話でもやっぱり
ここ数年でどんどん気候が変わっているらしく
メキシコシティはこの時期
こんな風に雨続きなのが今では普通なんだそう。
こんなに雨が多くちゃUFOも見られないなぁ…なんてね(^∇^;)