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異教徒は入れない?シーラーズの霊廟

イラン

いや~昨日は大変だった。
昼の1時にバスに乗り、Shirazシーラーズの宿に着いたのは夜中の2時半。
まぁあの大雪の状況を見たら、目的地に辿り着けただけでもいい方なのかも…

一夜明け外に出てみると、街は雪でとんでもないことになってた。⛄
雪が積もる中駐車している3台の車
雪が積もり固まって氷みたいなってるとこもあれば、
一部は溶けかかって食べ残しのかき氷みたいな状態になってる。
土壁の城壁のような前の雪道を歩く人
しかも、排水設備が整ってないため
氷水が路上に溜まってしまい歩くのに一苦労だった。
シーラーズは砂漠の中にある街だから
多分雨が沢山降ることを想定してないんだろうね。😞

でも屋根のあるバザールに入っちゃえば、雪がないから歩きやすい。
丸い幾何学模様のドーム屋根のバザール内
バザールに入るまでは、かなりヤバかったけどね。

シーラーズの街中をずーっと続くバザールを通り、
行きたかったシャー・チェラーグ廟にたどり着いた。
ここはイスラム教シーア派の重要な巡礼地。
そのため、この場所は異教徒にとても厳しいという噂が…😵

中庭には入れるけど廟の中には入れず、
女性はチャドルをしないと中庭さえも入れてもらえないらしい。
うーん、なかなか敷居が高いな…と思いつつ、
まずはオレだけ入口に行ってみた。

入口には長い髭のおじいさんがいて、荷物のチェックをしていた。
全ての持ち物に対して「これは何?」って聞いてくるし、
挙げ句の果てに「どこから来た?」とか質問され、
結構大変だな〜と一瞬思った。

でも、荷物チェックが終わるとおじいさんは
「遠いとこからよく来てくれた。ようこそシーラーズへ。」って
急にフレンドリーになり、オレを中庭に通してくれた。
玉ねぎ型の水色のドームがあるモスク
お〜キレイだ!予想以上だ!!
雪が積もっているイスラム建築の中庭
これは嫁さんも見ないともったいない!
それに、このおじいさんならチャドルを持ってない
嫁さんも通してくれるかもしれない。

一旦入口に戻り、
「すみません、嫁さんを入れてもいい?」ってそのおじいさんに尋ねたら、
「女性の入口は別だから、そっちへ行くように。」と教えてくれた。
そうか〜まぁ仕方がない。チャドルないけど、多分どうにかなるだろ。

嫁さんは女性用の入口に入っていった。
待つこと数分、嫁さんも無事中庭に入ってこれた。
チャドルは入口の人が貸してくれたらしい。
よかったよかった。ε-(´▽`)

よし、ここまで来たらダメもとで異教徒は入れないという廟にも行ってみよう!
中庭を見渡す限り明らかに外国人観光客っぽいのはオレたちしかいないから
どうなるかわからんけど、さりげな〜く普通に入ってみよ〜っと。

廟に入るには靴を脱ぎ、靴を預けなければならない。
ここでイスラム教徒じゃないやつは出てけ!とか言われたら仕方がない。
そん時はそん時だ。👊

靴を脱ぎ、預け場所で「サラーム(ペルシャ語で『こんにちは』)」と挨拶し
靴を渡すと、特になんの問題もなく靴を預かってくれた。
お〜よかった!中に入れるぜ!!

中は鏡で装飾され天井や壁が超キラキラしてた。✨
イランのイスラム教建築は青い色のタイルやモザイクが特徴だけど、
こういう鏡ばりみたいなのもイラン特有のスタイルらしい。
ガラス張りの天井のモスクで礼拝する人々
そして何よりも印象に残っているのは、みな真剣にお祈りをしていること。
どっちを向いても礼拝を真面目にやってる人達ばかりだから、
どこを見ていいのか困っちゃうくらいだ。
信仰心ってスゴいな〜と思うことはたくさんあるけど、
ここで祈る人達の眼差しには言葉では表現出来ない何かがあった。

一応無礼のないよう気をつけながら中を見させてもらい、霊廟の外に出た。
イスラム様式のアーチの回廊と雪が積もっている中庭
矢印はいつも以上に包まってる嫁。

その後、シャー・チェラーグ廟の隣にある
マスジェデ・ジャーメにも行ってみた。
こっちに来てる人は少なかったけど、
ここはシーラーズで一番古いモスクなんだって。
四角いイスラム建築
真ん中の四角い建物はメッカのカーバ神殿を真似て作ったものなんだそうな。

ところで…
雪が積もったせいかこの日はめっちゃ寒かった。{{{{{{(;>ω< )}}}}}}
歩いていても氷水だらけの街を歩くのはマジできつい。
とりあえず、とっとと宿に戻ることにした。
だって明日は朝からペルセポリスに行くしね!😃

実は今朝、あるオランダ人の旅人親子と再会したんだよね。
彼らとはヤズドの宿で一緒だったんだけど、
ここシーラーズでも同じ宿に泊まってて超ビックリ!

そして彼らを含む数人のオランダ人グループが
明日ペルセポリスに観光に行くらしく、オレたちを誘ってくれたのだった。
しかし、彼らのグループはツアーなため
部外者のオレたちが加わることはどうしても
保険とかの関係で出来ないってことが後から判明した。

そしたらそのオランダ人グループのツアーコーディネーターの姉ちゃんが
オレたちに格安で貸切タクシーを手配してくれることになった。
しかもペルセポリスとその周辺の遺跡(パサルガダエ、ナグシェ・ロスタム、
ナグシェ・ラジャブ)まで廻ってもらって全部で45ドル!
普通ならパサルガダエ1カ所のみの往復でも
タクシー代は60ドル弱位らしいから、これは助かる!🎵

せっかく知り合ったオランダ人親子と一緒に行けないのは残念だけど、
どうやってペルセポリスに行こうかな〜?って考えてた時に
どんどん話がいい方向に進んでいったのは超ラッキー!!

旅先でいろんな人と知り合っていくと、
その後でまた驚きの出来事があるから面白い!
これだから旅はたまんないね!!\(^o^)/

オランダ語でありがとうは「Dank u(ダンクユー)」
今日も読んでくれてありがとう♪ Dank u \(^o^)/


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