イランの古都Isfahanエスファハーン。🎵
この街にはベルギー人の友達マルティーヌさんに紹介された
ナデレさんというイラン人知り合いがいる。
今日はそのナデレさんにエスファハーンを案内してもらうことになっている。
ナデレさんとはVankヴァーンク教会で待ち合わせ。

ここはキリスト教(アルメニア正教)の教会だ。
イランはイスラム教の国だけど他の宗教も存在してる。
エスファハーンは、アルメニア人やユダヤ人等の他民族
そして他の宗教が共存している街なんだそうな。💡
中はいかにもキリスト教っぽい宗教画や
イスラム教の影響を受けたと思われる
幾何学模様がデザインされたタイルがいっぱい。

とてもきれいだった。
教会に併設された博物館には
これまた興味深いものが沢山あった。
↓例えばコレ。世界最小の聖書。

こんな小さくても中にはちゃ〜んと文字が!👀
その後に行ったのはスィー・オ・セ橋。
ほんとならここには川の水があるはずなんだけど、完全に干涸びてた。

赤い矢印に注目!川の真ん中を人が歩いてるよ~w(゚0 ゚)w
これは橋の下。全く水がない…

地元の人に聞いたら、地球温暖化の影響なのか
最近は一年のうち3ヶ月ぐらいしか水が流れてないんだって。
めっちゃヤバいよね~~~😞
街の食堂で昼ご飯。
職人さんが窯でパンを焼いてておいしそうだったから、この店に決めた。👊

インドのナンのように、窯の内側に生地をくっつけて焼いていく。

グルジアのトビリシで見かけたパン屋もこういう窯だったし、
地球はつながってるんだな~って感じたね。
食べたのはケバブ。( ̄ー+ ̄)

これもトルコと一緒だよね。
言葉や宗教が違っても、
不思議と食べてるものは同じだったり似てるのが多かったり。
もちろん、その逆もあるんだけどね。
陸続きで国をハシゴしていくと
違ってる部分と同じ部分を肌で感じられるから、それがとっても面白い。😃
食事の後はイマーム広場へ。

すっげぇ広~~~~~~~~~~~~~~~~~い!
嫁さんとナデレさん。
その後ろにはあるのがシャイフ・ロトフォッラー・モスク。

イランって女性はみなスカーフをしてなきゃいけない。
大変だよな~って思ってたら、嫁さん的にはこれはこれで楽しいらしい。(o’ヮ’o)
シャイフ・ロトフォッラー・モスクの入口。

いかにもイランっぽいブルー。
外側がスゴいけど中もスゴい。

申し訳ないけどスゴいとしか言えない。

とても幻想的。✨
そして、スゴいのは模様や絵柄の美しさだけじゃないんだ。
模様や絵柄の表現の仕方がまたスゴい。
実は全部陶器で作られたモザイクなんだよね。

よ〜く見ると、文字は細かく分割されてるのがわかる。
草木の花びらや葉っぱ、そして枝なども、
細かく分割された陶器を組み合わせて描かれてる。

それが壁や柱、天井のドーム、建物の全ての部分を飾っている…
信じられん!どんだけ手が込んでるんだ!!
次はイマーム・モスク。

別名、王のモスク。
イマーム・モスクの正面には2本の柱がある。

これは昔この広場で行われたポロの試合で使っていたゴールなんだって。
ここからイマーム・モスクの中だよ〜

このモスク、ペルシャ建築の最高傑作と呼ばれているだけのことはある。

ところどころ修復中なのが残念だけど、十分スゴい。

柱や壁、天井、どこを見ても溜め息が出てしまう。(´・∀・`)

今まで色んなものを見てきたけど、
イスラム教の建物としてはトップクラスの衝撃を受けたね。
外側を修復していたこのドームもスゴかった。

ドームの下で喋ったり手拍子をするとメチャクチャ響くんだよね。
こういう音が反響することを考慮して作られた建築物を、
オレはこれまで幾つも見てきたし実際に音を出して試してきたけど
ここの響き具合は他のものとはレベルが違う!
その理由は屋根のドームがが二重になってるからなんだそうな。
いや〜これはホントに激ヤバだったね!
もしエスファハーンに行ったら、ぜひこのイマーム・モスクの
ドームの下で音の響き方の違いを実感してほしいな〜〜〜!\(^o^)/
そうこうしてる内に夜になってた。

ライトアップされたイマーム広場の建物たち。

昼もいいけど夜もいいね。
ちなみにここイマーム広場は世界遺産に登録されてて見どころ沢山!
今日見きれなかったアーリー・カープー宮殿とかは後日見に行くよ〜!!


