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まさかの年越しinイラン

イラン

12月31日、今日は大晦日。

でも、この国ではそんなことは関係なし。

イランとという国は本当に面白い国で
イスラム教の国なのに、メインで使われている暦は
ゾロアスター教が起源のイラン暦。

ゾロアスター教は漢字にすると拝火教と書かれるように
火を祀った宗教で、その歴史は古く
現代のさまざまな宗教に影響を与えたとも言われるもの。

イラン(ペルシャ)はそのゾロアスター教が興った土地で
イスラム国家になったいまでも
ゾロアスター教に由来する習慣が多く残っている。
その一つが1年の始まりが(西暦で)3月21日のイラン暦。

だけれども・・・ここはイスラムの国。
もちろん、イスラムの暦(ヒジュラ暦)も大切です。

西暦2013年12月31日。
今日はイスラムの暦によると預言者ムハンマドの命日。
というわけで、いわゆる大晦日とは関係ないけれど
ここイランでは国を挙げての休日なんです。

博物館やバザールなどの観光スポットだけでなく
街中の殆どの商店はすべてお休み。

仕方がないのでお休みのないところへ出かけてみた。
誰もいない歩道
行き先は橋。

エスファハンには歴史的建築の橋が複数ある。
そのうちのちょっと遠くにある橋まで歩いて行ってみた。
アーチがある橋の上
このハージュ橋、世界三名橋のひとつだそう。
ちなみにフィレンツェのポンテ・ベッキオもそのひとつ。
干上がっている川に架かる橋
いまは完璧に干上がっている川。
乾いた川の上に座る人々と橋
ここに水が満ちるなんてにわかには信じがたい光景。
狛犬のような銅像
橋の袂に狛犬みたいなものがあった。

近寄ってよ〜く見てみたら、口の中に人の顔があるw(゚0 ゚)w
口の中に人の顔がある犬のような像
なんだこれ?!
狛犬のような銅像の後ろ姿
橋のあっち岸とひとつずつ、対になってるのも狛犬っぽい。

女の子たちが狛犬(仮称)に股がって
家族連れがワイワイ楽しそうに写真を撮ってた。

その様子があまりにも盛り上がってたから
何がそんなに面白いんだろう?って
ちょっと不思議だったんだけど
じつは、この狛犬(仮称)に股がるとあっという間にお嫁にいける
という言い伝えがあることをあとで知り納得(笑)

この日は同じ宿に宿泊している日本人のMさんと
たまたまロビーで居合わせてお喋り。
ソファーに腰掛ける男女三人
Mさんが訪れたという
マシュハドというシーア派の聖地の話を伺っていたら
ちょうど(ムハンマドの命日なので)多くの人が参拝に訪れている
マシュハドのモスクの映像がロビーのTVに映し出された。
大勢の人が参拝するモスクの様子
画面を通しても独特の熱気が伝わってくる。
マシュハド・・・今回は行く予定にないんだけど
いつか行ってみたいな。

そんなイランの話をいろいろしてるなか
そういえば・・・と、私達がさっきケバブ屋で買ったペプシ2本。
この写真よ〜く見て👀
二本のコーラのボトル
量が全然違うでしょ?
でもね、これ正真正銘未開封。。。(笑)

ラベルを見ると表示はこんなふうになってる。
飲料の内容表示のラベル
プラスマイナス3%って。。。
アバウトなんだか、むしろキッチリしてるのか???
(明らかに最大6%以上の差が生じている気がするが…^_^;)

飲物に限らず、イランって
この±(プラスマイナス)の内容量表示がかなり普及してる。

そんなイランで年越しするなんて
この旅に出る前は想像もしなかったな〜。

お陰さまで2013年も無事に過ごすことができました (^_^)
突然こんな旅に出た私達を支えてくれる家族、
日本の友人、世界中の友人たちに感謝です♪

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