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土壁に吸いこまれていくヤズドの街

イラン

カシャーンからエスファハン行のバスで再会した
ニュージーランドの女性たちと
ここYazdヤズドの宿で、偶然の再々会を果たした。
(過去記事→イラン(&トルコ)のケバブ裏話)

彼女たちは今朝ヤズドを発つというので
朝食時にちょっとお喋り。
そこで、彼女たち3人のうちのひとりが
じつは日本に滞在歴があり
日本語もめっちゃ達者だということが判明w(゚0 ゚)w

なんで最初にあったときに言ってくれなかったの〜?と尋ねたら
日本語話すの久しぶりで恥ずかしかったから・・・って
そんなとこまで日本式をマスターしちゃったかな?(笑)

彼女たちも私達と同様
これまでの生活に区切りをつけて旅に出ていて
言葉にできない部分で共感するところが多いにある。

世界旅行をしている人の多くは
一度訪れた場所を再び訪れることは少ないけれど
彼女たちのうちのひとりは
昨年の夏にイランを訪れたばかりなのに、またここを訪れている。

好きなところへ、好きなときに、好きなだけ行ってみたい。
だからこうして長い旅に出たんだもんね。
その気持ち、私達にはよくわかる。

ヤズドの看板モスク、マスジェデ・ジャーメ。
青いタイルで装飾された高い塔を持つモスク
さすがイラン一の高さを誇るミナーレ(尖塔)だ。
そして高さもさることながら
そのタイル装飾も息を飲むほど美しい。
土壁と青いタイルの屋根のモスク
迷路のようなヤズドの街。角を曲がるごとにワクワクしてくる♪
土壁に挟まれた通りを歩く黒い装束の人
おおっ!ヤズド名物のバードギール(風採り塔)発見〜👀
土壁の塔がある通り

夫が目指しているのは12エマームの霊廟。
霊廟といっても実際は霊廟として使われたことはないらしいが
ヤズドで現存する最も古い建物だそう。
入り口が開いている土壁の建物
ここがその建物らしいが・・・入口が閉まっている。
ちょうど隣りにツーリストインフォがあったので尋ねたら
近くのホテルに鍵を持ってる人がいるから行ってみな〜と言われた。

行ってみたら、その人がいなくてしばしの間待つ。。。

や〜っと来たおじさんに案内されて、その建物に入ってみたら
ま〜っくら・・・(笑)
木組の階段などがある屋内
それでも目が慣れてきたら、古い装飾や文字などが見えてきた。
決して美しいと呼べる建物ではないけれど、趣はある。

12エマームの霊廟の見学料を払ったら
今度はおじさん、さっきのホテルの中を見学してこいという。

う〜ん・・・私達別にホテルはいいんだけど?
えっ?いいから行ってこいって??

言われるがままにホテルへ戻ると案内された部屋。
ここはね、1泊200ドルの部屋だよ〜って
赤い絨毯に応接セットがあるサロン
お風呂(湯船)がテレビ付きだった(;゚∀゚)
風採り塔の内部
この部屋にはさっき見たバードギール(風採り塔)も付いてる。
これは外から風を取り込んで部屋を冷やす天然の冷房なんだ。
水槽のある中庭
パティオを抜けて、地下への階段を降りると
現れたのはカナート(水路)。
建物の中を通る水路
これもヤズドの名物。
貴重な水を確保するために発展した水道システムだ。

ただの豪華ホテルかと思ってたけど
このホテル「FAHADAN MUSEUM HOTEL」って名前の通り
じつは歴史的な伝統建築だったんだ〜。

ついでに屋上も見学。
風採り塔と白いテントがある屋上

ホテル内を案内してくれたクルド人の彼。
肩を組んでいる男女
私の手を取ってクルドのダンスを踊りだした♪
私がすぐに踊れたら、上手いね〜って驚いてたよ。
だってクルドの都ディヤルバクル仕立てだからね(^o^)v
(過去記事→クルドの都と呼ばれる街で)

じゃあ次いくよ〜!とさっきのおじさん。
私達、なんにもリクエストしてないんだけど
またどこかへ連れて行ってくれるらしい。
緑色の看板がかかっている入り口を通る人

ステンドグラスのアーチがある格子窓が並ぶ壁
ここはどうやら古い邸宅。
イスラム建築の中庭

眺めがいいからと、促されるまま屋上へ。
土壁の建物の屋上

土壁の塔がある屋上

土壁の屋上に立つ男性
なにがなんだかわからないまま
ミュージアムホテルとお屋敷を見学させてもらったけど
最初に私達の希望で見た霊廟以外、見学料は一切なかった。
それどころか、ホテルではチャイまでごちそうになってしまった。

幌馬車ならぬ幌バイク。
幌を被った荷台があるバイク
この街並にはよく似合う。。。

今日の後半、ゾロアスター教の本拠地ヤズドのみどころへ続きます。

クルド語でありがとうは「スパース」
今日も読んでくれてありがとう♪ スパース \(^o^)/


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