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イースター島でマグロを釣りに行こう!

チリ

今泊まってる宿の女将パトリシアの旦那さんは漁師だ。
そして息子のエンリケも漁師。

昨日たまたま港でエンリケ達に出会い、
マグロ漁に連れてってもらうことになったんだよね。
普通なら、漁師さんが
いきなり船に乗せてくれるなんてことは絶対にありえない。

でもパトリシアのとこに泊まってるならってことで、
マグロ漁に一緒に行くことになった。すっげぇラッキーだ!!

港を出発!!
二人の人が乗るボート
それにしても船の振動がスゴい!
ボートの上にいる男性
船はとっても小さくて、これでマグロ釣りに行くんですか?って感じ。(笑)

エンリケの船のエンジンはヤマハ製。
それに加えて、船体はチリ製だけどモデルにしてるのは日本の船らしい。
ヤマハと日本は最高だ~~~ってエンリケは言ってたね!😃

船はどんどんイースター島から離れていく。
海上から見た島
島が小さくなり、だんだん波が高くなる。
海上にいるボートの船内
写真でではそんなに波がある感じじゃないけれど、実際はハンパない。
波が来ると船が40度ぐらい傾いたりするのは当たり前。
船にしっかりつかまってないと海に落ちそうになる。💦

これがマグロ漁の仕掛け。
ボートの上にある擬似餌
これをボートで引っ張ってマグロがかかるのを待つ訳だ。

海鳥がボートを追っかけてきたり、
トビウオが空を飛んでいくのを見たりして
途中までは「わ~自然っていいな~」って思ってた。
けれどそんな楽しい気分でいられたのは短い時間だった。

なんと島の沖合でアクシデントが発生!
船のエンジンが止まって動かなくなったのだ~~~😞

エンリケが必死にエンジンをいじくってるけど、動く気配が全くない。
ボートのエンジンを操作する人
やべ~よ。遭難かよ…

エンリケは「心配ない。死なね~よ!」って言ってるけど、ホントかよ?
波は高いし、小さなこの船は結構揺れる。ひっくり返ったりしねぇよな〜

エンリケの船には無線とか積んでないし、
他の船や島の誰かと連絡をとりたくても出来ない。
時々通る飛行機やチリ海軍のヘリ、
周囲で漁をしてる船とかに見つけてもらうしか助かる道はない。💧

エンリケから渡された救助を求める信号旗を振り回すオレ。
頼む!誰でもいいから見つけてくれ〜〜〜〜!!!

ところが、エンリケは止まってても釣れる魚に
狙いを切り替え、ふつーに釣りを始めた。
ボートの上で釣りをする人
何なんだ、この余裕のかましっぷりは!!

こっちは全然余裕なんかないっちゅーねん! ヾ(-_-*)
そしてついに揺れる船に耐えきれず、船酔いになる始末。(泣)

オレ、船酔いには絶対の自信があった。
ガキの頃に乗った釣り舟で何回か船酔いになったことはあったけど、
いつの頃からか小さかろうが大きかろうが
どんな船でも全く酔わなくなった。
嵐の中、大揺れの船に乗った時も全然平気だった。

でも今回はマジできつかった。😵
こんなに気持ち悪くなったのは久しぶりのこと。超しんどかったよ。

あ〜もうダメだ〜ってヘロヘロになってたら、
奇跡的にヤマハのエンジンが復活した!

よっしゃーー!さすがは世界のヤマハ!!
これで帰れるぞ〜〜〜!!!v(・∀・)v
あ…でもマグロ釣ってねーじゃん。

にゃろう!ここから巻き返してやろうじゃねーの!!
って意気込んだものの、マグロがかかる気配がないまま今日の漁は終了。

エンリケ曰く、
昔はバンバン釣れたんだけど島の周りに外国の船がやって来て
マグロを獲ってっちゃうから最近は滅多に釣れないんだって。
なんかちょっと切なくなった。

港に戻る途中で、LAN航空の飛行機がイースター島に降りてきた。
空を飛ぶ飛行機
あ~自力で戻ってこれてよかった~(涙)

船酔いも島に戻るころにはマシになってたけど、
港に着いたら一気に疲れが出てきた。
船着場で横たわる黄色い服を着た人
漁師の仕事は簡単じゃないってわかっちゃいたけど、
想像以上にハードだった。

「遭難?助かる?それとも…死んじゃう?」
っていうのが精神的にめっちゃ疲れたね。
命懸けで海に船を出す彼らに、尊敬の念を抱いたよ。

そして日没。
五体の像と水平線に沈む夕陽
夕日がモアイの向こうに沈んでいく。☀️
五体のモアイの間に沈む夕陽
マグロは釣れなかったけど、こんなキレイな夕日を見れたからまぁいいや。
次、釣る機会があったらリベンジしたるで〜!
待ってろや〜マグロ〜〜〜!!

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