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セルビアのお宅でごちそうになる

セルビア

今日は土曜日。

ありがたいことに
先日、要塞で出逢ったミリヤーナさんから
ご自宅でのランチのお誘いをいただいた。

お父さんの運転するクルマで
ベオグラード郊外にあるご一家のお宅まで。
走行中の車内のフロントガラス
高速道路に乗り小一時間。
ガードレールと家
緑の中を走り抜け・・・辿り着いた小さな集落。
白い像がある広場
ここがミリヤーナさんたちが暮らす街だ。

さぁ、どっちにする?
二種類の酒瓶と男性
さっそく、お父さんが
自家製のラキヤを勧めてくれた。
(ラキヤ=バルカン半島諸国で飲まれる果物の蒸留酒)

何種類ものハムやフレッシュなチーズの盛り合わせ。
ハムとチーズの盛り合わせ
サフランの香りがほっこりと優しいスープに
黄色いスープ
これまた何種類ものお肉やお野菜がずら〜っと!
揚げ物が並んだ皿
とくに手前、衣を付けて炒めあげした大きなピーマン。
一見なんてことないこの一品。
これが激ウマで感動〜〜〜(*’0’*)

外食ではゼッタイに味わえない、
これぞまさに、おふくろの味!
七人の集合写真
ミリヤーナさん、ご両親、
そして、姪っ子さんタマラとマシャ姉妹とともに。

食事の途中で、二人の姉妹のお父さんで
ミリヤーナさんのお兄さんもいらした。

旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードでの出来事については
こちらの記事→ベオグラード空爆の爪痕でも触れてますが
紛争当時、お兄さんも出兵した経験があると聞き胸が詰まった。

もちろん、出兵した皆が無事に戻ってこられたわけではない・・・

日本含め、世界的には旧ユーゴの独立紛争に関しては
セルビア側よりも、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナ
クロアチア(ドブロブニク)の被害が広く知られているような気がする。

それは、セルビアが他国の独立を認めなかったから?
(コソボに関しては今現在もセルビア側は独立を認めていない)

でも、そのことで傷ついた市民がいるのはどの国でも同じはず。

それなのに、セルビア人の悲しい事実に関しては
世界的報道が少ないのはなぜだろう?

その報道ってそもそも、誰が誰に対して何の目的でしているの?
私たちはその点をもう少し深く考えてみる必要があると思う。

危険だとかテロ国家だとかいわれるような国や地域にも
ただ平和な暮らしを望んでいる
私たちとなんら変わらぬ人々もたしかに住んでいるのです・・・

鶏が放し飼いになっていた、ミリヤーナさんのお家の庭。
放し飼いの鶏
うち、古いでしょう?

恥ずかしわ〜。と彼女はいうけれど
家族の思い出がいっぱい詰まった素敵な空間、
私は大好きだよ♪

ミリヤーナさんが最後に私たちにこういった。

いろんなところに旅行できる、その幸せを忘れないで・・・

世界にはいろんな国がある。いろんな人がいる。

国の事情、個人の事情、いろんな事情があって
行きたいところへ行くことができない。
そういう人もいっぱいいる。

果たして、自分はこんなことしてていいのだろうか?
そんな気持ちになることも山ほどあった。

それでも・・・
いろんな国で、いろんな人たちと
いざなわれるような出逢いを重ねていくうち

行けない人もいる。

だからこそ、
自分がここへやって来る意味があるのかもしれない。

ようやく、そんなふうに思えるようになってきた。

カワイイ手書きのイラスト入りのお手紙とお土産まで👀
四人の女性
ほんとに、ありがとう♪♪♪

セルビア語でありがとうは「フヴァラ(フアラ)」
今日も読んでくれてありがとう♪ フヴァラ\(^o^)/

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