今日もフィレンツェ散歩。
サンタ・クローチェ教会前。
カルチョ・ストーリコの時期には
この広場にスタジアムが設営される。
空が青い!!!
教会を背にして振り返ると
パラッツォ・ヴェッキオ(ヴェッキオ宮殿)の塔が見える。
フィレンツェ名物の標識も。。。(^m^)
あ〜!また一人でトコトコお店を覗きに行っちゃった。。。
チンタ・セネーゼ(シエナ特産の美味しいブタさん)って
書いてあるだけで、もう夢中だもんね ┓( ̄∇ ̄;)┏
今日の夕食、パンのミネストローネ。
煮込んだ野菜とパンを交互に敷き詰めて
パンに野菜のスープを染み渡らせる。
この食べ残しを一晩置いたものが
トスカーナの秋冬定番料理、リボリータになる。
ロレンツォ曰く…
多くのレストランでは、直にリボリータを作っちゃうけど
本来のレシピからいえば、まずミネストローネを作り
それを一晩置いてこそ、美味しいリボリータができるとのこと。
食後はまたお手伝い〜o(゚д゚o)
ロレンツォの父フランチェスコによる自家製生ハム。
これで11キロほど。
これを二つに切って…
計量中。。。
丸ごと1個はあのレストランに卸してきたらしいけど
今日切り分けたものは、彼の友人達に…
この生ハム(プロシュット)がホントに美味いっ(*゚∀゚)=3
サン・ダニエレ(イタリア)とか、ハモン・セラーノ(スペイン)とかいうけど
それらとは比べ物にならない「旨味」がギュッと詰まってる!
どうしてそんなに美味いのか。。。(・ ・?)
それは、古来からのレシピを忠実に守り
すべての材料に天然のものを使用しているから。。。
これはある意味、代々伝わるセグレート(シークレット)なので
何を使用しているか具体的に言及するのは控えさせていただきますが…
ただ「手作り」すればこうなるというものではないのは確か。
イタリアに暮らしているからといって
みんながみんな、こんな生活を送っているわけではないし…
遠い異国からやってきた、ただの食いしんぼうカップルに
無条件でこんなにまで親身になって接してくれるわけでもない。
イタリアを訪れれば訪れるほどに、それを知り…
それを知るほどに、彼らと巡りあえた奇跡を感謝せずにはいられない。
私が初めて知り合ったイタリア人、イタリア家族、それが彼ら一家。
彼らがいたからこそ、私たちはこんなにもイタリアが好きになれた。
彼らが私たちにしてくれたことのほんの一片でも
イタリア人やその他の国の人たちに
私たちができることはないだろうか?
そんな想いを抱いて過ごしてきた日々の中で
いつの間にか、数えきれないほどのイタリアの友人達や
他国にも何人かの友人ができてきた。。。
いつか、オレたちのところにもおいでよ♪
みんなが声を掛けてくれる。
でも、このままだったら一生かかっても
みんなのところに行くことはできないかもしれない。。。
それで本当に後悔しない…?
そんなことが頭をよぎった日々もあった。
この各国各地の友人達のもとを訪ねることは
私たちの世界旅行の大切な目的のひとつ(^_^)
そして、そのすべての始まりであるマリオとロレンツォたち家族。
ここが、私たちの旅の原点。
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