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マルシェとショコラがパリの締め!

フランス

パリ観光最終日の今日もまずはマルシェから。

向かったのはアリーグル(Aligre)の市場。
ここは屋内外の市場に蚤の市も開催されている
庶民的なマルシェだそう。
人が溢れるパリの青空市場
あ〜たしかに!ベルヴィルのマルシェに近い雰囲気。
一瞬「アナゴ〜」に聞こえる威勢のいい掛け声も飛び交って
いかにも下町らしいマルシェだね。

アナゴ〜と聞こえるのは、実は仏語で「1ユーロ!」って掛け声。
un euro(アヌーロっぽい発音)を
全世界共通の市場のおじさんのダミ声で
独特のあのトーン&早口でいうと
アナゴっぽく聞こえる(のは私だけ?笑)。

屋外は野菜や果物の生鮮、屋内はお魚やお肉などがメイン。

土曜日ということもあってか
人気のお肉屋さんは長蛇の列!!!
パリの市場の肉屋に並ぶ行列
と…屋内市場の裏側にまたまた気になるチョコ屋さんを発見!

ショコラショー(ホットチョコレート)に
フレッシュなフルーツジュース。
チョコ系のオリジナルコンフィチュール3種に
焼きたてのふかふかシリアルパンが食べ放題。
それにフルーツサラダ盛がついたブランチメニュー。
カフェのテーブルに並んだパンとドリンクとフルーツ
これに夫はフォンダンショコラを追加。。。
どんだけチョコ食べたら気が済むねんヾ(- – 😉

このチョコ屋さんもお客さんがひっきりなしだった。
フランスの人はホントにショコラが好きなのね♪

市場を後にし、週末らしいのんびりした空気の漂う通りを
ぷらぷらと歩いていると・・・あれ?なんだコレ(・ ・?)

ブックオフじゃ〜ん!
パリの街中の貸自動車
店内の雰囲気もそのまんま。
漫画コーナー(日本漫画の仏語版)の扱いの大きさにも驚いた〜。

先日、レアール(Les Halles)の地下ショッピングセンターにある
パリ最大といわれるフナック(Fnac)の一大漫画コーナーを覗いて
フランス漫画文化の発展ぶりに関心したばかり。

スペインでも、とくにカタルーニャ地方が漫画文化の受け入れに
積極的ということでなかなかバリエーションに富んでいたけれど
この二国と比べるとイタリアはまだまだだなぁ。。。
版権の問題なのかわからないけど、ジャンルに偏りがあるし
仏や西みたいに普通の本屋さんに漫画コーナーないし!

フランスは大人向けジャンル(成人向けじゃないよ!)も充実してるね。
「JIN-仁-」とかあってウレシくなったよ♪
夫も「かわぐちかいじ作品がいっぱいある〜っ」て唸ってた。
漫画の位置付けが日本のそれと近い感じがしたよ。

パリ滞在中、
食べ物や漫画以外にも(笑)気になったことはいろいろあって…
例えば、貸し自転車ヴェリブ。

この貸し自転車システム。
他の欧州の都市でも目にすることは多いけれど、ここパリほど
一般市民の足として浸透しているのは見たことがなかった。

乗客(?)の多さに初めのうちはただ驚くだけだったが
街を歩くうち、その設置箇所の多さにさらに驚愕!
そして、これだけの数を設置するからこその普及率なのだと納得。
もちろん自転車道の整備も付随している。

とりあえず環境に優しい街づくり目指してますよ〜な
パフォーマンスだけじゃない本気さが伺える。

しかも自転車だけに留まらず公共貸し自動車まで普及し始めていた。
すべて電気自動車。
IMGP2345.JPG
週末にはどこも空っぽになる大人気ぶり。

これらのシステム。Co2削減が本来のお題目だけれど
日常的に有効活用するパリ市民の姿には
所有すること=豊かさからの脱却すら感じられる気がした。

他にもイタリアではあまり感じられない
フランスならではの社会観のようなものを感じることもあった。

フランス国内は昨年もクルマで少し周遊したけれど
こうしてひとつところに暫く腰を落ち着けてみると
やはり見えてくるものが違うなと実感。

いろいろと関心することの多かったパリ滞在だが
それでも、他の欧州大都市と同様に
白昼堂々公衆の面前で大麻等のドラッグに手を出す姿も度々目にした。

といっても、私一人なら全く気付かないところだけれど
なぜだかそういう方面に詳しい夫が
あのお姉さんが吸ってるのはタバコじゃないよ!などと
教えてくれるもんで… (;゚∀゚)

本当にそういう人が結構フツーに街を歩いている。
だけど、これって決してパリに限ったことじゃない。

帰り道、先日のイエナの市場を教えてくれた友人から聞いた
バスティーユ広場近くのアラン・デュカスのショコラティエに寄ってみた。

入口手前から芳ばしいカカオの香りを充満させてるのは反則だと思う(笑)

エヴァンのチョコも家にあるしと四粒だけ購入。
イヤ、正直にいうとお値段がエヴァンの倍はしたので四粒だけ購入…(^∇^;)

アラン・デュカスのショコラは
フレッシュなデザートを食べてるようなイメージだった。

エディット・ピアフやモディリアーニなど著名人が眠る
ペール・ラシェーズ墓地(Cimetière du Père-Lachaise)脇を通り
メニルモントンまで帰った。
ペール・ラシェーズ墓地の入り口
また訪れたい街がひとつ増えた(^_^)

〜パリのマルシェ情報〜
パリ市内のマルシェ開催日時の確認は下記サイトが便利。
http://marche.equipement.paris.fr/tousleshoraires

アリーグルの市場(marché d’Aligre:12区)
最寄り駅はメトロ8号線のルドリュ・ロラン(Ledru-Rollin)。
バスティーユ広場からも徒歩圏。
月曜以外毎日開催。屋内外の食材市場に蚤の市も併設。
パリの下町マルシェ気分を味わいたい方にオススメ♪

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