今回が初の南米上陸の私たち。
「南米のパリ」と呼ばれるブエノスアイレス。
南米の中でもかなりヨーロッパの雰囲気に近い…と
噂には聞いていたけれど、実際に来てみたら。。。
えぇ〜っ(´・ω・`)?と思うことが結構あった。
たしかにパッと見はヨーロッパぽい街並もあったりするけど
じっくり見て歩く程に、ヨーロッパとの違いを感じる日々。
(ちなみに、パリには行ったことないけどね…^_^;)
まず…1週間近く滞在してもまだ馴染みきれないのが
物価!!!
路線バス(コレクティーボ)や地下鉄の料金は
日本円にすると何十円という単位。
携帯SIMカードなんてたったの200円だし
チャージも100円単位で出来る。
でも、衣料品や靴なんかは相場がかなり高め。
こないだまでいたスペインの方がよ〜っぽど安い!!!
ブエノスアイレスの人、みんなどこで服買ってるの?って思う。
何の変哲もないビーサンが千円ちょっとからなんてさ…(;゚∀゚)
ブエノスアイレスという街は
エリアによってとんでもなく貧富の差があるということは
あちこち歩いてみて肌身に染みて実感したけど
いま私たちが住んでるエリアは、そのなかでも中級層エリア。
その中級層エリアにあるリーズナブルな雰囲気の洋服屋さんでさえ
「高っ! Σ( ̄□ ̄;)」と思ってしまうほど。。。
食事も総じて高いね〜。
観光地でちょっとご飯食べようと思ったら、軽〜く目が飛び出る(笑)
スーパーなんかも、購入を躊躇しちゃうお値段ばかり。
プリングルスなんて日本円で約400円。こんなお値段、スイス以来!
ドラッグストアーでやっと探した一番安い日焼け止めクリームが
120mlで800円弱ってさ…(T-T)
ブエノスアイレスでスーパーに行くなら、こぎれいな大手スーパーより
中華系の人たちがやってるこういうスーパーの方がお得です〜♪
ローマ→ブエノスアイレス便に乗ってたアルゼンチン帰国組のほとんどが
とんでもなく大荷物な人たちばかりだったのがなぜなのか。
いまならよくわかる。
たとえ預け荷物の超過料金を支払ったとしても
欧州で買い物してきたほうが安いものがいっぱいあるんだと思う。
日本に買い物にくる外国の人たちも同じパターンだよね。
電化製品とか、洋服とか、日用品とか…
こんなに安くて品質のいいものが揃ってるって世界的には稀だと思う。
話をアルゼンチンに戻して…
高いものと安いもの
どうしてこんなに物価がてんでバラバラになっちゃってるのか。
アルゼンチンって
ここ数年とんでもなく「インフレ」が進んでいるらしい。
年25%!なんて数字を目にしたこともある。
だからなのか。。。
1〜2年前の情報でも、金額が全然参考にならなくて困ってる。
アルゼンチンの長距離バスは料金も安くて超快適!
と聞いていて楽しみにしていたのに…
いま調べてみると、聞いていたよりも3〜4倍近く上がってるし(>_<)
お陰でこの先の予定変更余儀なくされそう。。。
私たちのリサーチが甘かったというのもあるけど
これからアルゼンチンに来る人は
その辺かなり覚悟しといた方がいいです〜。
市内観光の2階建てバスも
いま現在24時間=120A$、48時間=160A$。
これも調べていた値段の4倍近い。。。
日本語オーディオガイドがあるのは助かるけど
路線バスや地下鉄が一回数十円単位って思うと
日数にゆとりがある私たちとしては、乗る気になれなくて断念。
それから、ATMでの現金引き出しは
1回につき1000A$(アルゼンチンペソ)が主流っぽいです。
(いまのレートだと日本円で約2万円ってところ)
各銀行で毎回手数料を取られちゃうから
できればまとめて下ろしたいけど、これもしかたない┓( ̄∇ ̄;)┏
あと。。。ブエノスアイレスって
ブエノス(良い)、アイレス(空気)っていう意味の名前なんだけど…
全然ブエノスなアイレスじゃありません〜(T-T)
中心地とか、とにかく埃っぽい。。。
季節的なものなのか?
もしくは、メインの7月9日通り(大車線の通り)の中央分離帯とか
大々的に工事してるからか?
目も痛いし、口も開けられない(喋れない)ほどの埃。。。
これも覚悟です〜(^∇^;)…
今日は、アルゼンチン議会の開会日。
女性大統領クリスティーナさんの所信表明演説がテレビ放映されてた。
彼女、優に3時間、ほぼ何も読まず語りっぱなし!
たまに手元を見るのは、統計データなどの数字を読み上げるときだけ。
議員達ももちろんずっと座りっぱなしで聞いている。
(ヤジを飛ばしたり、寝ているひとはいない)
議会の外に集まっている熱烈な支持者と思しき群衆の映像もあった。
問題山積みと思われるアルゼンチンだけど、これにはちょっと感心!
季節も時刻も正反対、日本からみて地球の裏側にある国
アルゼンチンでの発見の日々はまだまだ続きます〜(^_^)