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アルゼンチンの歴史をかじってみた

アルゼンチン

昨日、新しいローマ法王が即位したニュースを沢山見た。👀
その中に、ブエノスアイレスのカテドラル前に集まって
盛り上がってる人達の映像があった。
そりゃそうだ。新しいローマ法王はアルゼンチン人だもんね。🎵

今日オレたちもカテドラルに行ってみたら、
いまだにTV局の中継車が何台も停まってた。
神殿風の建築物とその前に停まる車と人
カメラマンとかリポーターみたいな人が大勢いたね。🎥

中に入ると早速新しいローマ法王の写真を発見。
ローマ法王の写真
即位してフランシスコ1世に名前が変わるけど、元々の名前はホルヘさん。
名前が変わっちゃうのって不思議だな~

カテドラルにはアルゼンチン独立の立役者、サン・マルティンが眠っている。
彼はアルゼンチンの5ペソ紙幣に描かれるほどの英雄だ。
教会の中の祭壇
ちょっとビックリしたのは教会の中であるにもかかわらず、
彼の棺を守るかのように衛兵が二人もいたこと。
教会の中でサーベルを持って軍服を着てるような人がいるのは初めて見たね。

カテドラルを見た後、アルゼンチン建国200年を記念して作られた
MUSEO DEL BICENTENARIOムゼオ・デル・ビセンテナリオに行ってみた。
ムゼオ・デル・ビセンテナリオの外観
今日はアルゼンチンの歴史を勉強だ。👊

これは博物館の中で、茶色いのは昔の建物の遺構。
建物の遺構が残る博物館
古い建物を整備して、その上部に新たに屋根を作って博物館にしてる。

ところで、ここはカサ・ロサーダのすぐ近くなんだけど
昔の港の施設(税関?)の跡地に作られてた。
要するに現在ブエノスアイレスの中心部になってる地域の一部は
200年前には海というか港だったのだ~~~ w(゚0 ゚)w
全然知らなかったよ。

そんな大昔じゃないけど、ちょっと昔の雰囲気が漂う博物館の中。
煉瓦造りの建物の中
赤いレンガで、なんだか東京駅みたい。

これはエビータが着たドレス。
エビータの衣装とペロン元大統領とエビータの肖像画
旦那であるペロン元大統領と一緒に描かれた絵とともに飾られてた。
レコレータ墓地に行った時も思ったけど、
やっぱりエビータは今でも人気者なんだね。
博物館では、アルゼンチンの激動の歴史が映像や資料などで解説されていた。
解説は全てスペイン語だったからほんの少ししかわからなかったけど、
知らなかったことがホントに多くてマイッタ。💧

アルゼンチンって結構大変なことがしょっちゅう起きる国。
いつの時代も必ず何かしら問題(経済危機、軍人によるクーデターや独裁など)が
あって、苦労するのはいつも一般市民。
でもその現状を打破しようとして多くの人々が広場や大通りに集まって
集会やデモを行っているような映像が沢山あった。

そういえば博物館に入る前や出た後にも、
何かを訴えて練り歩く大勢の人々を見かけた。
道路を封鎖する武装した警官たち
武装した警官が道路を封鎖し大変なことになってたけど、
こういうことが日常茶飯事なんだろうな。
わかりにくいけど、金網の向こうにはデモを行う人々の長い列が見える。

オレには、そんなアルゼンチンの人々がすごくパワフルに感じた。

デモや集会をしたって必ずしも事態が好転するわけじゃないし、
場合によっては逮捕されたり殺されたりするかもしれない。
さすがに今は殺されはしないだろうけど、
昔の軍事政権の時代は多くの人が殺されてたのは事実だし、
逮捕後に行方不明になったままの人が
現在も数百人も(数千人、それ以上という説も!)いるのだそうだ。

それでも自分の主義主張を持ち、行動に移せる力があるということは、
とても素晴らしいとオレは思う。
アルゼンチンの人々にこのパワフルさがある限り、
彼らはきっと今ある山積みの問題をいつの日か解決できるだろう。
簡単なことじゃないだろうけど、そう信じたい。

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