今日はいっぱい見るとこあるから忙しいよ〜!
マソウッドさんがまず連れてきてくれたのはここ。
300〜400年前のニズワの都市遺跡らしい。
遺跡の外側にもファラジ(灌漑用水路)が残っている。
もちろんいまも現役。清らかな水が流れている。
ファラジの源流を見に行こう!
マソウッドさんは涸れ川に沿ってクルマを走らせる。
あの崖の下にファラジが通っているのが見えるかい?
おおっ、あんなところに水路がw(゚0 ゚)w
クルマは涸れ川をさらに遡っていく。
涸れ川といっても雨季にはちゃ〜んと水が流れているそうだ。
おっ、ヤギだーーー!
この涸れ川の谷の奥地に暮らす山羊飼いの一家。
その子どもたちが、彼らの家まで案内してくれた。
突如デーツ(ナツメヤシ)の木が現れた。
これらは彼ら一族が開墾して栽培しているという。
これはおじいちゃんが引いたファラジ(用水路)だよ〜。
谷間の道をさらに奥へ。
下を覗くと川に水が流れていた。
もう源流に近いのだろうか。
上方に見えるのが彼らの家。
下に見える生活用水の人工溜め池にはカエルもいた♪
彼らの家から見下ろす景色はこんな感じ。
乾いた谷に唯一みえる緑は彼らが栽培するデーツのみ。
こんな断崖絶壁の谷で山羊を放牧して暮らしている。
こんなところに人が住んでるなんて考えられないだろう?
とマソウッドさん。
こうみえてもね、彼らは裕福なんだよ。
山羊は高値で売れるからね!
へぇ〜、そうなんだ〜(つ゚o゚⊂)
ところで、子どもたちは学校に通ってるの?
いまは休み(冬休み?)だけど、始まったら彼らも行くよ。
こんな山奥からどうやって?
もちろんクルマでだよ〜。とマソウッドさん。
涸れ川の上を走るのは、たとえ四駆でもめっちゃ大変。
川の底(だったところ)を走るわけだからね。
こんな道のり毎日往復するなんて!
ここは観光地でもなんでもない。
地元民のマソウッドさんが
ニズワの秘境に住む人々の様子を
私たちに見せたくて連れてきてくれただけ。
私たちだけじゃ辿り着くことはおろか
知り得さえしなかった世界だ。
ニズワのみどころ巡りの旅、まだまだ続きます。
アラビア語でありがとうは「シュクラン」
今日も読んでくれてありがとう♪ シュクラン \(^o^)/