今日はYazdヤズドという町への移動日。
まずはヤズド行きのバスに乗るために、
エスファハーンの街外れにあるJEY Bus Terminalへと向かった。
9時半頃、ターミナルに到着。
早速切符売り場に行き、次のヤズド行きのバスの出発時刻をきいてみた。
「ヤズド行き大人2枚下さい。それから次のバス何時?」
「次のバスは10時だけど満席だね。その次は11時だけど、それも満席。」
「じゃあ、いつのバスなら席空いてる?」
「バスは1時間に1本あるけど、空席があるのは夕方の5時のバスだけだね〜」
「マジかよ!?そりゃ困るぜ…」💧
どうやら1月3日はイランの休日らしく、
そのためバスを利用する人も多いみたい。
それにしたって10時前から5時までバスを待つのはきついぜ。
だからバスの切符売り場の人に相談してみた。
「もし乗客のキャンセルが出たら教えてよ。早くヤズドに行きたいんだ。」
「OK!切符売り場の近くの席に座ってな。空席ができたら声かけるよ。」
「頼むぜ!マイフレンド!!」
「任せな、日本人の兄ちゃん!」
切符売り場の人はそう言ってくれたけど、空席ができる保証はない。
でもこういう時に秘密の言葉『マイフレンド』を言っとくと、
言われた相手は結構真剣に頑張ってくれたり、
荒技を使ってどうにかしてくれる(こともある)。
とりあえず待合室でブルース・リーの古い映画を見ながら朗報を待った。
そう言えば、イランで「どこから来た?」って聞かれて「日本」と答えると、
「ブルース・リー!」とか「ジャッキー・チェン!」ってよく言われる。
彼らは日本人じゃないよ、中国人だよ!って何度言ったことか…
日本と中国、そして韓国を混同してる人は本当に多い。┐(´〜` ;)┌
そんなことを考えてたら、10時のバスが来た。
やっぱり満席らしい。
でもどうやら11時に乗る予定だった客が10時のバスに乗ったらしく、
そのおかげで次に出る11時のバスに空席ができたみたいだ。
さっきの切符売り場の人がオレたちの切符を11時のバスに変更してくれた。
やった~11時発のバスに乗れるぜ!ありがとう!!
11時、バスがヤズドに向けて出発した。🚌
バスが山道に差し掛かると、雪が積もってた。
数日前にエスファハーンで雪が降ってたけど、
周りの山には積もったんだね~~~⛄
山を抜けると今度は砂漠地帯が延々と続く。
途中でキャラバンサライを見かけた。
矢印の建物がキャラバンサライ。
それ以外の建物はほとんどない。
というか、昔の人々はここをラクダで移動してたのかと感心したね。
ヤズドの町に近づいてきたところで、
遠くに丘の上に何か建物が建ってるのが見えてきた。
あれはもしや…
ゾロアスター教の葬法である鳥葬をしていたとこで、
沈黙の塔とかダフマ(ダフメ?)って呼ばれてる場所では?
そこはヤズドに行ったら見たいな〜と思ってた場所。
明日かあさって、ちゃんと見に行こう。👀
その後、ヤズドのバスターミナルに無事到着した。
一時は到着が今日の夜になっちゃうかも?って思ってただけに、
太陽が出てるうちにヤズドに着けたのはうれしいね。ヾ(=^▽^=)ノ
予約していた宿(シルクロードホテル)に着くと、
すぐ近くに立派なモスクが見えた。
エスファハーンで知り合ったメキシコ人の旅人がお勧めしてくれたこの宿、
町の見どころが近くてとってもいいよ!とは言われてたけど、ホントに激近!
そして夜。
いい感じになってきた。
これはヤズドの名所の一つ、マスジェデ・ジャーメ。
地元の人がたくさん礼拝に来てた。
お祈りの声とかが聞こえてきて、厳かな雰囲気だった。
シルクロードホテルに戻って夕飯。🍴
↑ラクダのシチュー。
オレ、今回生まれて初めてラクダを食べた。
料理法が特別なのか全然クセがなく、あまりにもフツウな肉で驚いたね。
↓イランで沢山採れるザクロの果汁を使った煮込み。
ザクロの甘酸っぱさとスパイスが効いてて、ちょっとカレーみたいな料理。
そして二つとも、シチューやカレーみたいに
汁気がある料理ってのがめっちゃ嬉しかったね。
最近、肉&米だけ!っていう料理がずーーーーーーっと続いてたからさ。
マジでとってもとっても美味しかった〜!😃
実はこの宿を選んだ理由の一つが地元の料理を食べれることなんだよね。
やっぱウマいもん食べたいじゃん?
エスファハーンではかなり食事で苦労したからさ〜〜
明日は何食おうかな?( ̄ー+ ̄)
イランでありがとうは「メルシー」
今日も読んでくれてありがとう♪ メルシー \(^o^)/