カンクンからバスで3時間半ほど離れた場所にあるマヤの遺跡COBAコバ。
ここはガイドブックとかにもあんまり載ってない、
チチェンイツァやテオティワカンに比べたらちょっとマイナーな遺跡。
でもここには、ユカタン半島北部にあるものとしては
最も高いピラミッドがあり、しかも登れるのだ!
これは行くしかないでしょ〜ってことで、
朝早くからコバに向けて出発した!!
コバはカンクンからめっちゃ遠い。そして直通のバスもない。
だからまずはカンクンから2時間半かけてトゥルムという町に行き、
そこでさらにコバ行きのバスに乗り換える必要がある。🚌
朝8時少し前、カンクンのバスターミナルでまずはトゥルム行きの切符を
購入しようとしたら、8時に出るバスは空席があるけど
次に出る8時15分発のバスはもう満席だという。
その次のバスは9時過ぎで、
それだとトゥルムからコバ行きのバス(11時7分発)に間に合わない。
マジかよ!そりゃ8時のバスに乗らないとマズいぜ!!😞
切符を急いで買い、乗り場に走った。
ぎりぎりセーフ!!出発1分前だった。
切符は出来る限り前もって買っておきましょ〜〜(笑)
10時40分頃トゥルムに到着。11時7分発のバスを待つ。
でもお約束の遅延。そしてなんのアナウンスもなし。😵
バスは15分くらい遅れて到着し、コバへと向かう。
約1時間後ついにコバに到着
入り口で入場料57(約450円)ペソを払い、遺跡に入った。
ちなみに、このコバ遺跡はとても広い。
だからレンタル自転車と人力三輪タクシーがある。
オレたちは自転車を借り(1台35ペソ 約280円)、
遺跡を見て回ることにした。
遺跡の中をチャリで進んでいくと、ポツンポツンと昔の建物が出てくる。
ここは昔のピラミッド(神殿?)のひとつ。
このピラミッドはちょっと崩れかけてるから頂上までは登れなかった。
ちなみに、頂上部分にある壁画には当時描かれたオリジナルの
色彩が残ってて、これはとても貴重なものらしい。
この事は客待ちをしてた三輪タクシーのおっちゃんが
教えてくれたんだけど、あまり知られてないらしく
ほとんどの観光客はこのピラミッドを素通りしてた。
もったいないな〜〜〜!😖
次に見たのは、この円錐型のピラミッド!
スゴい!!こんな形は見たことないよ〜〜〜👀
マヤの人々は円錐型のピラミッドをけっこう作ってたらしい。
でもこんなに完全な形で残ってるのは珍しいんだってさ。
そしてついに登場、コバの巨大ピラミッド‼
ここに登るためにコバに来たといっても過言ではない!
実は先日チチェンイツァに行った時、とても残念だったことがあった。
それはピラミッド(エル・カスティージョ)に登れなかったこと。
昔は登れたんだけど、今は登れなくなってしまった。
理由はピラミッドから人が落ちたから。
ピラミッド自体が高さもあるし階段はとても急だし、
落ちたら間違いなくヤバい事になる。
だから今はもう登らせないことになったらしい。
ということは、もしかしたらこのコバのピラミッドも
登れなくなる日が来るかもしれない。
故に、その前に是非登ってみたかったのだ〜〜〜👊
登ってみた!
階段がめちゃくちゃ急!
登りはともかく、降りる時はちょっと怖かったね。
頂上に出ると、周囲は見渡す限りのジャングル。
緑以外には何もない。他のピラミッドのてっぺんが幾つか見えるだけ。
よくもまあ、こんなとこに町を作ったもんだ。
しかもコバが一番栄えてた頃には、
なんとここに5万人住んでたってんだから驚きだ。
これは球戯場。
チチェンイツァでも見たけど、
ここで行われた試合で生け贄を決めてたのか〜とか思うと
ちょっと寒気がするね。
これはまた別のピラミッド。
ピラミッドが土に埋もれかかっていて、
その上に木が生えてきてて歴史を感じさせる。
逆に言えば、この辺の木々の下にはもしかして
まだ発見されていない遺跡があったりするのかもね。
これは神殿のひとつ。
こういう神殿がいくつもあった。
オレたちは自転車で遺跡を回ったから全部見れたけど、
徒歩で全部回るのは多分無理だったね。
帰りのバスの時間があるから結構大忙しだったけど
とても充実した遺跡巡りだったな〜〜〜
帰りのバスの時間は15時10分。これが今日の最終バス。
これを逃すと明日までバスは来ない。(笑)
ところで、帰りのバスはカンクンまで直通で行くバスだった。
オレたちはそれを知らなかったから、コバからトゥルムまでと
トゥルムからカンクンまでの切符を別々に買っちゃった。
それはちょっと失敗だったね。
でも何しろコバの遺跡が素晴らしかったから、
文句なしに大満足の一日でした!!😃