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ゾウガメの自然に触れた日

エクアドル

宿での朝食時に
出逢ったスペイン&コロンビアカップル。

これからタクシーに乗って野生ゾウガメを見に行くという。
偶然、私たちも今日はそうしようと考えていた。
というわけで、急遽で4人でシェアして行くことになった!

彼らのお陰でドライバーとのやりとりもスムーズ。助かる〜♪
ゾウガメ以外のみどころもいくつか廻っていくことに。

最初に着いたのはトゥネレス・デ・ラバ(TUNELES DE LAVA)。
溶岩のトンネルだ。
洞窟を覗く男女
火山活動によって出来たガラパゴスの島々には
こうした溶岩トンネルがいくつもある。
洞窟の中を降りていく女性
ここは観光客が見学しやすいように
出入口の階段や内部の電灯などが整えられている。
洞窟の中に佇む人
全体的には広い空間が続くのだけれど
一部、四つん這いにならないと通れないような箇所がある。
洞窟を四つん這いになって進む男性
この辺りをクルマで走っているだけで
すでに何匹かのカメを道端で見かけた。

そうして、向かったのは
ランチョ・プリミシアス(RANCHO PRIMICIAS)という
ゾウガメの自然保護区。

入口で長靴に履き替えたとき
あ〜、これがあのガラパゴスの生態系を守るための???
ついにきたかー!と思ったのに
ただ単に、私たちの靴を汚さないようにって(^∇^;)

う〜ん、それはウレシイ配慮なんだけど
ここで優先されるべきことってもっと違うような。。。
ガラパゴスにいるとそんな風に感じてしまうことがときどきある。
大きなリクガメを見物する人達
100歳超の長寿クラスがあちこちに!
草むらにいるリクガメを見ている男性
静かにしていると、ゴォーッって
カメたちの呼吸する音も聞こえてくる。
カラパゴス自然保護基金のプロジェクトの看板
日本からの支援活動もあるんだね。
そういえば、JICAのマークのある施設もあったっけ。

甲羅試着(?)コーナーにて。

身長175センチの夫が入るとこんな感じ。
リクガメの甲羅を被って腕立てをする男性
亀の甲羅って相当重いらしい(;^ω^)

ここは保護区といっても、どこかサファリパーク的雰囲気。
(汚れ防止に靴履き替えたりだとか、レストランがあったりだとか)
私たちはエルチャトってとこにゾウガメを見に行きたかったんだけど
100歳超の大物いっぱいいたし
イサベラ島でもたくさん野ガメみたし、まぁいいかとなった。

あとで、ネットで調べてみたら。
どうやらこの辺り一帯を総称してエルチャトって呼んでる様子。
(近くにエルチャトって名の山がある)
エルチャトにカメ見に行ったってハナシで
このランチョ・プリミシアスのこと書いてるも見つけたし。
(ランチョ・プリミシアスとエルチャトの違いについての考察と
オススメの行き方は後述)

そして、ロス・ヘメロス(LOS GEMELOS)という
双子(?)のクレーターを見たあとはプエルトアヨラに戻り
昨晩の食堂街(ここではこうした食堂をキオスコという)にて4人で昼食。
スープ&メイン&ジュースで3ドルだったのは良かったけど
手が滑ったお姉さんに思いっきりジュースをぶちまけられた私( ̄∇ ̄;)

一旦宿に戻って着替えて出直し。。。
港から船のタクシーに乗って対岸へ。
ボートの上から見た島と海

水が赤くなった塩湖
そこから、塩の湖や、ドイツ人の浜辺と呼ばれるビーチを通り抜けて
辿り着いたのはラス・グリエタス(LAS GRIETAS)。海辺の渓谷だ。
大きな岩がゴロゴロ落ちている岩場
大きな岩がゴロゴロ!
岩の崖に囲まれた海の渓谷
その先が渓谷になってる(といっても海)。
水は思っていたより澄んでいたけど
アシカやウミガメたちと泳げた他の島と比べると
正直ちょっと物足りないかな。

おやつのバナナを食べてたら
また小鳥(フィンチ)がやってきた〜(^o^)
岩の上でバナナを食べる男性とその横にいる小鳥
くどいけど、エクアドルのバナナってホントに美味しい(*^〜^*)
庭にバナナが吊るさってて、食べ放題な宿があるのもウレシイ♪
(イサベラ島といまいるサンタ・クルス島の宿がそう)

今晩も昨日出逢ったイタリア人カップルと一緒に夕食。

ゾウガメ保護センター見てきたけど。。。
性別をコントロールするような繁殖のさせ方って
本当に「自然」の保護になってるのかな?

自然遺産のはずなのにこんなにゴミが落ちてるなんてさ。
しかも、観光客の多いエリアより
現地の人が住んでるエリアに落ちてるゴミの方が酷いよ。
100ドルの(ガラパゴス諸島)入島料って
一体何に使われてるのって思わない?

そんな疑問が彼らの口から出たときにはドキッとした。

ガラパゴスで最初の島に降り立った日
海面にプカプカと浮かぶゴミを見て私たちも唖然とした。

自然ふ化に半年かかるゾウガメの卵が
人工ふ化で30〜45日位だったかな?ちょっと記憶が不確かだけど
とにかくビックリするぐらい早まるというのを
自慢げに話すガイドさんの口ぶりに僅かに覚えた違和感。

動物達の愛らしい姿を間近で見られる感動の陰に隠れて
目を瞑ってしまいがちだけど
ここにいると日々いろいろと考えさせられるのも確か。。。

夫が甲羅を被ったハナシをしたら
それって亀仙人じゃーん!って
イタリア人の彼がすかさず言ったのには笑ったけどね(o⌒∇⌒o)

そういえば、この間
ガラパゴスのガラパゴってゾウガメって意味だよって書いたけど
ガラパゴってもともとは「鞍」って意味で
甲羅が鞍に似てるってことで
ゾウガメが「ガラパゴ」って呼ばれるようになったそうです。
ガラパゴス豆知識でしたー♪

〜ゾウガメ自然保護区ランチョ・プリミシアス&エルチャト〜
ガイドさん(タクシードライバー)によると
ランチャ・プリミシアスの入口付近のエリアは私有地で
ゾウガメたちのいる森エリアを歩いているとあるところからいきなり
「ここからさきは国立公園」っていう話なので(境界線は特にナシ)
エルチャト自然保護区の一角がランチャ・プリミシアスなのかも。

料金は一台30ドル。
(ランチョ・プリミシャス入場に別途3ドル)
私たちは溶岩トンネル&ロス・ヘメロス(LOS GEMELOS)込だったけど
ツーリストインフォのお姉さんに聞いたエルチャトまで往復タクシー
(現地での滞在中の待っててもらって)の目安も30ドル。
4人でシェアすれば1人7.5ドル。
サンタ・ロサから徒歩よりもラクちんです♪

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