いよいよ今日は念願のアタカマ〜ウユニツアーへ出発!
チリのサン・ペドロ・デ・アタカマから
ボリビアのウユニ塩湖まで2泊3日かけていくこのツアー。
個人的には塩湖よりも、この国境越えツアーそのものを
この南米の旅で一番楽しみにしてたんだよね(^ ^)
朝7時半にツアー会社のオフィスに集合。
私たちは(珍しく^ ^)日本人らしく、10分前には到着!
昨晩飲み過ぎて寝坊した参加者は容赦なく置いてミニバンは出発。
サン・ペドロ・デ・アタカマの町を出るとすぐに
チリ側のパスポートコントロールがある。
朝8時から長蛇の列だ!
運転手さん率いる2泊3日ツアーへの参加者は
私たちとオランダ人親子の4人のはずなのに。。。(・ ・?)
チリ側の出国審査時には、ボリビア人の子連れ夫婦はじめ
現地人らしき人たちも一緒のグループで審査を受けた。
ここからボリビア側の国境まで小一時間の道のりで
標高2000メートルから4000メートルまで登る。
昨日まで遠くに望んだ山並を登っていく光景だけでもすでに
今までに見たことも想像したこともないような景色。
これだけでも、このツアーに参加してよかった〜と思えるほどだ。
ボリビアへの入国審査を受ける国境。
すでに4000メートルを超える高さ。
冷たい風が吹きつけて、とにかく寒い〜っ((。>д<))
審査が終わると簡単な朝食が用意されていたけど
寒いわ、せかされるわで全然ゆっくり食べられない。
かろうじてバナナを1本頬張った。
朝食もそこそこに
ここで、ミニバンから4WD車(ランクル)に乗り換える。
お別れの挨拶をする間もなくオランダ人親子と別れ
新たな仲間達と同乗することに。
私たち2人&ドイツの若者3人組が一台。
フランス人家族4人&オランダの青年1人が一台。
計2台のチームとなった。
国立公園の入場料(150ボリビアーノ)を支払うと
いよいよ本格的にツアーのスタートだ!
この先ウユニまでの道のりの殆どが標高4000メートル超。
ラグーナ・ビアンカ、ラグーナ・ヴェルデなどと
呼ばれる湖に立ち寄りつつ、やってきたのは温泉。
私たちが到着したときはまだだ〜れもいなかったけど
あれよあれよと他の組がやってきて芋洗い状態に(笑)
その場で水着に着替えるヨーロッパ組。
一方、私たちは足湯のみ。
大自然の中で浸かるお湯は気持ちいい〜んだけど。。。
後から後から集まってくるヨーロッパの人たちが
サンオイルを塗ってから入るもんだから
だんだんとお湯に油膜が張ってくるんだよね(;^ω^)
コレ日本人的にはちと辛い…足だけだからいいけどさ。
次に向かうは間欠泉。
熱いガスがもくもく上がってる。
興味本位で近づき過ぎたら大変だ〜!
硫黄の臭いも感じる。
地面に開いた無数の小さな穴からも蒸気が出ている。
まさしく生ける大地だ。
道なき道を進みつつ、今日の宿泊地ラグーナ・コロラダに到着。
その名の通り美しく色づいた湖。
これが時間とともにまた違う色合いを見せてくれて
この畔に滞在できたお陰で充分に堪能させてもらえた。
夫の指差す先には今晩の宿、そして
フラミンゴが!!!
標高(たぶん)4500メートルの山小屋での夜。
用意された食事はサラダにスープ、パスタなど。
高山病対策にはお肉は厳禁だからね。
前日から高山病対策薬を服用してた私たちでも
夜になる頃には鈍い頭痛を感じるほど。
若者組は前半飛ばしてたせいか夜には別人のようにぐったり。
程度の差はあれど、みんなそれぞれしんどかったみたい。
どんなにしんどくても、寒くても
せっかくここまできたのだから、これだけは!と
くるまれるだけくるまって星空を見に外に出た。
もちろん写真には全然収めきれなかったんだけど。。。
いままで旅先でみた星空で、ダントツに美しかった!!!
子どもの頃見ていた北国の冬の星空。
あのキラッキラと煌めく星空に敵うと思える夜空には
これまでほとんど出逢ったことがなかったけれど。。。
この夜空は一生忘れられないものとなった。
寒くてしんどくて全く眠れずに辛かったこの一晩も…(^∇^;)