ディヤルバクルの宿からの眺め。
旧市街の年季の入った建物の奥には近代的なマンション。
そんな新築住宅が立ち並ぶ市内を巡る路線バスに乗り
オトガル(バスターミナル)を目指す。
新興住宅地と呼べば聞こえはいいけれど
まるで焼け野原のような台地に
キレイなマンションだけが無数に乱立する姿は
なんだか無性に切なくなる。。。
そんな住宅街を迂回して約45分。やっとオトガルに着いた。
こうしてみるとフツーの近代都市だけど
高層住宅の周囲には赤土がむき出しの荒野が広がっている。
トルコを旅していてしばしば目にする光景。。。
三日前にここに到着したとき
市内までのバス乗り場を教えてくれたクルドの青年が
私達を覚えていてくれた。
ここでは、彼らのように明るく人懐っこい人々もいれば
ひたすらに怪訝そうな視線を送ってくる人々もいる。
次の目的地は黒海沿岸の街トラブゾン。
10時間、トルコ内での移動で最長距離となる。
舗装されているものの表面が滑らかでない道が多いトルコ。
細かい振動が乗り物に弱い私には堪える。
パーソナルテレビも気分が悪くなるので楽しめない(>_<)
むしろ南米のバスみたいに共有画面(?)の方が助かる。
トルコの長距離バス。快適と旅人に好評らしいけど
座席、トイレ、食事や休憩等々、私達は南米の方が好み。
湖畔を通り抜け、いつしか日が沈み・・・
トラブゾン到着予定時刻の午後10時半。
バスが停まったのは標高1950mの街エルズルム。
トラブゾンまでまだ200キロ以上もある・・・
てか、雪積もってるし(;゚∀゚)
ようやくトラブゾンに到着したのは午前2時半!
こんな時間でもセルビス(オトガルー市内間の無料送迎バス)
出してくれたのは助かったけど。。。
ツカレタヨーーー○| ̄|_
トータル13時間半のバス旅。
コンヤ行きもだったけど、またもや所要時間チェックミス (T-T)
とにかく無事着いてくれてヨカッタ。