今日はアジスアベバに住むSちゃんが、
オレたちをAddis Ababaアジスアベバの名所に案内してくれた。
まず最初はエントット山。
山の頂上付近からはアジスアベバの街を見渡せる。👀
街の範囲は結構広い。
ちなみにオレたちはそこまで車で行ったんだけれども、
その行き帰りでこんな光景を何度も見かけた。
ちょっとわかりにくいかもしれないけど、
これは人が大量の木の枝を束ねたもの担いで運んでる様子だ。
山の頂上辺りは雑木林になってて、そこで木の枝を拾い集め
麓まで歩いて持っていくことを仕事にしている人がいるんだよね。
木の束の大きさは自分の2〜3倍ほどの大きさになる。
しかもなんと、これを運んでいるのは全て女性。
恐らくかなりお年を召したお婆さんや、小学生位の子どももいる。
そしてここは標高2400mのアジスアベバを見下ろす山の上。
相当しんどいはずだ。
この仕事ができる日本人はどれだけいるだろう?
最初は彼女達の体力的な部分に感心していた。
しかし、この労働で稼げる金額を聞いたら感心を通り過ぎて切なくなった。
こんな大変な仕事でも、金をもらえるだけマシなのだろうか。
彼女達ができる仕事はこれしかないのだろうか…
年老いた老女や幼い子どもでも働かなければならない現実。
貧富の差。国と国の違い。
わかっちゃいるけど、何とも言い難い気持ちになりながら山を下りた。
次に、先日行った旅行代理店に向かった。
ここはアジスアベバの名所でも何でもないけど、
あさってから行くエチオピア南部を巡りの詳細を詰め
車をチャーターするために訪れる必要があったんだよね。
旅行代理店に入ると、先日も対応してくれたSOPHIE&GELILAが
申し訳なさそうな顔をしてこう言った。
残念ながらあなた達と同じ日程で南部に行く旅行者がいないので、
先日話していた金額より安くすることは出来ない。ゴメンね…
うーん、困ったな〜。
当初の予定では7日間車をチャーターしエチオピア南部を回るつもりだったけど、
同行者がいないと料金はかなり高くなってしまう。
それはちょっと厳しい…😵
そこで、日数を削ってもオレたちが見て回りたい場所を
網羅出来るかどうか行程を再検討してもらった。
すると、7日じゃなくて5日でもどうにか行きたかったとこには行けるらしい。
一日の移動距離は増えて大変だろうけど、どうにかなるみたいだ。
それならどうにかチャーター代とその他宿代飯代ある程度の範囲所で収まるし、
見たいものは見れるし、これならいいんじゃない?
どうにかエチオピア南部巡りの目処がついた。
出発はあさっての朝7時。楽しみだぜ!🎵
その後アジスアベバにある有名な教会、三位一体教会に行った。
中に入ろうかと思ったけど、入場料が高くてやめた。
地元民と外国人で差を付け過ぎだって!
次に行ったのは国立博物館。
ここはエチオピアで発見されたアウストラロピテクス
『ルーシー』の化石のレプリカがあることで有名な博物館だ。
これが『ルーシー』の化石のレプリカ。
本物はアメリカにあるらしい。
これは骨格模型を直立させたもの。
結構小さい。
アウストラロピテクスと現代の人類の骨格を比較すると、
かなり大きさが違うことがすぐに見てわかる。
頭蓋骨の大きさや脳の容積も現代人の方がはるかに大きい。
それだけ人類がアウストラロピテクスよりも進化したという証拠らしいけど、
個人的には「人類は進化してるのか?」って疑問に思うことがある。
人類の歴史は愚かな争いの繰り返し。
それは国と国だったり、国の中での争いだったり、色々だ。
例えば日本。
今、日本という国は戦争をしてはいない。
でも…
今は争ってる場合じゃないんじゃない?協力した方がいいんじゃない?
っていうタイミングでも、政治家達は自分のポジションを得るために
ライバルの足を引っ張ったり、どうでもいいことを言い合って争ってる。
アウストラロピテクスの頃は仲間同士で協力ことはあっても、
地位とか金とかを得るために争うことはなかったんじゃないかな。
人類は、みんなにバレないように適当にごまかしたり
汚いマネをすることだけは上手になってるような気がする。
このまんまじゃ『ルーシー』に笑われちゃうよ。
どうにかしないとね。
アムハラ語でありがとうは「アムセグナロ」
今日も読んでくれてありがとう♪アムセグナロ \(^o^)/