スポンサーリンク
スポンサーリンク

エチオピア南部巡りに出発だ!

エチオピア

今日はついにエチオピア南部巡りに出発だ!

朝7時、トヨタの4WD車ランドクルーザーがオレたちを迎えにきた。
ドライバーはゼッドという名前で、中々いい人そう。
楽しい旅になりそうだね。🎵

朝のアジスアベバは交通渋滞がひどい。
アジスアベバの街を出るのに約1時間かかってしまった。
でも街を離れたら人の気配がなくなり、
これぞアフリカ!っていう感じの景色になった。\(^o^)/

まっすぐに伸びる道を南に向けて走って行く。🚙
草原を抜ける一本道
青い空。乾いた大地。
建物が何もない荒野と青空
家や建物、電信柱など、人工物がほとんどない。
アフリカだな~~~

2時間くらい走って、最初の目的地TIYAティヤに到着した。
世界遺産ティヤの看板
なんとここには、世界遺産にも登録されている遺跡があるのだ~!

ドライバーのゼッドが「着いたよ~!」って言うけれど、
マジでここが世界遺産か?っていう感じの場所。
草原の中に赤土が見える轍
看板とか説明とかが全く見当たらない。💧
あるのは切符売り場だと思われるほったて小屋のみ。
でも誰もいない様子。どうなってんだ?

そうこうしてたら、どこからか地元のおっちゃん風の自称ガイドが現れ
オレたちに遺跡の説明をし始めた。
遺跡の隣に立つ男性
なんかこのおっちゃん怪しいな~(笑)

おっちゃんガイドの話によると、ここは先住民のお墓だそうだ。
ティヤの墓石には様々なレリーフが刻まれているんだけど、
そのレリーフのデザインが世界的に見ても唯一無二らしく、
そういった理由から世界遺産に登録されているらしい。

例えば、上の写真の墓石に刻まれた細長い模様は剣を意味しており、
剣のレリーフがあるのは男性のお墓なんだそうな。
レリーフが施された遺跡の墓石とその横に立つ男性
刻まれた剣の数はこの墓に眠る人物が
何人の敵を殺したかというのを表しているんだって。

赤い矢印が指してる図柄は枕。
枕のレリーフがある遺跡
なんで枕を墓石に掘ってんの?ってのは今でも謎らしい。
ちなみにいつ頃作られたものなのかも不明なんだって。

こっちは女性のお墓で、乳房が描かれているのが特徴。
女性のお墓の遺跡
この女性の墓にはブレスレットを沢山している腕やネックレスが描かれており、
その様子から女王のような権力者のものだと推測されている。

この円錐形の石は太鼓を模しているものだそうな。
太鼓型の遺跡と男性

叩く真似をするおっちゃん。
太鼓型の遺跡を叩く真似をする男性

このような墓石がティヤ全体で40近くある。
墓石の遺跡
墓の周りにはなんにもなくて、ただ畑があるだけだ。
こんなところにいきなりポツンと歴史的な遺跡があるなんてホント不思議。

そして…
ガイドのおっちゃんは一通り説明を終えると、ガイド料をくれ!と言い出した。
料金はオレたち二人で200ブル(約1000円)だよ?ふっかけすぎだろ!!😠
ティヤのガイド料はガイド1人に対し100ブルっていう情報を見てたこともあり、
100しか払わねーよ!ってオレは言い続けた。

結局おっちゃんが折れて、100ブルになった。
第一このおっちゃん100%モグリのガイドっぽいし、
100ブルだって払い過ぎじゃねーか?ってオレ的には思うわけ。
出来る限り沢山金を取りたい気持ちはわからなくもないけどね。

その後ティヤを出発し、今日の宿泊地アルバミンチを目指した。
アルバミンチはアジスアベバから約500kmの道のり。
最初は舗装路だったけど、だんだんダートの道が増えてきた。

道路脇の水たまりというか池で遊ぶ子ども達。
泥池で遊ぶ子どもたち
日本のお母さん達が見たら、
こんなとこに入っちゃいけません!って怒りそうな茶色く濁った水の中で
楽しそうに泳いでる現地の子ども達。
水着なんてものは着ていない。当然、素っ裸だ。

さらに道を進んだら、その茶色く濁った水を汲んでる子ども達がいた。
大きなポリタンクに水を汲み、馬車(正確にはロバ車)に積んでいく。
彼らはこの水で煮炊きや洗濯をするのだろう。
泥水を汲む人
一般的な日本人なら、
こんな水で調理した食事をしたら恐らく一発で腹を壊すだろう。
でも彼らは平気で、全く問題ない。👊

日本とエチオピアでは、衛生、医療、食料事情など、全てが違う。
その結果なのだろうか、日本はエチオピアより平均寿命が長い。
でも、エチオピアの人々が普通に飲んでる水を日本人が飲んだら体調を崩す。
これって、どっちの方が体が強いんだろう。(・ ・?)

日本って世界の国々と比較すると健康で長寿な国な方だと言える。
それに加えて、昔より今の方が医療の技術は向上し薬も良いものが増えてる。
しかしその反面、日本では学校の運動会とかで生徒が日射病になって
◯◯人病院に搬送された的なニュースは、以前より格段に増えてる。
それに対しエチオピアは、日本より日差しがきついけど
(多分)日射病で倒れるようなエチオピア人はあんまりいないと思うんだよね。

世界的に見たら、日本はたしかに長寿の人が多い。
けれど、本当の意味での生物的な強さを
日本人は持ってるのかな~?って考えてしまった。

そして夕方、アルバミンチに到着した。
おつかれさん!と、ドライバーのゼッドと乾杯。
ビールジョッキを持つ男性二人と女性一人
日本の道路を500kmの走るのとエチオピアの500kmじゃ全然違う。
オレたちなんて乗ってるだけなのに疲れちまったよ。

でもゼッドは、全然大丈夫だよ~と涼しい顔。
仕事だから当然と言えば当然かもしれんが、
数百kmのダート道を走るのは結構しんどいぜ?さすがはプロだよね。
エチオピア人の強さをこんなとこでも実感してしまったよ。

ビールを飲んだ後、ゼッドが教えてくれたおすすめの場所に行ってみた。
そこはとあるホテルのカフェで、テラス席からは
アルバミンチの近くにある2つの湖をのぞむ素敵な景色を楽しめるのだ。
曇り空の夕焼けと山
それに加えて、テラスの周りには野鳥が沢山いてピーピー鳴いている。
枯れ枝に留まる野鳥と湖
なんだかとっても和むね。ε-(´▽`)

明日はここから見える湖へ野生のワニやペリカンを見に行くよ〜!
運がよけりゃカバも見れるらしい。めっちゃ楽しみだぜ!!😃

アムハラ語でありがとうは「アムセグナロ」
今日も読んでくれてありがとう♪アムセグナロ \(^o^)/

にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ
にほんブログ村 夫婦世界一周

タイトルとURLをコピーしました