今日はブダペストからコペンハーゲンへの移動日。
ドイツ・チェコ・スロバキアと陸路できたところ
いきなりハンガリーからデンマークに飛ぶわけは
北欧旅行中の夫の両親と再会するため。
ブダペスト空港は日本の地方空港並の小ささ。
バカンス時期というのもあって大勢の人でごった返していた。
運良く私たちは搭乗する便のチェックイン開始10分前から
カウンター前のラインに一番乗りで並んでいたけど
驚いたことに、後ろからやって来たデンマーク人たちが
平然と横入りしてくる💦
しかもそれに気付いた他のデンマーク人は見て見ぬ振り。
横入りなんて海外じゃざらだから〜みたいなハナシよくあるけど
実際にこんなにあからさまに入られたのは初めて(;゚∀゚)
この間まで南米やイタリア・スペインなんかでは
後から来た人が「誰が一番後ろ?」と尋ねたり
誰かが横入りしようものなら周囲の人が
「ノー!彼らが先だよ」と率先して教えたりする。
そんな場面によく遭遇してきたから今日はホントに驚いた。
こりゃ、デンマーク滞在心していかなければ・・・
と思っていた矢先
機内で隣りの席になったデンマーク人の男性が
シャンパンやサンドイッチを気前よくご馳走してくださった。
(今回搭乗のノルヴェジアン航空は機内食が有料)
ありがたいオファーはそれに留まらず
コペンハーゲンから200キロ離れた土地に住むという男性が
家へ戻る前に半日
私たちにコペンハーゲンの街を案内して下さるという。
デンマーク人、超いい人だ〜〜〜♪(←単純な私たち^ ^)
全ては順調に運んでいるように見られたが・・・
コペンハーゲン中央駅に着いた途端、私は立っていられなくなった。
そう、機内でのシャンパンの酔いが廻ってきたのです Σヽ(>д< ;)ノ・゚
本来なら一口で充分のところを
ご馳走していただいたのでちょっと頑張っちゃったんですよね。。。
夫達が荷物を預けに行っている間、隅っこでうずくまっていると
見知らぬ女性が持っていたフルーツジュースを差し出してくれました。
もう涙が出る程嬉しかったです!!!
このジュースがなかったら恐らくここでダウンしてました。
奇跡のジュースのお陰でかろうじて復活したところで
再度タクシーに乗り
男性がぜひ私たちを連れて行きたいというレストランまで移動。
17世紀からの建物を利用したいかにも老舗風のレストランで
デンマーク名物のオープンサンド、スモーブローをいただく。
どっさりと乗ったサーモンは2週間熟成したものだとか。
ジャガイモから作られたデンマークのお酒を勧めてくださるけど
限界をとうに超えている私には到底無理。
丁重にお断りすると・・・
これくらい、ほんのちょっとじゃないか!(といっても45度のお酒)
それでも飲めないっていうのか?!
きみには本当にガッカリだよって。。。そりゃないよ〜(T-T)
アルコールを分解出来る酵素を体内に持たない(もしくは少ない)人が
ヨーロッパ人には100%いないってよく聞くけど
日本人(アジア人)とヨーロッパ人の身体は違うんだと言っても
まったく理解できない様子。
無理にアルコールを飲んで命を落とす場合もあると話し
やっと分かってもらえましたが。。。
いままで日本人以外にも数多くの方達と同席してきたけれど
ここまでお酒を強いられるということも初めての経験。
出逢って早々こんなにもご馳走していただくのも
もちろん初めてだけど・・・
今日一日、何気に初めて尽くしだ。。。(笑)
無事和解のあとは運河クルーズも案内していただいた。
国会議事堂の手前に
世界最古の国旗といわれるデンマーク国旗が見える。
いかにも北欧らしい日差し。
気温は意外にもかなり高い。(←例年より高い模様)
観光客に取り囲まれた人魚姫の後ろ姿を眺めたり。
高さスレッスレの橋の下を通り抜けたり。
テラスが素敵な運河沿いの家々があったり。
女王様の住む宮殿(アマリエンボー宮殿)の真ん前を散策出来たり。
古いのに新しい港という名のニューハウン。
いまは人気観光スポットのこの地区には
あのアンデルセンが住んでいたという。
歴史的建物と近代的建物が
絶妙にミックスした街コペンハーゲン。
デンマーク自慢のビールを飲みながら(私はお水ですが…)
私たちの知らなかったデンマークの今昔について
いろいろと教えていただきました。
イラク・アフガニスタンで犠牲になったデンマーク兵は
千人は下らないという話はショッキングでした。
米兵や他の欧州兵についての情報は耳にしたことはあっても
デンマーク兵については恥ずかしながらまったくの無知でした。
ヴァイキングの末裔オーレさん、貴重な一日をありがとう!
ちなみに。。。
日本でも有名な「カールスバーグ(Carlsberg)」は
デンマークのビールです\(^o^)/本日のデンマーク豆知識でしたー。