今日は金曜日。
オレはちょっくら礼拝に行ってくるからさ。
イスラム教徒のインド人の運ちゃんは
そういって私たちをここに置いていった。
ここはサール(SAAR)神殿。
こんな土器の欠片みたいのがゴロッゴロ転がっている。
見てこれ、こんなに大きな破片。
これってホントにそんな古いものなのかな?
どこかに書いてそうだよね?
メイド・イン・チャイナって(^∇^;)
なんてふざけたくなるくらい、そこら中に転がってる。
おや?フンコロガシかな?
砂漠の生き物の代表選手だよね。
お次はバルバル(BARBAR)神殿。
最も古い層は紀元前2800年に遡るという。
もぬけの殻のビジターセンター。
いつになったら完成&運営されるんだろう ┐(´〜` ;)┌
ここにはまったく解説はない。
先に博物館に行っといてよかったよ。
近所の民家の様子もちょっと気になる。
夫が覗き込んでいる下にあるのは
地下神殿とかネーミングされていたスペース。
ここにプールのように水を張って
水中神殿として使われていたらしい。
公共交通機関もなく、情報も少なすぎて
半分諦めていたバーレーンの遺跡を巡れて大満足♪
半日付き合わされた運ちゃんは
こんなのばっか見て何が楽しいの?
といわんばかりの表情だったけど・・・ (^∇^;)
宿まで送ればいい?と運ちゃん。
私たち、エキシビション・センターで降ろして欲しいんだ。
いまバーレーンでは、オータム・フェアなる
年に一回の見本市が開催されている。
いまってオータムだっけ?というツッコミは置いといて
古今東西、世界中からやってきたありとあらゆる品が並ぶと
バーレーン人の話を聞き興味津々!
入口に行列をなすアラブの女性たち。
ここって女性専用ゲートだっけ?(笑)
ジュエリー&アクセサリー、香水、洋服&布製品
食器、食品、家電、日用雑貨・・・などなど。
出展者は世界中というよりも
中東&アジア(中国、シンガポール辺り)が殆どだったけど
商品のラインナップはなかなか個性的だった。
とくに中東世界の漢方系ショップ。
ここはアラブの女性たちに大人気だ!
このタイプのお店はイエメンからの出展者が多かった。
イエメンはいまは(情勢が厳しくて)行けないからね。
どんなものが並んでいるのか気になる〜!
見た目だけではなんなのか判断しかねるものも多くて
これなに?と尋ねるのだけど・・・
これパフューム(香り)!これマスク(顔パック)!
・・・あの〜、用途じゃなくて
コレ自体がなんなのか知りたいのだけど。。。
店員さんは必要最低限の英語しか解さない様子。
どうやらこの手のお店
はなからアラブ圏のお客しか対象にしてない感じだ。
困っていると隣りの女性が英語で声を掛けてくれた。
イスラムの黒装束から
パッチリお目目とヘナを施した手だけをのぞかせたマダム。
いかにも伝統的なアラブの女性にみえるマダムたちは英語を解すのに
各国のお客を相手にする(はずの)出展者側はカタコトなんてね(・ ・?)
でも、店員さんたちとは
カタコト英語ならではの楽しいやりとりができた。
なんだかわからない商品だらけのなかで
これなに?と指差したら
いいから口にいれてみろ!とジャスチャーで返されたものがあった。
一口大のボール状の白い練り物。
二人して、パクッと口に頬張ったら・・・
((( ;>ロ<)从(>ロ<; ))) マッズーーーイ!!!ナニコレッ??? その様子をみてウケる、店員の兄ちゃんたち。 私たちの後ろにいたマダムが教えてくれた。 これは水の中にいれて溶かして飲むのよ。 ハメラレターーー(>_<)
でも、楽しかったから許す♪
アラブ各地の伝統衣装(っぽい)のお店も多くて見応えあったし
他にも土産物からアンティークまでさまざま。
ものが溢れている日本社会からみたら
わざわざこんなとこに来なくても買えそう…
って品も少なくないのだけど
(とくに中国系ショップの日用雑貨やお手頃アクセサリー)
一度に一箇所で、こんなに豊富な品揃えのなか
お買い物できるってシチュエーションが
アラブ圏(の特に女性)にとっては少ないのかな?って思った。
それくらい女性たちが熱かった (^_^)
そして、こういう場だとアラブの女性たちにも
気軽に話しかけやすいのがまた楽しかった〜♪
バーレーンの見どころ大満喫の一日でした。
アラビア語でありがとうは「シュクラン」
今日も読んでくれてありがとう♪ シュクラン \(^o^)/