次の目的地、バーレーンへ向かうフライト。
今回乗るのはフライ・ドバイというLCC(格安航空会社)。
ターミナルが3つあるドバイ国際空港。
湾岸諸国のローカル路線がメインのターミナル2に着き
チェックインの列に並んでいた。
・・・ふと、目の前に転がるは所有者不明のスーツケース。
これ、誰の???と
前に並ぶアフリカ系の夫婦と目を見合わせた。
状況的にどうみても
この荷物を忘れたままチェックインしちゃったヒトがいる!
アフリカ系の夫婦の番が来た。
なんとはなしに二人のことを目で追っていたら
彼らの着いたカウンターに
先客が置いて行ったとみられるラップトップケース。。。
彼ら夫婦も目を丸くしてた。
おいお〜い(; ̄ω ̄)ノ
ここは日本ですか〜?ってツッコミたくなるくらい
揺るすぎ、ドバイ!!
治安がいいとは聞いたけど、ここまでか〜w(゚0 ゚)w
そんなドバイについて印象に残ったこと。
物乞いする人を見かけなかったこと。
日本ではまず見かけることがないけれど
物乞いの姿を見かけない国の方が珍しいからね。
高層建築がもっと密集して賑わっているイメージだったけど
まだまだ空き地だらけの未開発な街だったこと。
東京の湾岸地域に暮らしていた私たちには
ドバイの街並、イルミネーション・・・東京によく似てみえた。
リーマンショックの影響だか、詳しくは知らないけれど
当初ドバイの開発に名乗りを挙げていた資産家が撤退し
計画が頓挫しているものも少なくないという話もあるそうで。
たしかに、よ〜く見ていると
長らく放置されていると思しき建設現場もちらほら・・・
24時間常時水が与えられ常に緑を湛える街路樹と
歯抜け状態で開発された街並のコントラスト。
いまだ開発途中の街とはいえ・・・
ドバイ、UAEは、一体、どこの、誰のために
この街作り(豪華リゾート開発)をしているのだろう?と
ここに暮らす人のじつに90%以上が
外国人労働者だという事実を知ったいま、思う。。。
バーレーンへのフライトは1時間超。
フライ・ドバイは機体の清潔さもアテンダントの対応も完璧で
素晴らしく快適だった。
そして、快適すぎた機内でリラックスしすぎた私たち。
総訪問国50ヶ国を迎えるこのバーレーン入国で
まさかの大失態。。。
機内にて、バーレーンの入国カードらしきものが配られた。
バーレーン入国時に空港でアライバルビザを取得するが
入国カードはナシという情報を入手していた私たち。
ビザ用の書類はカウンターにあるんじゃない?なんて
もらったカードには何も記入せず飛行機を降りた。
アライバルビザカウンターへと向かう人並みに続くと・・・
あれ?みんな、あのカードを提出してるみたい??
こりゃ大急ぎで書かなきゃ!!!
ビザ代、米ドルで払う?
ディナール(バーレン通貨)に両替してからにする?
そんなこんなをしているうちに
なんと!!!アライバルビザカウンターは閉鎖した・・・
ドバイからのこのフライト
機体も大きくないし空席もあったから
他の乗客たちは全員あっという間に通過してしまったらしい。
エクスキューズ、ミー!
・・・・・・・・・・
おーい!!!
・・・・・・・・・・
むなしくこだまする私たちの声。
職員たちがやってくる気配はまったくない。。。
えっ?!閉め出された???
おろおろとあちこちうろついて
ビザ不要の入国手続窓口にかろうじて残っていた職員を見つけた。
アライバルビザの職員、呼んで〜っ!
というわけで、なんとかかんとか無事ビザを取得。。。ε-(´▽`)
私たちもドバイで気緩んじゃったかね?
ちょっと気引き締めないといかんね、こりゃ。
UAE(アラブ首長国連邦)同様
公共交通機関があまり発達しないバーレーン。
空港から市内への移動はタクシーだ。
ここで驚いた!!!
タクシーの運ちゃん、アラブの出で立ちw(゚0 ゚)w
UAEではタクシーの運転手は外国人労働者だったから。。。
オマーンの運転手はオマーン人だとなみかさんから聞いていたけど
どうやらここバーレーンもタクシーは現地人の仕事のようだ。
そうして着いた宿の近辺。
おや?このカオスな空気はなんだろう???
ドバイやシャルジャの下町とは一味違う空気が漂っていた・・・
アラブの湾岸諸国といえば
オイルマネーで潤っているものかと思いきや
どうやらそう簡単にひとつには括れないようだ。
アラビア語でありがとうは「シュクラン」
今日も読んでくれてありがとう♪ シュクラン \(^o^)/