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見どころ山盛りヤズドの周辺

イラン

ヤズドの周辺にはKharanaqカルナック、Chak Chakチャクチャク、
Meybodメイボッド等といった見どころが点在している。💡
今日は朝からこれらの場所を巡るツアーに参加した。

朝、宿でそのツアーガイドの迎えを待ってたら、
やってきたのは昨日出会ったあのおじさん!

なんとおじさんは今回のツアーのガイド件ドライバーだったのだ。
ところが後で詳しく話を聞いたら、
これらの仕事は副業で本職は電気関係のエンジニアらしい。
おじさん、すごいな~~~

そんなおじさんの車に乗り込み、まずはカルナックに向けて出発。🚗
砂漠の中を通る一本道
砂漠と岩山ばかりの道を突っ走っていく。
今回のツアーの参加者はオレたち2人と中国人2人の計4人。
基本的には英語で会話だけど、
中国人とは必殺『筆談』でコミュニケーションがとれるから、
それはそれで面白い。🎵

カルナックに到着。
ここは昔、ゾロアスター教の信者が多く住む町だったそうな。
日干しれんが造りの街並み
その後イスラム教徒に侵略されイスラムの町になったけど、
数十年前に住民たちがもう少し住みやすい場所に移住してしまったため、
現在は廃墟みたいになってる町だ。

でも昔の日干しレンガ作りの建物が残っており、なかなか興味深い。
白い壁のアーチ
町の中はまるで迷路。
ガイドのおじさんがいなけりゃ確実に迷子になれるね。

これはイスラム教の人々が住んでた時代に作られた
Shaking Minaretシェーキングミナレットという塔。
土壁の塔
ミナレットとはイスラム教のモスクに大抵ある尖塔のこと。
シェーキングとは揺れるってこと。
そう、ここのミナレットは揺れるのだ!

ガイドのおじさんが言う。
「登りたい人は登っていよ。でも気をつけて。落ちたら死ぬよ。」
「OK!OK!無問題!!」
勇敢な(?)オレと中国人のCさんが塔登りを志願。
こんなの余裕でしょ~~~って登ってみたら、これが超大変だった!

オレ、今までいろんな塔や見張り台みたいな場所の階段に
登ってきたけど、ここの螺旋階段がダントツに狭かった。
多分オレより少しでも大きい人は
この階段を登れないというか通れないだろうし、
閉所恐怖症みたいな人も絶対無理だと思う。😵

ここは比較的広い場所だからカメラを出して写真も撮れたし、Cさんも笑顔。
狭い螺旋階段を登る人
だけどここ以外はやたら狭くて登るので精一杯。余裕は全くなし。

やっとのことで登りきった。v(・∀・)v
土壁の街並みを背景にした男性二人
やったで~~~(塔のてっぺんに注目!)
土壁の塔の天辺から見える手
そして…
登ってる時は気づかなかったけど、登ってみると感じるんだな。
マジで塔が揺れてる…💦
お~ちょっと怖いぞ~~~ということで塔を降りた。

カルナックの町を歩いていると水が流れる水路があった。
イランにはカナートと呼ばれる地下水路があって、
この水もカナートを使って遠くの山から引いてきたものなんだそうな。

道路脇の水路
この場所には人は住んでいないけど、
ここのすぐ近くには畑があってそこで農作業をしてる人を見かけた。
恐らくこの水は畑で使うんだろうね。

カルナックを出て、今度はゾロアスター教の聖地の一つである
チャクチャクへと向かった。
荒野にある岩山
再び荒野の中を車は走っていく。

岩山の中腹にチャクチャクの村が見えてきた。
岩山の中腹に見える村
村と言ってもここには
ゾロアスター教の神殿の神官(管理人?)のおじさんが一人だけ住んでいるだけ。
建物はあるけど人はその人以外は住んでおらず、
毎年6月に行われるゾロアスター教の
重要な祭りの時期だけ多くの信者が訪れるんだそうな。

岩山の中腹にある神殿までは長い階段を上っていく。

岩山にある階段
神殿の入口。
階段の上にある金色の扉

中に入るとゾロアスター教のシンボルである火が灯されていた。
そして岩から滲み出してくる水の滴がポタポタ、
ピチョンピチョンと落ちてくる。
岩壁の中にある祭壇
この岩から水が落ちる音がチャクチャクという言葉の語源なんだって。
ところで、チャクチャクはゾロアスター教の伝説が残ってる場所なんだよね。
岩から滲み出す涌き水は水源がわかっておらず、まさしく「聖なる水」だ。

これはチャクチャクの周りの景色。
砂漠の中にある岩山
周囲には川も湖もなく、こんな乾燥した砂漠&岩山の中で、
この場所だけ水が一年中湧き出てるなんてスゴいよね。
まさに聖地って感じだ。w(゚0 ゚)w

そんな貴重な涌き水を少し飲んでみた。
うまく言えないけど、フツウの水とはちょっと違う気がしたよ。
もしかしたら、ここはちょっとしたパワースポットかもね!😃

その次はメイボッドの町へ移動。
メイボッドにはいろいろ見どころがある。
これはPigeon Towerピジョンタワー(鳩の塔)。
土壁の丸い塔
ここでは昔、鳩の糞を集めて肥料にしてたんだって。
カッパドキアでも同様に鳩の糞を利用してたよね。
他の動物と比べて鳩は管理が楽だし
(人が飯をあげなくても鳩は勝手にどこかで食ってくる)、
糞も臭くないから人間にとっては好都合だったらしい。

ここにウジャウジャ鳩がいましたよ~~~
巨大な鳩小屋の中
想像するとスゴいよね。

続いてキャラバンサライ。
キャラバンサライの回廊

中は織物の博物館みたいになってた。
機織りをする男性
職人のおじいさんが機織りの実演。

嫁さんも挑戦。👊
機織りをする女性と男性
イランといったらペルシャ絨毯が有名だけど
ここの町は機織りをやってたんだって。

こっちはIce Houseアイスハウス。
土壁のアーチが並ぶ建物
ようするに氷室。

これは内部。
巨大な氷室の内部
暗くてよくわかりにくいけど、すり鉢状になってる。
冬の間ここに氷を貯めておいて夏に氷を使ったんだって。

最後に行ったのは日干しレンガで作られたNarein Castleという城。
日干し煉瓦の城
700年位前に建てられたそうな。
オレの聞いたことが正しければ、
ここは日干しレンガを使ったイランの城としては最も古いらしい。

何しろやっぱり、ガイドが話す英語を全て理解するのは難しい。
その点、今回一緒に行った中国人たちはオレたちよりも英語力があり、
ほとんどのことを理解してそうで、途中までは「すげーなー」って思ってた。

でも後から、彼らはガイドのおじさんが話してたことを
ほとんど聞いてないことが判明した。
彼らはオレたちよりも語彙があるし、
ちゃんと聞こうとさえすれば大体は理解できるはずなんだ。

だけどガイドのおじさんの説明をよく聞いてないから、
話したことと同じことを数分後に質問したりする。
おじさんが、それさっきも話したよ!って言っても彼らは全然動じない。
しかもこういうことが数回あっても、彼らは全く気にしてない様子。

強いな〜中国人!
彼らのマイペースさには感動を覚えたね。
やっぱし、このくらい図太くならないと!(笑)

ふ~~~
歴史的な建物とか聖なる場所とか、中国人の生態とか、
見るとこが沢山あって大変だったけど面白かったな~!
明日はシーラーズに移動だ!!\(^o^)/

イランでありがとうは「メルシー」
今日も読んでくれてありがとう♪ メルシー \(^o^)/


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