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もう少しでシリア!トルコ辺境の町マルディン

トルコ

トルコとシリアの国境近くにある町Mardinマルディン。💡
ここは以前フェティエで仲良くなったシャバンさん&シェイマさん達や
カイセリで出会った日本人のNさんおすすめの場所で、
今いるディヤルバクルから南東に約100km離れたところにある。

「素敵な場所」という評価があるものの、シリアとの国境に近いためか
「危険な場所」という意見があるのでちょっと迷った。
でもマルディンに最近行ったNさんの話を聞く限り大丈夫そうだし、
興味もあるから行ってみることにした。

ディヤルバクルからマルディンへはİlçe Otogarıイルチェ・オトガルという
ドルムシュ(ミニバス)専用のオトガルから出発するドルムシュに乗って行く。
料金は10TL(約500円)だ。

ドルムシュに乗って約1時間半、マルディンの新市街に到着。
丘の上にあるマルディンの旧市街までは市バスに乗り換えて移動した。

Cumhuriyet Meydanıジュムフリエット広場で降りれば、
そこはマルディン旧市街の中心だ。
丘のてっぺんにあるのはマルディン城。🎵
丘の上に見える石造りの城と青空
階段を登るとだんだん城に近づいていく。
崖のように見える城と青い空
しかし城はトルコ軍の施設なため、中には入れない。外から眺めるだけ。
城のすぐ下にあるドーム屋根の建物はメドレセ(イスラム教の神学校)。
こっちは少し中を覗ける。

これは古いキリスト教(シリア正教)の教会。
小道に沿ってある石造りの教会
1400年以上前に建てられた教会で、今でも使われてるという情報だったが
オレたちが行った時には中に入れなかった。

旧市街の中は階段と坂道だらけ。
石造りの壁に囲まれた小道
しかも狭い路地ばかりだから車が入って行けないとこばかり。
だから荷物の運搬にはロバが大活躍。
荷物を運ぶ白いロバが歩く小道
何度もロバに荷物を積んでる人達とロバのウンチに遭遇したよ。

それにしても今日は天気がめちゃくちゃ良い!
石造りの塔が聳える青空
空が青くてどこを撮っても絵葉書みたいな写真になる。

マルディンの旧市街から南側を見渡すと、
ず~~~~~っと平野が続いてる。
建物の先に広がる平野
この先は隣国シリアだ。

だからこの町にはトルコ人やクルド人もいるけど、アラブ人が多いんだそうな。
トルコの男性とアジアの男性
昼飯を食べるために入った食堂のおじさんが、
マルディンは様々な民族いろんな宗教が混在してるけど全然問題なしだ!って
何度も何度も言ってたのが良かったね。

でもここからほんのちょっと南のシリアは、現在相当良くない状態だ。
シリアは行ってみたい国だけど、情勢が不安定すぎて今は無理。
国境はすぐそこなのに…

うまく言葉にできないが、何しろとても残念だ。
早く平和な世の中になってほしいと思う。
オレたちがシリアに行けないことはともかく、
そこで暮らす人々のために早く安全な状態になってほしい。
心の底から、シリアそして世界の平和を祈った。

夕方、マルディンから再びドルムシュに乗りディヤルバクルへ戻った。
ディヤルバクル行きのバスの営業所
往復ともにMardin Express社のドルムシュ。
15〜20分に1本ペースで出発するからとても便利。
白いワゴン車が並ぶ駐車場
ドルムシュってちょっと大きめのワゴン車を使うから定員は本来14人くらい。
でもそれ以上乗せることがよくあって、
そういう時にはただの木の箱に座布団をつけた簡易座席に座らされる。
当然乗り心地は悪い。😵

マルディンからの帰り道は
そんな最悪な簡易シート(しかも後ろ向き)に座ることになってしまった。
不自然な姿勢で一時間、マジでしんどかったね。
行きより帰りの運ちゃんの方が車を飛ばしたおかげで
30分くらい時間が短縮したからまだ良かった(?)けど、
シートベルトも何もないこの簡易シートで事故られた日にゃ、
絶対助かんねぇだろ〜な。💧

ちなみにトルコのシートベルトの着用率、
バイクのヘルメット着用率はめっちゃ低く、多分一桁。
ここまでの国は今まで見たことないね。😞

前にもブログで書いたけど
トルコでバスやドルムシュに乗るのって
ある意味遊園地の絶叫マシーンに乗るより怖い。
ベッドの上にうつ伏せに寝る女性
↑その結果、精神的体力的に疲れ果てた嫁。
やらせ等は一切ありません。

ドルムシュは激ヤバだった。⤵
マルディンはとても良かった。⤴
悪いこともあれば良いこともある。
今は良くないシリアの情勢も必ず良くなる時が来ると信じたい。👊

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