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バクラバの街ガズィアンテプ

トルコ

今日はカイセリKayseriからガズィアンテプGaziantepへの移動日。
カイセリからガズィアンテプはバスで6時間、距離は約500kmの長旅だ。
今回はSüha社のバスで行くことにした。🚌

オトガルまでは例のごとくセルビス(無料送迎ミニバス)を利用した。
でも、このセルビスが激ヤバだった。

オレたちはSühaの事務所で切符を買った時、İnönü Bulvarı通り沿いにある
Özel Güneş Hastanesiという病院の前から
朝の10時にセルビスが出ると聞いていた。
だからオレたちは10時前にはそこにいて、セルビスを待ってたんだよね。

だけどもセルビスは来ない。😵
5分が過ぎ、10分が過ぎ、15分過ぎてもまだ来ない。
時間通りっていうことは絶対ないから想定内と言えば想定内だけど、
オトガルから11時に出るバスには間に合わないと困るからちょっと焦ってた。

そして20分ぐらい過ぎた頃、Sühaのセルビスが到着。
は〜〜〜良かった…と思ったのも束の間、
オレたちは衝撃の光景を目にした。👀

セルビスに乗ろうとしたら、すでに車内は満員状態。
いや、それを通り越して明らかに定員オーバーだ!

恐らく定員15人ぐらいのセルビスに20人は乗ってた。
しかもスーツケースとか大きな荷物を積んでるから車内はギュウギュウ。
マジかよ!こんなんで乗れんのかよ?💦
でも、これに乗らなかったらオトガルには行けねーし、
無理矢理だろうがなんだろうが乗るしかね〜〜〜!

運ちゃんが強引に車内に荷物を載せると、
セルビスはオレたち二人ともう一人別のおばちゃんを乗せ走り出した。
この状態、日本で例えるなら
地下鉄東西線や山手線のラッシュアワーってとこだろうか。

これまで南米とかトルコで、スクーターに家族4人で乗ってたり
ワゴン車にすし詰めになって乗ってるのを何度も見たことがあったけどさ…
まさかそれなりの大手バス会社のセルビスでこんなことになるとは!!
トルコ恐るべし!!

どうにかオトガルに辿り着き、ガズィアンテプ行きのバスに無事乗車し一安心。
あ〜よかった!さっきまでのセルビスとは大違いの楽チンさだ!

前にも書いたけど、トルコの大手バス会社の大型バスの車内には、
各座席ごとにTVが付き、飲み物やお菓子などのサービスがある。
全てのバスではないけど、ゲームや映画、Wifiなどが装備されてるバスもある。

でもさ…本当はそんなことよりも、
もうちょっとセルビスの本数を多くしたり時間通り運行したりする方が
乗客にとってはいいと思うんだけどな〜〜〜

そんなことを考えてたらバスはいつの間にか出発してた。
カイセリの街を出ると、すぐに白く雪が積もったエルジエス山が見えてきた。
曇り空に霞んで見える山
この山はトルコで4番目の高さ(3916m)で、富士山よりも高い。

またこのカイセリは内陸なので冬は寒く(マイナス20度になることも!)、
街の周辺には人気のスキー場があるんだとか。
いつかトルコでスキーもやってみたいね。

途中、どこかの町のオトガルやドライブイン等で休憩をとった。
トルコのバスってトイレがないから結構キツい。
今回なんて出発して3時間休憩なしだったから、マジでしんどかったね。

そしてどうにかガズィアンテプのオトガルに到着。
オトガルからはセルビスがなかったので
ドルムシュ(乗り合いバス)に乗って町の中心に向かった。

どこからドルムシュに乗ったらいいかわからなかったんだけど、
警備の兄ちゃんに聞いたらわざわざ乗り場まで案内してくれた。
親切な人でよかったよかった。

そして宿にチェックインした後、夜のガズィアンテプの街へ繰り出した。
ちょっと疲れてたけど、気合いで外出。
理由はガズィアンテプの名物お菓子バクラバを食べるため!

宿の近くでウマそうなバクラバ屋を発見し早速入ってみた。
丸い銀色の皿に乗ったバクラバ
ガズィアンテプと言ったらバクラバ。
バクラバと言ったらガズィアンテプ。
そのくらいガズィアンテプはバクラバで有名。
街中には数m間隔でバクラバ屋があると言っても過言ではないのだ!

食べてみたらめっちゃ美味しかった。
トルコに来てからこれまで何度もバクラバを食べてきたけど、
ここのはトップクラスだね!

ウマいウマい!ってオレたちが店内でバクラバを食ってたら、
救急隊員の一団がこの店にバクラバを食べにきた。
彼らと話をしてみたら、なんとアンカラから来たと言う。
テーブル席に着く男女四人
そして彼らはお土産にバクラバをしこたま買って帰っていった。
やっぱりこの店は相当うまいんだろうな〜〜〜!

正直なところ、食べるまではどこでも一緒なんじゃん?って思ってた。
そしたら全然違うんだよ!ここのバクラバは!!
いや〜〜〜〜ちょっと感動しちゃったね。

それから、オレたちはバクラバの味に大いに驚いたけど、
店のオヤジ達も親切だったことにも驚かされた。
日本人が珍しいってこともあるだろうし、
オレたちが片言のトルコ語で頑張ってたってのもあるだろうけど、
お茶を出してくれるは、注文してないお菓子も出してくれるは、
最後にお会計をしようとしたらお代はいらないと言われた。
オヤジ達は「明日も来いよ〜〜」って言うだけで、お金を受け取らなかった。
横に並んで立つ男性三人と女性一人
トルコってダメなとこもあるけど、いいこともある。
でもそれは日本でも他の国でも同じ。
ただトルコはダメな部分といい部分の差がすっごくデカいんだな。
そこが面白い。

とりあえず、明日もバクラバ食〜べよっと!

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