花の都フィレンツェ。
街にはルネッサンスの芸術があふれてる。😃
ここには誰もが一度はTVや雑誌とか教科書で目にしたことがあるであろう
有名な彫刻、絵画、歴史的建造物が数えきれないほど存在する。
数百年前の建物や橋がそのまま現在も使われ、
生活の場、仕事の場になってるフィレンツェ。
故にかな~り古い品々や、
歴史の教科書に出てくるような人物に縁のある物が
その辺にウジャウジャある。
だから今までオレたちも、沢山そういう物に遭遇してきた。
そして今日、街中のとある刃物屋さんで
これまた桁違いにスゴいものと出会ってしまったのだ!💦
それはコレ!👊
日本刀!!
これは脇差とか小太刀っていうタイプの日本刀。
武士が腰に差してる二本の刀の内の小さい方ね。
しかもこれ、レプリカとかじゃなくって武士が使ってた本物。
↑これは鑑定書みたいなもの。
刀のディテール(大きさ、切先の形、刃文など)、
どの刀鍛冶がいつ作ったのか等が書かれてる。
なんでこんなモノがフィレンツェの刃物屋にあるかっていうと…
この刃物屋さんが日本に行った時、
あまり良い状態ではない一本の刀を手に入れた。
売った人は200年くらい前のものだと言ってたらしい。
刃物屋さんはイタリアに刀を持って帰った後、
イタリアにいるたった一人の研ぎ師に刀をキレイにしてもらった。
そしたら、刀に印された銘(刀鍛冶の名前が刻まれてる)などから
作られた正しい年代がわかって超ビックリ!!
なんと四百数十年以上前(室町後期~桃山時代)に作られたモノだったとさ。
こんな感じで、この刀を手に入れちゃったんだって。信じられん!
写真を見てもらえばわかるけど、
この店はホントに普通の刃物屋さん。
包丁やナイフ、ハサミ、爪切りなんかが所狭しと棚に並んでる。
床屋が使うカミソリとかバリカンも売ってる。
そんな店の奥から年代物の日本刀が出てきちゃう。
恐るべしフィレンツェ!
さすがに刀は売り物じゃないけどね。(笑)
オレ、ガキの頃に剣道やってたんだけど、
こういう年代物刀を持ったのは初めて!
まさか外国でこんな風に日本刀を手にするなんて思ってもみなかったね。
こんなの日本じゃ絶対博物館行きだし、一般人は絶対触れないよ。✌️
だけどオレはロレンツォの友達ってことで、この刀を持たせてもらった。
さすがイタリア人!心が広い!!(笑)
いや~貴重な体験させてもらっちゃったよ。
だから恩返しに(?)、ロレンツォとお好み焼きを作った。
山芋も鰹節も青ノリもないけど、それなりにウマいお好み焼きが完成!
3枚作ったうちの1枚には、フランチェスコ(ロレンツォのお父さん)の作った
ペコリーノチーズを入れて焼いてみたんだけど、これがまた絶妙!! (*゚∀゚)=3
ぜひ試してみてほしいな!!
ロレンツォも日本語で「ヤバい!ヤバい!!」って言って食べてたし、
よかったよかった!!
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