天国に一番近い教会ってのに行こうと思って…と
昨晩再会したHくんが話していた。
グルジア※の調べが全くついてない私達は
さっそくそのプランに便乗させてもらうことに(^ ^)
まずは地下鉄に乗る。
トビリシの地下鉄、エスカレータがむちゃくちゃ長くて深い。
見張り(?)の人がいたり、旧式の青色の車両とか
サンクトペテルブルクの地下鉄とそっくり。
やっぱり旧ソ連国だなぁ〜と実感。
待ち合わせはDIDUBEという駅。
ここからミニバスに乗りまずはチアトゥラという街を目指す。
トビリシを離れて2時間半。
雪景色の中をバスはひた走る。
チアトゥラに着いたよ〜と街中に降ろされた。
まずは腹ごなし…と、お店を探してウロウロ。
食堂らしき一軒のお店を発見したものの
出てきたメニューがグルジア語のみで参った。
そんな私達の様子を見て店員さんも参ってた(^∇^;)
と、どこからか少し英語の分かる青年がやってきて
無事美味しいグルジア郷土料理にありつけた\(^o^)/
壷入りの豆の煮込み、ロビオ。ちなみにグルジア語ではლობიო。
ね、全然読めないでしょ(笑)
今度はチアトゥラからタクシーに乗りその教会を目指す。
たむろっていたタクシーの運転手たちに
「こんな岩の上にある教会」とジャスチャーで伝えても
なかなか理解してもらえなくて困った。
ここにくる外国人はみんなそこを目指すくらいの観光地じゃないのかな?
とHくんも不思議そう。
ようやく場所が伝わった。
運賃は往復10ラリ。よしっOK!
放し飼いの牛の間を抜けて走るタクシー。
グルジアのウシさんは小振りでカワイイ〜♪
あ、あれだーっ!!!
噂の教会が見えてきたところで下車。
これ以上近くには行けない・・・と運転手さん。
うん、確かに。。。
この坂道(しかもアイスバーン)じゃムリだ(^_^;)
先陣きってどんだけ急な坂道かアピールしてくれるHくん。
いつしか合流した地元の子どもたち。
遠巻きにチラチラ視線を送ってくるのがいじらしくて可愛い。
なんと、この断崖の上に教会があるんだって!
天国に近い教会と呼ばれる所以は
天空に近いという意味と、もうひとつ。
上に昇る唯一の手段が
この錆び付いたハシゴのみだからだとか・・・(;゚∀゚)
このハシゴ、以前登った人もいたという話だったけど
私達が行った時は鍵がかかっていて登れず。
夫は残念そうだったけど、私はホッとしたよ。
じつは、後日届いた日本の家族からのメールによると
最近日本の番組でもこの教会を取り上げていたらしく
それによると、いまは神父さん以外は誰も登れないそう。
帰り道、ここもみておいで〜と
運転手さんが教会に寄り道してくれた。
ついでにここにも。
でも、なんの像なのかは謎(;^ω^)
チアトゥラの街に戻って、今度はトビリシまでのミニバス探し。
これが思ったように見つからない。。。
トビリシ?トビリシ?と尋ね歩き、行き着いた先はパトカー!
なんとトビリシ行のミニバスがでるターミナルまで乗っけてってくれた。
なんか超VIPな気分(笑)
ありがとう〜♪
ここからミニバスに乗りトビリシまでまた約3時間の道のり。
途中乗車しようとした男性と運転手さんが
突如乱闘騒ぎを起こすというプチハプニングはあったものの
無事トビリシに到着!ホッと一息。
岩の上の教会から寄り道してくれた運転手さんに
覚えたてのグルジア語で
どうもありがとう!(ディディ・マドロヴァ)と声を掛けたら
パ〜ッと明るい笑顔になって何かいろいろ言葉を返してくれた。
「ありがとう」と「こんにちは」しか分からないグルジア語だけど
目が合った人に、こんにちは〜(ガマルジョバ)と一言いっただけで
なに?グルジア語話せるの?o(*゚▽゚*)o
みたいな感じで返されることが今日だけでも何度かあった。
たった一言をそんなふうに喜んでもらえるなんて、なんだか嬉しいなぁ♪
グルジア語話してみたくなるね(^ ^)(全然読めないけど…笑)
※グルジアは2015年4月に国名呼称がジョージアになりました。