今日はIstanbulイスタンブール滞在の最終日。
明日にはトルコを出てしまうオレたちのために、
アブ君が仕事の合間を縫って会いに来てくれた。
イスタンブールでどこか行きたい所はありますか?とアブ君が
聞いてくれたけど、オレたちは既に大抵の場所には行ってしまっている。
どっかないかな〜?
そうだ!こないだサズ(トルコの伝統的な弦楽器)を弾いてくれた
ムハレムさんのとこへ一緒に行ってもらえるかな?
オレは彼にサズことで聞きたいことがあるんだけど、ムハレムさんは
あまり英語が話せないから、アブ君が通訳してくれると助かるんだけど…
もちろんいいですよ!行ってみましょう〜〜〜
アブ君が快く引き受けてくれたので、
早速ムハレムさんの洗濯屋に行ってみた。
ところがちょうどその時、ムハレムさんは仕事が立て込んでて大忙し。
なのでまた後でお邪魔することにし、アブ君にはイスタンブールの
楽器屋が軒を連ねる地区を案内してもらうことになった。
その中の一軒。
お〜サズがいっぱいだ〜〜〜⤴
サズ以外にも色々あって興味深い。
これはウードという楽器で、フレットがないのが特徴。
アブ君も挑戦。
でも、店員の目が冷たい…💧
まぁ確かにね、オレたちゃ買う気ゼロだし。
ただトルコの楽器に触れてみたいだけだからな〜
ゴメンね〜〜〜(苦笑)
よし、別の店に行ってみよ〜〜〜👊
次の店はフレンドリーでよかった。
片っ端から試奏。これはジュンブシュ。
全然弾けないんだけど弾いてみたい。(笑)
いろんな民族楽器があってテンションが上がるオレたち。
これはカラデニズ・ケメンチェ。
トラブゾンなど、黒海沿岸地方の楽器なんだそうな。
ちなみにカラデニズとはトルコ語で黒海のことだよ〜〜〜
さらに別の店に移動して、最後はギターの試奏。🎵
久々に大音量で弾くエレキギター。
やっぱこれが一番楽しい。⤴⤴⤴
ところでこの時、
楽器屋の店員さんが日本語についてオレたちに質問してきた。
ちょっとすみません、「わたしは〜」って何ですか?
オレとアブ君が日本語で話していたのをずっと聞いてた店員さん。
会話の中でアブ君が何度も「わたしは〜」って言うのが気になり、
どういう意味なのか知りたくなった様子。
アブ君が「わたしは〜」の意味をトルコ語で説明し終えると
店員さんは嬉しそうに「やっとわかったぞ〜!」と叫び、
突然ある歌を歌いだした。
『わたしは〜わたしは〜わたしはキャンディ〜〜〜!』
そ、そ、それは! w(゚0 ゚)w
まさかトルコ人の兄ちゃんがキャンディキャンディとは!!
今時の日本の若者は、多分キャンディキャンディ知らないぜ!?(爆)
どうやらキャンディキャンディはトルコで長いこと
放送されてたらしく、多くの人が知ってるみたい。
そして主題歌は日本語がそのまんま使われてたことが判明したよ。
店員さんは子どもの時にテレビで何度もその歌を聞き、
日本語の歌詞の意味はわからないものの
『わたしは〜わたしは〜』っていうフレーズだけは覚えてたんだそうな。
いや〜それにしてもスゴいな、ジャパニーズアニメの影響力!
店長さんもオレたちも、これにはみんな大爆笑。
めっちゃ面白かったよ〜〜〜 ヾ(@>▽<@)ノ
その後、楽器屋巡りを終えムハレムさんの洗濯屋へ。
仕事が一段落したムハレムさんはサズを弾いてくれた。
アブ君が通訳してくれたから色々質問できたし、
オレが知りたかったことは大体教えてもらえてよかったね。
アブ君、ここ数日本当にどうもありがとう。
オレたちは君のおかげでとても充実した日々を過ごせたよ。
彼との別れ際、感謝の気持ちを伝えた。
名残惜しいけが今回はここでお別れだ。
アブ君も少し寂しそう。
彼は彼で、オレたちと会えるのを楽しみにしていたようだったしね。
さよならを言うのは本当につらい。
でも必ずまた会えるよ。きっと。
アブ君、次はどこで会おうか?
トルコ?それとも日本?
トルコ語でありがとうは「テシェッキュレル」
今日も読んでくれてありがとう♪ テシェッキュレル\(^o^)/