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イタリア人の底力はスゴい

イタリア

昨日は嫁さんの誕生日。💡
ロレンツォがスペシャルディナーを作ってくれた。
料理をする男女
彼は普段からオレたちのために美味しい料理を作ってくれてるけど、
その日は嫁さんの誕生日ということもあっていつも以上に素晴らしかった。

ケーキも手作り!
皿に料理を盛る男性と指差している男性
ミルフィーユ・ロレンツォ・スペシャルだ〜〜ヾ(=^▽^=)ノ

今夜のメインは仔牛のタルタルステーキ。
タルタルステーキとアスパラ
Che ottimo!! めっちゃうま!!(*゚∀゚)=3

ロレンツォは本当に料理が上手。
でも本職は一流の金細工職人。
そこがまたスゴいところだ。👊

明けて10日、彼が働く工房に遊びに行った。
そして昼休みに、みんなで
フィレンツェ名物のランプレドットを食べることにした。
屋台の前にいる男性三人
すっごい行列!💦

いただきま~す!!
軽食を手にする男性三人と女性一人
ロレンツォと彼の兄マリオ。
彼らとは、オレたちがまだイタリア語を
ほとんど話せない頃からの長い付き合いだ。
もし彼らと出会ってなかったら、ここまでイタリアにはまってたかわからない。

彼らの人間性や生き方など、全てがオレたちにとって衝撃的だった。
そういう人と出会えたことは本当に幸せだと思う。(= ̄ω ̄=)

出会いと言えば、この日も素敵な出会いがあった。
出会ったのはイタリア在住の日本人女性Mさん。
浴衣の女性とその両隣にいる男女
この日、フィレンツェでは日本の映画を紹介するイベントが
行われていたんだけど、その前をオレたちは偶然通りかかり、
そこでMさんと出会ったんだよね。

彼女は『六月燈の三姉妹』という日本映画のイタリア語字幕翻訳をした方。
でも実は本職は歌手で、映画の字幕翻訳は初めてなんだそうな。
しかしこの映画の舞台は鹿児島なため鹿児島弁がふんだんに使われており、
鹿児島出身でイタリア語も堪能なMさんに白羽の矢が立ったんだってさ。

残念なことにオレたちはその映画を見ることはできなかったけど、
Mさんとの出会い話ができたことは本当にラッキーだった。
しかも彼女はオレたちがよく滞在してるオスカル&シモーナ宅がある
北イタリアのガルダ湖近辺に住んでおり、
いつかまた会いましょうということになった。

これも何かの縁。
次に会えるのがとても楽しみだ。

話を戻そう。
オレたちの大事な友達ロレンツォとマリオ。
彼らはフィレンツェ・ウッフィツィ旗手団の一員でもある。
ロレンツォは旗を振り、マリオは鼓笛隊をやってる。

そして今夜、
フィレンツェの郊外にあるScandicciスカンディッチという町で祭りがあって
旗手団はそこで旗振りをするというので、ロレンツォと一緒に行くことにした。
(マリオは奥さんが身重のためお休み。)

夕方、仕事を終えたロレンツォとともにスカンディッチへ移動したオレたち。
ロレンツォをはじめ旗手団のみんなは着替えとか準備があるので、
オレたちは彼らとは別行動をすることになった。
彼らの出番までには時間があるし、とりあえず腹ごしらえをしなくちゃ。

どっかいいとこないかな?って探してたら、一軒のフリット専門店を見つけた。
店の中は人でいっぱい。こりゃきっと美味いぞ。間違いない。(笑)
ライトアップされた看板の店先
だってオレたちのうまい物発見センサーがめっちゃ反応してるもんね。
メニューを見ると、イワシや小エビ、野菜等、いろんなフリットがあった。
オレたちは野菜と羊の脳みその盛り合わせを注文。

え!羊の脳みそ?そんなゲテモノを?!と思ったそこのあなた!
羊の脳みそは、まるでフグの白子のようにめっちゃクリーミーでうまいのだ〜
食わず嫌いはもったいないよ〜〜〜 💣

注文すると店の兄ちゃんが、
お客さん通だね!でも、脳みそはちょっと時間がかかるんだ。
厨房にいるシェフ
だからこれでも食べて待ってて!と言って
頼んでいないイカのフリットを出してくれた。しかも揚げたて。

これが激ウマ!やっぱオレたちの
うまい物発見センサーの性能は素晴らしいね。(^_^)v

その後に出された野菜と羊の脳みそのフリットも最高に美味しかった。
かる〜くてサクサクの衣と野菜本来の甘さにノックアウトされたし、
もちろん羊の脳みその深い味わいは言うまでもない。

というか、あれは食べた人にしかわからないし
文字じゃ表現できない美味しさだよ。
あれはヤバイね、マジで。( ̄ー+ ̄)

このフリット屋さん、味も人も文句無しに良かったんだけど、
さらにもう一つ面白い物があった。
それは、この巨大なコショウを挽くミル。
長いミルを持った男性
冗談だろ?って最初は思った。
ところが実際は、本物のミルで、ちゃんとコショウが入ってた。(笑)
大きなミルの下にあるフリットが乗った皿
詳しく聞いたら100年以上前のアンティークらしい。
そういう物を普通に使っちゃうところがイタリアっぽくて素敵だね。

十二分に楽しませてもらったフリット屋を出て
ロレンツォ達が旗を振る会場である街の広場に向かった。
そして夜の9時過ぎ。
中世の衣装に身を包んだ彼らが登場すると観客からは歓声があがった。
中世の衣装で旗を振る人

彼らが旗を振り始めると、会場はどんどん盛り上がる。
中世の衣装で旗を振る旗手団
何度見ても彼らの技術や腕の力はスゴイと思う。

それに加えて、会場の中でオレたちを見つけると
隊列を崩してまでお喋りに来ちゃう自由奔放さが、これまた素晴らしい。(笑)
横に並んだ男女三人
もちろんこんなことを全員がする訳じゃないけどね。┐(´〜` ;)┌
ちなみにこれは旗手団のひとりで、オレたちの友達でもあるファブリツィオ。

そしてさらに、本当に凄いなあと感心することがまだ他にもある。
それは、旗手団の人々は仕事を終えた後に集まり旗振りをしているってことだ。

ちなみにこの日は土曜日だったから、仕事が休みの人もいるかもしれない。
けれど、彼らが旗振りの練習をしているのは大抵平日の夜だ。
今日の場合、夕方に集合し夜の9時ごろに旗振りが始まり、
最終的に全てが終わって帰途に着いたのは夜中の12時を回ってた。
すっごくタフだよね。

旗手団には小さな子どももいるのに、夜だろうが全く関係なし。
そもそも夜の9時ごろから祭が始まるってどーなの?
そんな時間から中世の衣装を着た人々が通りを練り歩く
このスカンディッチの町っていったい何なんだ?

イタリアって日本の常識じゃ考えられない事がいっぱいあって
しょっちゅうスゴいな〜って思うことがよくあるけど、
今日も沢山スゲえなぁって感心しちゃったよ。
明日は何が起こるんだろ〜〜〜?😃

イタリア語でありがとうは「グラツィエ」
今日も読んでくれてありがとう♪ グラツィエ\(^o^)/

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