UAE(アラブ首長国連邦)、バーレーン
そしてオマーンとやってきたら
あれれ?と思うことがいろいろあった。
例えば、気候。
いまは北半球は冬の季節。
真夏には気温50度にもなるという
灼熱砂漠のアラブ世界もいまは冬。
UAEでもバーレーンでも
日陰はちょっと涼しいくらい。
夜になるとかなり肌寒くなった。
でも、ここオマーン(マスカット)は違った。
格段に温かい。そして湿度も高い。
いかにも南国な空気だ。
街を歩くと男性の視線を感じる。
目が合うと、お茶目に眉毛を挙げたり
某かのレスポンスがある人が多い。
ヨーロッパ(イタリア・スペイン)の男性みたいだ。
アラブの男性たちのこういう様。
UAEやバーレーンではあんまりみなかった。
そして、男性の服装。
UAEやバーレーンの人たちはこんな感じや
こんな感じだったけど・・・
オマーンではこんな帽子を被っている男性が多い。
デザインが凝っていてなかなかオシャレ♪
街行くオマーン男性の姿。
浅黒い肌の人も多い。
このアラブの衣装にオマーン帽を被っているのだから
インド周辺系ではないと思うのだけど・・・
肌の色が褐色、もしくはもっと濃くて恰幅のいい体格。
アフリカを思わせる雰囲気の人が少なくない。
こういうタイプのアラブ男性も
いままでUAEやバーレーンではあんまり見たことがない。
どうしてだろう?
単純に他の国々よりアフリカに近いからだろうか?
でも、外国人労働者というよりはオマーン現地人っぽい???
マスカット郊外バルカのフィッシュマーケット。
この帽子にダブーッとした衣装。
そして肌の黒い男性の姿を見ていると
ふと思い出した人がいる。
昔、たけしの番組に出てたゾマホンさんだ!
彼はベナンって国の人だけど、帽子の雰囲気がよく似てる。
オマーン男性の出で立ちが
私の目にはアラビアンというより、アフリカンに映ってしかたない。
こないだ乗ったルートタクシーの運ちゃんは
学校に通ったこともないが、11カ国語話せるといってた。
アラビア語に、英語に、
ファルス(ペルシャ語)に、フィリピン(タガログ語)に・・・
あとはアフリカ系の言語がいくつも並ぶなか
ザンジバルというのが耳についた。
ザンジバル語なんてのもあるんだ。
そして、昨日トイレ探しを手伝ってくれた親切な男性。
この人も色が黒いなぁ・・・と思っていたら
私の顔をみてこういった。
ザンジバルにいる私の妹にそっくりだ!
ザンジバル人に似てるっ?!
我ながら超ウケたーーー (=^▽^=)
顔の作りについては、いままでさんざん
いろんな国の人にいろんなことをいわれてきたワタシ。
メキシコ、ペルーなど中南米系や東南アジア系がよくありがち。
バーレーンで出逢ったフィリピン女性に
旦那さんの顔は日本人だけど
あなたの顔はわたしたち(フィリピン人)と同じだわ〜。
ホントに日本人?100%日本人?
とかなりしつこく確認されたのが記憶に新しい。
まぁ、日本に暮らしているフィリピン人に
フィリピン人と間違われる顔を持つ父似なのだから
彼女がいうのもあながち間違いではないと思う…(笑)
でも、さすがにザンジバル人は初だ!
しかも身内がいうんだから、相当似ているんだろう。
・・・おっと、話を戻して。
そう、ここにはザンジバル系のオマーン人もいるのだ。
オマーン海洋帝国。
19世紀の一時期、最盛期を迎えたオマーンは
パキスタン西部から東アフリカ海岸一帯までを支配下に置き
ザンジバルに都が遷ったこともあるという。。。
(ザンジバル、現在はタンザニア領)
オマーンの人々にどうもアフリカを感じるので
調べてみたら、そういうわけだった。
世界は知らないことだらけだなぁ。
アフリカを感じるアラブの国。
オマーン、不思議な魅力を放つ国。
アラビア語でありがとうは「シュクラン」
今日も読んでくれてありがとう♪ シュクラン \(^o^)/