ガズィアンテプにあるゼウグマ・モザイク博物館。
世界最大級といわれるこのモザイク博物館には
古代ローマの属州となったコンマゲネ王国の町ゼウグマで出土した
美しいモザイクの数々が展示されている。
と聞いてはいたけれど・・・まさか、ここまでとはっ👀👀👀
ローマ時代のモザイク。
いままでもそれなりにいろいろ見てきたけれど
こんなに保存状態がよくて、絵画のように美しいモザイクが
山のようにあるなんて信じられないーーーw(゚0 ゚)w
床にも壁にもモザイクがぎっしりの館内。
例えばこのモザイク。
人物が描かれている部分に近寄ってみて見ると・・・
モザイクでここまで描写できるのー?!
こちら↓の絵なんて透け感のある布地までリアルに表現されてる。
こうした↑図柄も一見シンプルな幾何学模様のようで
見れば見るほど凝っていて唸ってしまう。
細かい絵柄になると大きさ一センチ四方にも満たない石ばかり。
ガラスのような素材も使われていたりする。
このモザイク、こんな水際で発見されたの?!
そういえばこの博物館の目玉
ガズィアンテプのシンボルの彼女も
ユーフラテス河畔の住民が見つけたんだっけ。
館内で唯一真っ暗な個室を与えられた彼女。
なぜ、彼女だけがここまで特別扱いなのか。
写真や町中にあるコピー(模倣画)を見ているだけでは
全くピンとこなかったけれど。。。
実物を目の当りにして初めてわかった。
美しすぎる・・・
生き生きとした瞳の輝き。
まるで化粧を施したかのような頬の陰影。
その名はジプシーガール。
ちょっと斜に構えた彼女。
ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザと同じ
四分の三正面というアングルも美しさの秘訣かな?
(モナ・リザより約千年前だけどね)
いい味出してたこのゾウさんも
個人的にはかなりツボ(^o^)v
館内で中学生たちに取り囲まれた夫。
このあと恒例の撮影大会がスタート(笑)
一緒に写真撮って〜と臆さずに集まってくる
トルコの子どもたち(たまに大人もあり)の無邪気さがいいね。
宿への帰り道に寄ったショッピングセンター(FORUM)。
こんなとこにも人知れず彼女がいました〜(^ ^)
って、さんざん彼女呼ばわりしてきたけれど
「ジプシーガール」ってのはじつはあだ名で、その正体はいまだ謎。
アレクサンダー大王かもって説もあるんだって!
夜には、昨日約束したバクラヴァ屋さんへ再び。
ちょっとポッチャリの自分のお腹を指さして
ブッダ(大仏)みたいでしょ?と笑いを誘う明るいおじさんたちは
今日もまたお代を受け取ろうとはしなかった。
いつまでも手を振って見送ってくれたおじさんたちの笑顔。
忘れられない思い出がまたひとつ・・・