クラクフKrakówは巨大なユダヤ人街があることで有名だ。
今日はそこに行ってみることにした。
中世の頃からポーランドにはヨーロッパ各地の迫害から逃がれてきた
多くのユダヤ人が住んでおり、クラクフはその中でも
巨大なユダヤ人コミュニティがある都市だった。
ちなみに昨日行ったアウシュビッツがクラクフ近郊に作られた理由のひとつは、
クラクフに大勢のユダヤ人がいたためだ。
映画『シンドラーのリスト』の舞台もクラクフで、
オスカー・シンドラーの工場があったことでも知られている。
ユダヤ人街のあるのはカジミエシュKazimierz地区。
そこまで歩いていこうと思ったら、偶然街の市場を発見。👀
寄り道してみた。
ここは完全に地元民のための市場。
観光客がほとんどいない。✌️
野菜、肉、パン、雑貨等、いろんなものが売ってたけど、
生のヒマワリが沢山売ってたのには驚いた。
しかもデカい!
直径30cmは余裕であったよ~~~😃
市場の後、カジミエシュ地区に到着。
ユダヤ人街の中には、シナゴーグが幾つもあった。
全く読めないヘブライ文字。
このシナゴーグの屋根の上には、ダビデの星が掲げられてた。
また、ユダヤ料理を出すレストランも沢山見かけた。
これは第二次世界大戦で犠牲になったユダヤ人の慰霊碑。
クラクフにいた多くのユダヤ人が亡くなった。
アウシュビッツだけが悲劇の場所ではない。
これはカジミエシュ地区にあった市場。
ポーランド名物のザピエカンキZAPIEKANKIが売られてた。
ザピエカンキは細長い形のピザ(風)トースト。
幾つもザピエカンキ屋があり、
客がいる店といない店の差がスゴかった。
食べてみたよ!
へへへ〜〜〜〜大きいでしょ!
ピザトーストって言えばピザトーストなんだけど、
パンがちょっと違うんだな。
結構うまかったよ〜〜〜 (*゚∀゚)=3
これは街中にあったヨハネ・パウロ2世の銅像。
クラクフはローマ法王だったヨハネ・パウロ2世の出身地。
だから街には彼の銅像や、縁の場所がいくつもある。
ヨハネ・パウロ2世はクラクフ近郊で生まれ育った。
恐らく、ここで起こった多くの悲劇を見たのだろう。
その後彼は世界平和の実現に尽力した。
彼の功績は大きく、世界に大きな影響を与えた。
しかし、戦争が地球上からなくなったわけではない。
世界平和を願っているのは彼だけではなく、
世界中の人々が永遠の平和を願っているのにもかかわらず、
今もどこかで戦争の炎が燃えている。
日本でも現在、憲法9条を変えようという動きがある。
本当にそれでいいのだろうか?
もう一度よく考えた方が良いと思う。
平和な世の中を作る為には何が必要で何がいらないのか。
そんなことを彼の像を見ながら思った。