昨日のヴィエリチカ岩塩坑と同じく
ここクラクフの旧市街(歴史地区)もまた
12件ある世界遺産登録第一号のうちのひとつ。
旧市街への入口にある城壁とその砦、バルバカン。
いかにも中世な雰囲気(^_^)
旧市街のメイン広場は予想外に広々とした明るい空間。
それもそのはず、中世から残る広場としては欧州一の広さだそう。
広場に面して建つ聖マリア教会。
教会の塔から毎正時に鳴らされるラッパの音は旋律の途中で突然止まる。
それはその昔ラッパを鳴らしていたまさにそのとき
タタール人の襲撃により倒れたラッパ手のエピソードに由来するという。
メイン広場を抜けると。。。なにかのイベント?
ろくろを廻す職人さんや民芸品の数々。。。
どうやらポーランド各地の民族が集まって
その伝統文化を紹介するお祭りが開かれているようだ。
ステージ上では歌や踊りも披露されている。
いきなり腕立て伏せのような踊り。
オレはこんなに強いぜ〜!って女子にアピールなのかな?
私の目を釘付けにしたおばさん。
彼女が編んでいるのはタティング(タッチング)レースなんだけど
その作品のレベルが国宝級!!!👀
タティングレースは他のブースにも並んでいたけれど
おばさんの作品とは雲泥の差。
博物館以外でこんなレベルのタティングを見たのは初めて!
もう大興奮(((o(*゚▽゚*)o)))
よ〜くみるとおばさんの襟にもタティングレースが施されているよ♪
ちなみに。。。
こっちのヒトは例の如く、美味しい匂いのする先に釘付けね(笑)
タティングだけでなくかぎ針編み(クロッシェ)やボビンレースも!
こちらのかぎ針編みのおばさんにも驚愕 Σ( ̄□ ̄;)
なんて針の持ち方なのっ?!それでいてめちゃめちゃ早い!!!
模様はもちろん、ひとつひとつの編み目の美しさにもうっとり♪
お土産としてのレース編はいままで欧州中で目にしてきたけれど
一応自分でも編む身の私としては、ここまで惹き付けられるのは稀なこと。
その稀がここだけでどんだけあるんですかー?!って状態。
ポーランドってこんなレース大国だったんだーw(゚0 ゚)w
わー!!これって昔のキャベツ千切り器?
ザウワークラウト用かな〜(^o^)とキャッキャッしていたら…
どこから来たの?東京?
じゃ、伝統料理も味わってみる?
民族衣装の男性のひとりに誘われるまま
このお鍋で炊かれていたスープ、
そして森のハチミツまでご馳走になりました。
日露戦争時にロシア兵の捕虜として日本にやってきたポーランド人が
日本人に手厚い待遇を受けたことが語り継がれ
ポーランドには親日家が多いという話があるとか。
だからなのか、はっきりとはわからないけど
ポーランドでは好意的に接してもらえることが多いなか
今日も数いる観光客の中で
なぜか私たちだけがこんな歓待を受けてしまった。
アンジェさん、酋長さんありがとう、dziękuję(ジェンクイェ)♪
ちなみに、彼らの衣装。
総フエルト製のズボンに毛糸の靴下!暑くないのかなぁ???
さっきのキャベツが舞台上でこんなことに。
昔、こうやって漬けてましたーって実演みたいだけど
裸足でフミフミされたキャベツを直食いさせられている男性がいたり…
なかなか皆の笑いを誘っていたステージでした。
ホントはもっと街散策しようと思ってたんだけど
この会場のあまりの楽しさにすっかり魅了されちゃいました(^ ^)