現在リトアニアの首都ビリニュスVilniusに滞在中。😃
これは街の中心を流れるネリス川。
バルト三国の他の国の首都(エストニアのタリンとラトビアのリガ)は
港町だったけど、ここビリニュスは海から遠くはなれた内陸の街だ。
この街も世界遺産に登録されてて見所たくさん。
まずは大聖堂に行ってみた。💨
写真に入らないほど大きい大聖堂とその前に建つ鐘楼。
ここはリトアニア人にとっての聖地みたいなとこらしい。
大聖堂の前に人だかりができていたから行ってみると、
こんなプレートが埋め込まれてるのを発見した。👀
何だこれ?
そのプレートを見てたら、人が立ってグルグル回りだした。
何してんだ?
ツーリストインフォメーションのおねーさんに聞いたら、
このプレートに乗りグルグル回りながら
大聖堂に向かって祈れば願いが叶うとのことだった。
やってみた。✌️
写真はふざけてるみたいだけど、結構マジメに祈ってみた。
お次は夜明けの門。
これはビリニュスを囲む城壁に9つあった門のうちの一つ。
でも今はこの夜明けの門しか残っていない。
ちなみにこれは門の外側で右側には城壁の一部が残されてる。
そしてこれが門の内側。
門の上は礼拝堂になってて、中にはマリアの肖像が置かれている。
礼拝堂の中では多くの人が真剣にお祈りしてる。
このマリアの肖像は奇跡を起こすと信じられているそうな。✨
オレも一緒に祈ってみた。
そしてお約束、街の市場。
これを外しちゃいけないね。
ビリニュスは内陸の街だからか、魚介類を扱う店が少なかった。
そして、海の魚より鯉の仲間やニジマスみたいな淡水魚が多い。
やっぱり地元で獲れるものを食べるってのが大事なのだ〜〜!👊
そして肉!
特にハムやベーコンみたいな
スモークしてある肉のラインナップが尋常じゃなくて驚いたね。w(゚0 ゚)w
(詳しくは世界みてある記の方に載ってるよ〜)
最後に、杉原千畝さんのモニュメントを見に行った。
彼は第二次世界大戦中のリトアニアで、
ユダヤ人の命を守る為に尽力した素晴らしい人物だ。
杉原さんや、彼と同様に多くのユダヤ人を救ったオスカー・シンドラー。
もし彼らがいなかったら…と考えると恐ろしくなる。
でも彼らが救えたのは、大量に虐殺されたユダヤ人のほんの一部なのも事実だ。
そもそも戦争がなければ、
ユダヤ人だけじゃなく世界中の多くの命が救われただろう。
戦争は恐ろしい。
でも、その恐ろしさが忘れ去られつつあるような気がする。
先日、日本では終戦記念日だったから、
恐らく第二次世界大戦に関するテレビ番組とかが
放送されていたのではないかと思われるけど、
実際のところどうだったんだろう?
オレが子どもの頃、終戦記念日や広島と長崎に原爆が落とされた
8月6日と9日には戦争関係の特番が沢山放送されてた。
でも最近は、沖縄の地上戦や東京大空襲、神風特攻隊、
グアムやサイパン等での出来事、シベリア抑留などを取り上げた
戦争の悲劇を振り返るような番組が
どんどん少なくなってるんじゃないだろうか。
そういう番組は視聴率が取れないのかもしれないけれど、
もっと戦争の無意味さや悲惨さを伝えていくべきだと思う。
それがマスコミの仕事というか使命なはず。
ぜひとも頑張ってほしい。
そして、戦争の恐ろしさを伝えることは、マスコミじゃなくてもできる。
戦争を体験したおじいさんやおばあさんじゃなくても、
歴史や社会の先生じゃなくても、伝えていくことはできる。
キミも、オレも、誰でも。
8月15日には戦争のことを考える人がいるだろうけど、
そこから数日経つと別の話題ばかりになる。
だから今日、戦争についてあえて書いてみた。
戦争の悲惨さを継続的に伝えていくことが
平和を維持し戦争を繰り返さないことに繋がると、
オレは信じているから。