この日はオスカルとシモーナの家があるブッソレンゴを出て、
ベローナから電車でフィレンツェに向う予定だった。
お昼過ぎ、オレたちは荷物をシモーナの車に載せて出発。
そしてベローナに行く途中で、
オスカルが働いてるパニーノ屋さんに寄った。
シモーナは車をオスカルのパニーノ屋から一番近い場所に停め、
オレたちは荷物を彼女の車に置いたままで彼が作るパニーノを食べた。
これまで何度もオスカルのパニーノを食べてきたけど、
今日も相変わらずウマいね〜〜〜!
だけど、それも今日で当分の間は食べ納め。
ちょっと残念だけど仕方がない。
そしてパニーノを食べ終え、オスカルと別れの挨拶をかわし、
シモーナの車に乗ろうとしたその時!
異変に気づいた。😞
鍵を締めたはずの車のドアが開いている。
車内に置いてあった嫁さんのカバンがない‼
すぐに警察に連絡し、状況を説明。
その後、警察署に移動しこの事件に関する書類を作ってもらった。
あ〜〜〜〜⤵
パスポートに、現金、クレジットカードなどが
一遍になくなるという最悪の事態だ。⤵⤵⤵
だけど不幸中の幸いと言うべきか、ここにはシモーナとオスカルがいる。
言葉の面でも精神面でも沢山助けてもらってしまった。
オレたちが車内に荷物を置いていったばっかりに、
車上荒らしに狙われ鍵を壊され、彼らも被害者なのにオレたちを支えてくれる。
なんとありがたいことか。😖
普段は絶対に荷物を車内に置きっぱなしになんてしないオレたちだけど、
パニーノ屋からシモーナの車は距離にして3mぐらいしか離れてないし、
昼間の1時頃だし、そこら辺を人がそれなりに歩いているし、
まぁ大丈夫だろうって思い、荷物を置いてしまった。
盗まれたカバンは一つだが、
その中にはパスポート、財布、PC、カメラ等、重要なモノが沢山入れてあった。
そして、写真のデータがなくなったのが一番痛い。
なんたる不覚…
なぜ、荷物を車内に置いていってしまったのか?
恐らくオレたちに油断があったんだろう。
ここは勝手知ったるイタリア。
他の国ならともかく、ここイタリアでオレたちが
物を盗まれるなんてことはない…的な気の弛み。
きっとこれは、今後も旅を続けるオレたちに対する試練なんだろうな。
オレたちはこれからもいろんな国を旅する予定だ。
だからこそ、一回原点に戻るというか
気合いを入れ直さなきゃいけないんだろう。
大事なものを盗られたことは悔しいけれど、
命が取られたわけでも怪我をしたわけでもない。
この経験を、今後にいかしていけばいいだけの話だ。
後ろを向いても仕方がない。
前を向け。
進め、前に。
明日は来る。👊
イタリア語でありがとうは「グラッツィエ」
今日も読んでくれてありがとう♪グラッツィエ\(^o^)/