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アイスランドのゴールデンサークルへ

アイスランド

今日はゴールデンサークルGolden Circleに行くツアーに参加した。🎵
ゴールデンサークルとはレイキャビクの近郊にある
幾つかの名所の通り名で、別に『金色の輪っか』なわけではない。

このゴールデンサークルを巡るツアー、
どこのツアー会社も大抵一日と半日のツアーがあって選択できる。

オレたちは半日ツアーの方を選んだ。
半日でも、オレたちが行きたいと思ってた場所は全部網羅されてるからね。
そっちの方が安いし早起きしなくていいし。(笑)

ツアーの小型バスがまず向かったのは
Skálholtスカールホルトという小さな村の教会。
ここの村、今はとっても小さな村。
白い小さな教会
だけどこの教会は18世紀ごろまでは
アイスランドで最も権威のある場所だったらしく、
11世紀ごろの書物にはスカールホルトが
国内で一番大きな都市だったという記録も残ってるんだって。w(゚0 ゚)w

こんな何にもないところが?って不思議に思うけど、昔は違ったらしい。
教会も今は小さいけど、昔は倍近くの大きさがあったんだってさ。

これは教会のすぐ近くにあった建物の跡。
草原の中に見える古い建物の跡
今は基礎の部分しか残ってないけど、部屋が幾つもあったのがわかる。
アイスランドの政治や文化の中心的な役割が
ここスカールホルトにあったというのもうなずける。

スカールホルトを出て次の目的地に行く途中で、羊の群れに遭遇した。
路肩を歩く馬に乗った人と草原に放牧されている羊の群れ
アイスランドでは多くの羊が家畜として飼われてて、
その数はアイスランド国民の総人口よりも多いんだそうな。

道路を埋め尽くす羊の群れ。
車にもほとんど動じない。💧
道路を占領する羊の群れ
どかね〜と食っちゃうぞ〜〜〜(笑)

そしてやっと次の目的地、Strokkurストロックル間欠泉に到着!

ここから先、80度〜100度♨️
入っちゃダメだよ〜〜〜の看板。
緑の看板が立っている地面
モクモク湯気が上がってるところが幾つも見える。

お湯が沸いてる泉(池?)。
地面から湧き出る間欠泉
こんなのが沢山ある。

その中に、約5分ごとに熱湯と水蒸気を吹き上げる間欠泉がある。
草原の中に湧き出る間欠泉
↑お!今、吹き上げた!!すげ〜〜〜!!!

コマ送りで見るとこんな感じ。
湧き上がり始める間欠泉

少しずつ湧き上がる間欠泉

どんどん湧き上がる間欠泉

高く湧き上がっていく間欠泉

高く湧き上がってきた間欠泉

大きく湧き上がる間欠泉
どど〜〜〜〜〜ん!ばさ〜〜〜〜〜〜!!

水しぶき(熱湯しぶき?)のは高さ約20m!!
大きく高く湧き上がる間欠泉
かなり感動したね。

大体5分に一回のペースで吹き上げるんだけど、
たまに3分半ぐらいで噴出する時がある。
でもそういう時は、噴出した数秒〜数十秒後に必ずもう一度噴出する。
なんだかとっても面白い。😃

お次はGullfossグトルフォスというアイスランド最大規模の滝。
三角州のような滝
この滝は2段構えになってる。
1段目(上の滝)は全部見えるけど、
2段目(下の滝)は高低差がありすぎて滝壺がどこだかわからない。

これが2段目の滝。
クレバスのように切り込んだ滝
下の部分が水しぶきで見えないよ〜🌁

滝を流れ落ちる水の量が多いし、滝自体の高低差もあるから
水しぶきの舞い上がり方が尋常じゃない。
この日は風も強く、オレたちのいる滝の上まで
水しぶきが飛んでくるからまるでちょっとした嵐のような状態。😞
飛沫が上がる滝の上で片手を上げる人
滝に対抗するため(?)、嫁さんは完全防水仕様。

ちなみに、天気のいい時には滝が金色に見えることから
Gull(アイスランド語で『金色』という意味)
foss(同じく『滝』の意味)という名前なんだって!
次は晴れてる時に来てみたいね!!☀️

そして最後に、Þingvellirシンクヴェトリル国立公園に行った。
石垣のような崖がある遊歩道
ここは世界遺産に登録されてる。💡

シンクヴェリトルではアルシングと呼ばれる
アイスランドの全島会議が行われてた。
写真中央にある白い柱があるあたりに人が立ち、演説をしたんだそう。
階段の奥に見える石垣と白いポール
しかもアルシングが始まったのは、何と西暦930年!
1000年以上も前のことだ。スゴいよね。(*゚o゚)ノ
だからアルシングは世界最古の議会とも呼ばれてるんだよ〜〜〜

そしてシンクヴェリトルにはもう一つ目玉がある。
それがコレ。
地面の裂け目
コレは地球の裂け目だ。
正確にはこういう裂け目がシンクヴェリトルには
沢山あって、その様子は実に壮観。

実はここシンクヴェリトルは、
北米プレートとユーラシアプレートの境目に位置してる。
プレートはそれぞれ別の方向にほんのちょっとずつ動いてる。

故にこの裂け目が左右(方角的には東西)にちょっとずつ広がり、
アイスランド全体としては1年に約2〜3cm東西に大きくなってるのだ。
いや〜〜〜スゴい!
既に知っていた事ではあるけれど、
それを目の当たりにするとやっぱり感動しちゃうよ。

アイスランドはそれほど大きくはないけれど、
今まさに大きくなってるんだね。
地球は生きてるのだ〜〜〜〜〜〜〜〜‼

ところで、シンクヴェリトルからレイキャビクに戻る途中、
先日のヴァトナヨークトル氷河に行くツアーでも目にした
地熱発電の湯煙を多数見かけた。👀

先日、アイスランドは火力や原子力を使わずに
自分の国にあるものだけを有効活用して
発電を行っているっていう話をブログに書いたけど、
アイスランドも昔は火力発電も行ってたんだそうな。
しかし石油ショックをきっかけに、火力発電をやめたんだって。

日本と同様に石油を輸入するしかないアイスランドは、
金のかかる石油を使った発電から
水力や地熱での発電に切り替えることにした。
今では全ての電力を水力発電と地熱発電でまかなってる。

ようするに、人間やろうと思えばある程度何でも出来るってことだ。
例え最初は困難でもね。👊

日本も原子力発電や火力発電以外の道が選べると思うんだ。
いきなり全部を変えるのは難しいだろう。
でも、日本の技術と新しいものを作り出す創造力があれば
いつかは出来るんじゃないだろうか⁉

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