ブダペストBudapestはハンガリーHungaryの首都。
世界遺産にも登録されてる中欧を代表する古都だから見所も多い。
今日は多数あるブダペストの見所の中から、
まずは国会議事堂に行ってみることにした。
この国会議事堂、セキュリティーの問題から
自由に見て回ることは出来ず、ガイドツアーに参加しなきゃいけない。
ガイドツアーは英・仏・独・伊・西・ハンガリー語など
数カ国語の中から選ぶことができ、オレたちは伊語を選択。👊
ただその前に、入場チケットを購入する必要がある。
入場チケットは事前にネットでも買えるけど
チケットをプリントアウトして持っていかねばならない。
それはちょっと出来ないので、噂では非常に待たされるという
悪名高きチケット販売窓口に並ぶことにした。
窓口に着いたのは1時ちょっと前。
多分50〜60人ぐらいの人が並んでた。
でも日本のディズニーランドとかに比べれば、
こんなのは楽勝だぜ!って思った。
ところがどっこい、全く列が前に進まない。
しかも炎天下。あち〜よ〜〜〜☀️
インフォの兄ちゃんに「あとどんくらい待つ?」って聞いたら、
最後尾なら1時間以上と言われた。マジかよ?😞
でもその時点では最後尾じゃなかったし、
あと40分くらいかな〜?って楽観的に考えてた。
2時からイタリア語のガイドツアーもあるし、
タイミング的にはバッチリだ!なんて時間を計算してた。
しか〜し…
待てども待てども列はほとんど前進しない。
周りで並んでる人たちも「まだかな〜」とか「遅いな〜」とか言ってる。
その話し声を聞いて少し驚いた。
オレたちの前も後ろもイタリア人だらけ。(笑)
何故かイタリア人と縁があるオレたち。本当に不思議だ。
それはともかく、オレたちのすぐ後ろに並んでた
イタリア人家族(ラファエッレさん一家)とのおしゃべりが始まった。
日本のことやイタリアのことなど、待っている間いろんなことを話した。
久しぶりのイタリア語での会話だったから楽しかったな〜〜〜🎵
ところで、最初は気づかなかったんだけど、
彼らをはじめとして周りのイタリア人の多くが
イタリア語を話す日本人(オレたち)に興味津々な様子。
オレたち的にはラファエッレさん達にだけ話してるつもりなんだけど、
その他のイタリア人もフムフムって聞いてて、それがとてもおかしかった。
特にオレが日本食の話をしてる時なんかは特にスゴかったね。
あのよく喋る(黙ってられない)イタリア人達が、
超真剣モードで静かにオレの話を聞いてた。面白いよね。😃
イタリア人は食べるのが好きだから、みんなマジ顔。
ま〜オレのイタリア語は文法とかがめちゃくちゃだから
しっかり聞かなきゃわからないからなんだろうけど。(笑)
そうこうしてるうちに、やっと窓口にたどり着いた。
なんでこんなに待たせるんだ?という理由がここに来てやっと判明した。
なんと販売窓口には、切符売りのおねーさんが一人だけ。
たった一人ってどういうことやねん!いくらなんでもやる気なさすぎだろ!!
今月ヨーロッパに戻ってから、ドレスデン、プラハ、
ブルノ、ブダペストと、旧社会主義国の都市に滞在してきた。
その中で時々感じてきたことがある。
それは、働いてる人たちの動きが鈍いということ。
やる気がないというか手を抜いてるというか…
なんでもかんでも必要最小限なんだよね。
必死こいてやったって給料変わんないしね〜的なオーラが出まくってる。
全員とは言わないけど、接客業にも関わらず愛想がない人が多いし、
どんな業種でも基本的に仕事がのろく、かつ大雑把でテキトー。
待ってる人がどれほどいたとしても、
急ごうとか一生懸命やろうっていう感覚がないんだろうな。💧
そして切符を買えたのは2時過ぎ。
結局1時間以上かかったし!インフォの兄ちゃんの嘘つき!!
参加したかった2時のガイドツアーには間に合わず、
その次の回(3時半スタート)になってしまった。
なんだかな〜〜〜⤵⤵⤵
あー腹も減ったよ。😵
とりあえず、急いで3時半までの間に軽く食べてくることにした。
食べたのはハンガリーの伝統的なお菓子Kürtőskalácsキュルトゥシュカラーチ。
チェコでもあったこのお菓子、中欧ならどこでも名物なのかもね。
食べ終わったら国会議事堂にとんぼ返り。
ガイドツアー開始にはギリギリ間に合った。
入り口の前にはさっき出会ったラファエッレさんたちもいた。
そしてついに国会議事堂へ!
中に入る際は厳重なボディチェックと荷物のチェックがあり、
撮影していい場所とダメな場所の確認が何度もあった。
テロ対策の為だろうね。こういうのは仕方ない。
中はけっこう豪華なつくり。
大量な金が使われてて、かなりキラキラした感じ。
でも中南米で見た教会や大聖堂の中には、
もっともっと金ピカなとこがあったな〜〜〜✨✨✨
ところで、国会議事堂の見所のひとつに
聖イシュトヴァーンの王冠(ハンガリーの聖冠)という冠がある。
王冠の周囲には常にぴったりと衛兵が立ってて、めちゃくちゃ厳かな雰囲気。
だけどこれは撮影禁止だったから写真がないんだよね。
ちょっと残念。でも見れただけでもマシなのかな。
ここは会議場。
昔は日本と同様の二院制だったけど、今は一院制なんだって。
国会議事堂の後はラファエッレさん達と一緒にマルギット島に行ってみた。
ここはドナウ川の中にある島でブダペスト市民の憩いの場所。
島全体が公園で緑が多く、ブダペスト名物の温泉もある。
あと、噴水が立派だったね。
毎時丁度に噴水が音楽に合わせて水の向きや量を変え、
まるで一つのショーみたいだった。
全く想像してなかったから驚いたよ。
島の広場で一休み。
その後、島を出てドナウ川に沿って散歩。
昼間見た国会議事堂に夕日が当たって奇麗だったね。
みんなで記念撮影!📷
ラファエッレさん一家とはここでお別れ。
彼らもまだブダペストに滞在してるようだから、また会えるといいね!
そして夜9時過ぎ。やっと日が沈み夜景がきれいになってきた。
ライトアップされた鎖橋。💡
それにしても、今日も盛りだくさんだったな。
明日ちゃんと朝起きれるかな〜〜〜?